ふりかえり

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年10月05日 23:14

先月末の青森医療講演会のアンケート集計結果を送っていただきました。

参加の年齢層は50代以上が78%を占めます。
女性が76%でした。
だから、告知媒体は、大部分が病院のチラシや掲示版のポスターを通してでした。(インターネットを介してなどはほとんど皆無です)

意外なのは、

○ (リウマチに対する新薬である)生物学的製剤のことを知らないと答えた人が47%もいたこと。

○ リウマチ治療の目的は「寛解(かんかい)」にあると言われているが、「寛解」という言葉を知らない人が40%
○ さらにリウマチになってまず受診するのは、(自宅)近くの整形外科医だと61%の人が回答。

患者が抱える事情は様々で、専門医の配置も全国津々浦々均一とはいきません。

今後、リウマチ治療の選択肢のひとつとして、新しい薬への理解を深める機会を増やすことは大変意義があると再認識しました。

個人的には、以前の講演会での最大の反省点
「患者の一人として公平な立場でお話しする」
視点を忘れないように、さらに今回のアンケート解析結果は
今後の活動や同じような医療講演会に向けて、大きなヒントをいただきました。

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コメント

リウマチ、大変な難病と聞いておりますが、皆さん、案外無知識なのですね、早期発見、早期治療と、この病気の重大性をも是非多くの方に知らしめて下さい。
それにしても高年齢層のインタ-ネット普及率の低さに改めて驚きを感じます。

非常に興味深く拝見しました。

分かろうとする気がないのか
分からせる仕組みがないのか。
でも勉強会に来るくらいですから
意欲はあるのですよね。
とすると、やはり仕組みが必要。
だから、ロハス・メディカル、と。

近所の人(リウマチかどうかは知らんが具合は悪いらしい)は絶対に医者にいかず、薬飲まず、念仏?となえてる。
これは極端かもしれないが、つまり実態はもっともっと分かってないほうの数字が大きくなるんじゃないか。
勉強会出る人は一握りで、その中の数字がこんなもんとしたら、別の病気に関しても意識は低いのか?
健康食品や宗教がらみの勧誘が盛んになるわけか?

それじゃあ、良くならないんじゃないですか?普通の人にとって、お医者さんの世界は別世界なんですね。

地域性のこともあるのかもしれません。

この数字だけで判断できるわけではないですが、わかりたくてもどうやって理解すればいいのかが、わからない、誰も(勿論先生も)教えてくれない、たずね方もわからない、といったところでしょうか。。

仕組みも、広告規制があるから、市民医療講座のような機会創出、薬の宣伝効果を狙うのではなく、ロハス・メディカルのような、まっとうな方法で普及することが理想だと思いますが。

難しいです。

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