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過去記事検索:カテゴリー「リテラシー」の記事一覧

情報はすべてロハス・メディカル本誌発行時点のものを掲載しております。
特に監修者の肩書などは、変わっている可能性があります。

食事の制限があります。職場や趣味のまりなどで配られる茶菓子を断れず、っています。どうしたら良いでしょうか?
答える人 佐藤まりさん(50代女性 1型糖尿病)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長

梅村聡の あの人に会いたい  江崎禎英・経済産業省政策統括調整官 兼 内閣官房健康医療・戦略室次長 (下)

患者の自律をサポートするには何が必要なのか、元参院議員・元厚生労働大臣政務官の梅村聡医師が、気になる人々を訪ねます。
 お菓子売場では近頃、「乳酸菌入り」を謳った商品が目に付くようになりました。中には「こんなものにまで」と思うものも。乳酸菌を正しく知り、賢く活用するための3回シリーズです。
文・堀米香奈子 本誌専任編集委員。米ミシガン大学大学院環境学修士
病気になってから、恋愛に対して後ろ向きになり、なかなか一歩が踏み出せません。どうしたら良いでしょうか?
答える人 宿野部武志さん 40代男性 慢性腎不全による人工透析中
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
ハート・リング運動専務理事 早田雅美
 6月15日に警察庁から「平成28年における行方不明者の状況について」という発表がありました。2016年1年間に全国で、認知症が原因で行方が分からなくなったとして警察に届け出があった人は対前年比26.4%増の1万5432人だったそうです。
使え使えと国が言うし、値段も安いらしいから、と後発医薬品(ジェネリック医薬品)のお世話になっている方、少なくないと思います。でも、メリットであるはずの「安い」が本当に徹底されているかを突き詰めると、意外と怪しいのです。
本誌編集発行人 川口恭

 健康保険で認められる医療行為は、全国どこでも同じと思っていませんか? 確かに値段は一緒(物価は全然違うのに)ですが、保険からの支払いが拒絶される(かもしれない)行為は都道府県ごとに違っていて、そんなローカル・ルールが少なくとも万件単位で存在すると分かってきました。実際に提供されている量も、数倍違うことが珍しくない、とか。不公平ですよね。

本誌編集発行人 川口恭

ハート・リング運動専務理事 早田雅美

 認知症は確実な原因がまだ究明されておらず、根治できる治療法もありません。現役世代の多くの方が、「ウチの親も大丈夫か心配......でもどうしたらいいの?」と不安を持っていることが推察されます。そんな現役世代の皆さんに向けて今回は書いています。
 この2年半ほどの間に結婚、出産、転居を経験し、さらに体を壊して実家で療養しました。この間、記者として知っていたつもりで、でも意外と分かってなかったことも多いと気づきました。記憶が新しいうちに書き留めておきます。
論説委員 熊田梨恵(社会福祉士)

病気の子どもに口うるさく言って、ケンカになってしまいます。どうしたらよいでしょうか?

答える人 高橋織さん(40代女性 アレルギーの子どもを持つ母)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
ハート・リング運動専務理事 早田雅美

 2月26日の日曜日に福岡市で「口から考える認知症」フォーラムを開催しました。会場のソラリア西鉄ホテル「彩雲」には、400名を超える市民の皆さんが集まってくださり、最後まで熱心に講演に聴き入っていらっしゃいました。
リハビリが大事なことは分かるんですが、なかなか長続きしません。どうしたら良いでしょうか?
答える人 瀧 泰元さん(30代男性 脳出血、てんかん)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
ハート・リング運動専務理事 早田雅美
 「人はいつか必ず老いる」ことは、誰もが理解しています。一方、「若返り」「アンチエイジング」は、現代人が競ってめざす魅力あるテーマになっています。つまり私たちの生きる時代は、自然の摂理に逆らって若いことを尊ぶ時代と言えます。
診察の時、訊きたいことがまとまりません。主治医とどんな風に話したら良いでしょうか?
答える人 脇美穂子さん(30代女性 1型糖尿病)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
ハート・リング運動専務理事 早田雅美
 介護を理由に仕事を離れる人の数は、年間およそ10万人とも言われています。育児・介護休業法では、一定の条件の下、介護を担う社員が申し出ると、会社は介護休暇を与えたり労働時間を短縮したりすることとなっています。しかし、実際に介護休暇を取得している人の割合は、働きながら介護をしている人のうち男性で2.5%、女性で2.2%ということです。

 読者の皆さんは、この低さをどう思われますか? 

