外国人医療の言語サポート研修会

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年02月22日 22:59

というセミナーに参加しました。

平日の午後にもかかわらず200名ぐらいの参加者でした。

医療通訳のボランティアを
NPO法人で立ち上げた「MICかながわ」の
沢田貴志医師による基調講演後、
第二分科会は、
外国人患者対応の現状と課題について
パネルディスカッションでした。

印象深かったのは、

*日本で景気のよい県は愛知、静岡、神奈川、群馬で
 いずれも自動車産業が盛んで、
 有効求人率が高く外国人が多いこと。

*上記の県の外国語需要は、英語ではなく、
 スペイン語、ポルトガル語、タイ語、韓国語、中国語で
 あること。

*厚生労働省の医療通訳に関する唯一の見解(コメント)は、
 『付加的サービスとして、お金を徴収しても良い』
 つまり、
 必要性を認めていないということ。

の三点です。

つくばを中心にした茨城県の現状は、
神奈川県とは大きく異なっていると思います。

また、ボランティアで24時間体制の医療通訳組織を作ることは
現実離れしているのではないかと受け取りました。

(だからといって、必要ないという意見ではありませんが)

事務局の進行や対応など、
自戒をこめて大変勉強になりました。

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コメント

言葉も話せず外国に行く、ツア-での旅行は別、せいぜい渡航先の国語位の会話は何とかでも話せる体制で来て頂きたいものですね。

当然逆の場合も有ります。
不法入国、不法滞在者に対して我が国はどの様な考えでいるのか、良く理解でがきません。
最近殺人事件がこれだけ頻発している。しかも外国人の犯罪が多様化している。
何の対策も取らない。
信じがたい国家だと思いませんか。

医療に関する問題もしかりですが、この国の国民すら医療問題で苦慮しているのが現実、
外国人に対しても道義的責任は有りましょうが、まずは自国民が優先、不法滞在、労働者の問題に関しては国家は徹底すべきだと思います。
就労人口を補うと申しますが、安い労働賃金でも働ける自国民はいくらでもいるはずです。
為政者達は自分達の私利私欲ばかりを考えず、国民の最低限の仕合わせの確保は絶対にしなくてはなりません。

高級官僚と名の付く輩どもは天下りを渡り鳥の様に行い、数億円から30億円程をため込むと聞いております。

医療問題を始め、国から市町村に至まで、
国民の税金を湯水の様に使ってきたツケを全国民が払わされ、補填させられているのです。

世界一、物価の高い国、恥以外の何ものでも有りませんが、相変わらず国民はそうした輩を選んでいるのですね。
しかし我が国の有史をどの程度とか考える時、飛鳥時代以降、1350年くらいと言う学者、
1800年程度と位置づける人。
しかし悲しいかな、この国の歴史を振り返る時、1945年の敗戦以降、復興がなつてから、今日に至るまでがこの島国に生まれ、生きた人間達が最も仕合わせで恵まれているのも事実です。

過去があまりのも悲惨だっただけに忍耐するDNAが組み込まれている様な!?、、、、。そんな気がふとしないでも有りません。

>m,n.さま

おっしゃるように
仕事や生活をする国の最低限の言語と、英語が話せれば、それが一番の理想ですよね。

医師も英語なら、直接話せる人が多いと話題になっていました。

また研修会では、外国人のお産を多数受け持たれた産婦人科の先生が、将来の産科崩壊を嘆かれたり、コーディネーターを務められた先生も、問題はしばりをかける大元締が、現場を知ろうとしないことだと、本音が漏れていました。


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