雛飾り

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年02月15日 22:33

お雛様を飾りました。
10回目の登壇です。

お雛様を求めに、
実母と人形店をまわったのは
10年前の1月終わり、
大雪の日でした。

初孫のお雛様は七段飾りか、
さもなくば、
せめて三段飾りをと
熱心に勧める母に、

(決して裕福とはいえない家庭に育った
私たち姉妹に、折り紙以外のお雛様は無縁でした。
母には、罪滅ぼしの気持ちがあったのかも知れません)

「出し入れが大変だから、
シンプルなものを」
と懇願して、
強引に決めたのが、
お内裏様とお雛様だけのこちら
                  ↓  

おひなさま.jpg


だって、

当時リウマチの症状が強く、
大きな箱から出したり、片付ける作業は
本当に辛く、気が遠くなりそうでした。

今になって、
ひたすら自分の都合だけだったなあと
眺めるたびに反省しています。

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コメント

そんなことは決して有りませんね、家族とか家庭と言うものは、自分達に今、与えられているそのものを感謝し、皆で喜び合えるそうした心や結びつきで深いエニシが育って行くものだと思います。
お母様の病気や不自由を見て育ったお嬢さんは恵まれすぎた家庭の子供達よりもきっと素晴らしい心、思いやりや、優しさを身につける事が出来ると思います。
内裏様とお雛様、その時、真木さんが身体の不自由をおして出来た精一杯の心尽くし、
それこそお嬢さんに取ってはかけがえのない宝物と信じます。
鄙の祭りが来るたびに、我が家にもさんざ飾った時代を懐かしく思います。

> m,n.さま

お心尽くしのコメントに、目頭が熱くなりました。
ありがとうございます。

私が当時全く気づいていなかったことは、
泣くことしかできない赤ん坊は数年経つと、
自分でお雛様の飾りつけも、片付けもできるようになるのだということでした。

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