薬を飲んでも良くなった気がしないので、もらうだけで飲んでいません。このままで構わないでしょうか?
答える人 久由紀子さん(30代女性 クローン病)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長

パン~リン酸探検隊④

前回、食品添加物からのリンの摂取は、1日500㎎未満を目安にしたいと説明しました。食品のリン酸塩の使用状況調査、第3弾はパンです。売上上位3社の広報部署に問い合わせました。
文・堀米香奈子 本誌専任編集委員。米ミシガン大学大学院環境学修士
※生地を焼いて作るもので、揚げて作る「ドーナツ」は含みません。
家族が病気のことを分かってくれません。どうしたらよいでしょうか?
答える人 北原詠美子さん(40代女性、強皮症・全身性エリテマトーデス)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
 体内で出来るリン酸カルシウム結晶(CPP)が血管石灰化をひき起こすことを明らかにした自治医科大学抗加齢医学研究部の黒尾誠教授によれば、健康な人でも若いうちで1日2g以上、50歳意向だと1日1g以上のリンを尿から排泄すれば腎臓が傷むかもしれないとのことです。腎機能の悪い人は、もっと少量しか安全に排泄できません。
文・堀米香奈子 本誌専任編集委員。米ミシガン大学大学院環境学修士
病気になってから、不安やイライラで気持ちが落ち着きません。どうしたらよいでしょうか?
答える人 池田愛さん(40代女性、潰瘍性大腸炎)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長

「STAP細胞」が世界の注目を集めた背景には、再生医療への強い期待があります。人工多能性幹細胞(iPS細胞)から色々な臓器の細胞ができたと報じられ、実用化も近いような雰囲気を醸し出していますが、現実問題として広く臨床応用されるようになるのは、まだまだ遠い未来の話と思われます。「立体構造を持ち、機能する臓器」の作製が、大きな壁として立ちはだかっているからです。
(九州メディカルライター 南家弘毅)

本人の同意なしに患者情報を知らせるのか?

 多くの国民から不安視されながら昨年12月6日に強行採決で成立した特定秘密保護法。色々と心配なことはあるにしても医療と関係する話ではない、と思っている方も多いかもしれません。しかし、施行されれば極めて深刻な問題をひき起こす可能性があります。

介護保険について、自己負担の増額や特養入所要件の厳格化など、利用者にとって厳しく聞こえる改革案がニュースになっていますが、私はこのような痛みを強いる改革で制度を延命させるより、原則的には医療保険に一本化すべきだと考えます。

皆さん、携帯電話の仕組み、人に説明できますか? ほとんどの人はできないと思いますけれども、説明できないからといって携帯電話を使わないなんてことないですよね。政治も、携帯電話と同様に皆さんがよりよい社会を生きるため使う道具なので、使わないのは勿体ないです。

2013年5月12日(日)、来たる夏の闘いを目前にして、中之島公会堂(大阪市北区)で市民大集会を開きました。日曜日の午後に、医療者や一般市民約1400人、医師、歯科医師、薬剤師、など多くの医療系団体に所属する方々が集まってくださいました。場所、開催時間、来賓の顔ぶれなど、各所に私の政治家としての考え方が表れた集会でした。

「混合診療」を拡大せよとか反対だとか、マスコミでも盛んに報じられていますが、ハッキリした定義のないまま様々に議論され、国民の間に誤解も広がっています。国民の皆さんに、正しく理解して国民皆保険制度について考えてもらいたいと思い、国会質問しました。

睡眠のリテラシー27

高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員

 朝シャキッと目が覚め、昼はしっかり活動でき、夜はぐっすり眠れたら、どれほど幸せでしょう。このような素晴らしい生活を送るには、いくつかの条件があります。特に、私たちの体のリズムを調節している時計(体内時計)がきちんと動くことが大切です。

睡眠のリテラシー26

高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員

 すっきりと目覚めた朝は実に爽快です。「今日も一日頑張ろう」と思えるようになります。寝つきが良くて、深く眠れることも大事ですが、心地良く目覚めることも、私たちの望む睡眠の条件と言えます。

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