一病~リウマチ~息災徒然ノート17

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年08月25日 21:34

二度目の入院3

出産は、
通院中のリウマチ科がある
大学病院が一番安心だと、
鈴木先生のご提言もあり、

私もそれが希望でした。

母は
初孫の里帰り出産が叶わないことが
少し不満げでしたが、
出産前後は
家族同様の愛犬を連れて
こちらに、来てくれることになりました。

ところが、

官舎では動物が飼えない

という大問題が生じます。

突然、浮上した
家を建てるきっかけは、
父が存命中から、
ずっと母と一緒に暮らしている
ビーグル犬でした。

ハウスメーカーの設計担当者が
三日徹夜して、
階段から落ちて骨折する
アクシデントもありましたが、

結婚当初に購入した宅地があり、

3月末に契約成立、

地盤調査と建築確認申請、許可を経て、

4月下旬に棟上、

7月末引渡しという、
超ウルトラ級スケジュールで進みました。

妊娠8ヶ月目に
大きなお腹を突き出して、
テニスをしました。

今しかできない、
もう次のチャンスはないかもしれない
という切迫感で、
ついつい無茶をしてしまいます。

リウマチでなくても、
無謀すぎると医師に叱られました。

この頃は、
体調もすこぶる良くて、
暑い中あちこちと出張もこなし、
転居と出産準備に東奔西走していました。

調子に乗って動きまわっていたら、
7月半ば、
明日から産休に入る日に
発育不全で

胎児が1500グラムから育っていない

と告げられて、
緊急入院しました。

リウマチになって
二度目の入院でした。

(今回も突然の入院でしたが、
出産に備えて入院準備だけはバッチリでした)

ずっとお腹がパンパンに張っていて、
胎児はさぞ苦しかったのかも知れませんが、
初めてのことで
私はどんな具合が正常なのか認識せず、
まだまだ大丈夫、
こんなもんだろう、
と高をくくっているお馬鹿さんでした。

お腹の中で育たないなら、
今すぐ帝王切開で出したほうがいいかもしれない、
と脅かされ、
出産前にいろいろとやっておきたいことが
山ほどありましたが、
全部我慢して
おとなしく静養しました。

おかげ様で、
予定日は9月10日だったのですが、

37週目までお腹の中で持ちこたえ、

8月25日に女児を出産しました。

10年前の今日の出来事です。

(次回、エントリー予定は8月30日頃です)

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コメント

真木様
発病後十数年、本当に多難な歳月でしたね。ご自分の病気を通しての赤裸々な人生模様、勇気を持ってお書きになられております事、敬服いたします。
長い人生には喜怒哀楽、紆余曲折、本当に数えきれぬほど有るものです。
真木さんの自叙伝。有る意味では多大なるユ-モアを感じます。
しかし爆弾を抱えている様な危険性も同時に感じます。
本当に素直な人だとも思えて、毎日が待ち遠しいのです。
プリントアウトした一病息災。随分と厚くなりました。
9月のアクセスを楽しみにしております。
どうぞ、挫けずに!!


>M、NAKAMURA 様

パソコンも持たず、ぐる~りと駈け足で北海道をまわっており、遅くなりました。

コメントありがとうございます。

初めて北海道を旅したのは、学生時代で、親友のシゲミちゃんとでした。
寝台特急日本海で青森から青函連絡船に乗りました。
オンネトーから足がなくなってヒッチハイクしました。

お金はないけど、時間はたっぷりあったなぁ、昨日のことのようなのに、なんだか私だけ生かされて、もったいないような、寂しい気持ちになりました。


中だるみムード?の体験記でしたが、気分一新、挫けずに終盤に向かおうと思います。

いつも本当にありがとうございます。

私も、M.NAKAMURAさんに賛同です。
毎日楽しみにしております。
はじめリウマチになってふさぎこんでいましたが、真木さんが現在ご活躍されている様子で、期待感を膨らませ自分の余生に役立たせたいと思うところです。この先もよろしくお願いします。

>リウマチ患者様

コメントありがとうございます。

読んでくださる方の、感想やご意見は、何よりの励みです。

こちらこそ、よろしくお願い申し上げます。

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