お墓参り

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2008年03月02日 15:30

今日は義母の命日です。
はやいもので、丸4年が経ちました。

埼玉県にあるお墓で、義父家族と待ち合わせ。

道路が空いていて早めに到着したので、
お墓を洗って、
お花を生けてお線香を上げて
手をあわせました。

それでもまだ時間があったので、
お墓のお掃除に勤しむ他の家族の様子を眺めながら、

「私の時も、
せめて月にいっぺんぐらい墓石を磨きにきてや」

と夫に話したら、

「どこに?
そんなら、先にお墓を用意しておいてもらわんと」

と言われました。
(この会話は“私が先に逝く”という
暗黙の了解のもと成立しています)

こんな会話ができるのも、
義母の墓前だからこそですが、
「死」を考えることは、「生きる」ことと同じように最優先事項で、
ちょっとでも元気な間に、
もっと真剣に具体的に話し合おうと思います。

さて、義父たちと合流して、
お昼に行ったのが、

『小島屋』
という地元では有名なうなぎ屋さん、、、

閑静な住宅街の奥深まった佇まいなのに、
どんどんお客さんがやってきます。

お昼のお重は一種類のみ。
(つまり並・上・特上などというランクが無い)

うなぎ.JPEG


うな重を食べたのは、
一年前に京都に帰省する途中、浜名湖SAから一年ぶり、、

ウナギは肉厚く中味はとろけるまろやかさ、
こしがあって、しつこくなくて
先一年分ぐらいスタミナが蓄えられた気持ちになりました。

さっきまで、
お墓の住まいに思い巡らしていた人間とは思えないほどの
額に汗しながらの食欲でした。

美味しかった!

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