オープンカンファ

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年02月05日 07:28

こんなお知らせがMRICから流れてきました。

                        2008年2月5日発行
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 Medical Research Information Center (MRIC) News

     オープンカンファレンスのお知らせ
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  以下の情報提供をさせていただきます!!

                     MRIC(エムリック)田中
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 今、わが国の医療は崩壊の危機に瀕しているといわれています。これには、現
場を反映しない医療水準論、医学的にありえない事実認定などにより、出された
医療事故判決が、真相の究明や再発の防止につながるどころか、むしろ、萎縮医
療・防御的医療を促進し、医療を崩壊に導いてしまっているという状況がありま
す。

 この度、非常に稀な高濃度のテオフィリン中毒で、正月に救急受診、治療に苦
慮したが結果的に不幸な転帰をたどった症例について、医学的知見から検証し、
このような状況で何が起こりうるのか、また、不確実性のなかで医療者は何をな
し得るのか、次にこのような患者が来たらどのようにしたらいいのかなど、議論
したいと思います。この症例は、学会発表でのディスカッションによっても、裁
判による判決によっても、これらの点が、解明されたとはいえなかったものです。
関心のある方は、ご参加くださいますようお願い申しあげます。

 参加をご希望の方は、お名前、ご所属先、ご連絡先を、メールにて
 下記、事務局メールアドレス conference.office@gmail.com
 まで、お送りください。

 日時   平成20年2月24日14時00分より
 場所   東京大学医科学研究所 大講堂
 主催   オープンカンファレンス事務局
 東京大学医科学研究所 探索医療ヒューマンネットワークシステム部門内
 症例   「テオフィリン中毒の喘息患者の症例」
 症例呈示 亀田総合病院 免疫アレルギー内科 本島 新司 先生

 お問い合わせ先: 
 オープンカンファレンス事務局:
 上 昌広
 東京大学医科学研究所 探索医療ヒューマンネットワークシステム部門内 
 〒108-8639 東京都港区白金台4-6-1
 e-mail: conference.office@gmail.com
 tel: 070-6630-2084

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