2009年04月のアーカイブ

<<2009年03月  |   2009年05月>>

2009年04月11日

突然ですが、ちょっと趣向を変えて第一弾。

投稿者: | 投稿日時: 2009年04月11日 18:24

私がこの場でブログを始めさせていただいて、今日で1ヶ月と約20日。えーと、全然キリは良くないのですが、今日から少しずつ趣向を変えていこうというか、広げていくことにしました。思い立ったが吉日、ということで身勝手な変更をお許しください(だれも気にしちゃいない、とか言われそうです)。

そんなことを思いついたきっかけは、後回しにして、今日のテーマは、「患者さんにもらう喜怒哀楽」です。

続きを読む>>

筋腫治療10:完了

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2009年04月11日 11:30

術後1ヶ月が経ち、婦人科外来で「病理検査も異常なく、一件落着ですね」。

ちなみに検体は700グラムだったそうで、自分としては背伸びした?リハビリの成果か、昨夜体重計に乗ったら2キロ減でした(。・o・。)v! (お腹は弛んだままですが)

今後は(残っている)右の卵巣について、経過観察になりました。
内診後、「傷触りますね」、言葉と同時に先生の手の平で“ぐぅ~”と押さえられたのには“ぎょっ”としましたが、そんなに痛くもなく、念願のお風呂許可も出ました。(温まるのが気持ち良い季節は過ぎてしまいましたが)

今回の入院・手術では沢山の方に支えてもらいました。

続きを読む>>

2009年04月10日

ちなみに、死因統計の話。

投稿者: | 投稿日時: 2009年04月10日 13:30

昨日のエントリー(「死因究明は、生きている私たちのため」)に引き続き、死因究明に関する話です。昨日は主に、医療界で論争が今も続いている“診療経過責任追及のための死因究明”でなく、“病院外死”について、書かせていただきました。今日は、そういった個別の話でなく、それらをひっくるめた「死因統計」の話です。


というのも、異状死関連でネットサーフィンをしていたら、興味深いブログエントリーに出会ったのです。やっぱりちょうど一昨年、この話題が盛り上がっていた頃に書かれたものなのですが・・・。


【日本の死因統計のいいかげんさ】
(ブログ名:法医学者の悩み事 byももちゃん)

続きを読む>>

厚労省医政局長から愛育へのアドバイスの中身

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年04月10日 12:00

愛育病院が今年1月に労基署から是正勧告を受けていた問題で、
その後の病院側の対応について、
4月6日午後、同病院院長室で小さな記者会見が行われました。

そこで、本当に驚くべき内容を耳にしました。

続きを読む>>

2009年04月09日

誰のため、なぜ

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年04月09日 19:44

本日昼、虎ノ門にある医薬品医療機器総合機構(PMDA)の新人研修を舛添要一厚生労働大臣が訪れ、20分ほど訓示をして去っていった。

左側に顔の見えるのは、近藤達也理事長。ボヤけて見えるのは写真の腕が悪いのもさることながら、訓示を受ける新入職員が100人もいて、ずいぶんと距離があったため。このご時世の100人だから壮観ではあった。

続きを読む>>

死因究明は、生きている私たちのため。

投稿者: | 投稿日時: 2009年04月09日 14:17

先日、知人に教えられて「相棒」という連続刑事ドラマ(?)の再放送を見ました。監察医制度が東京23区をはじめ限られた大都市にしかないこと、また、それにより、異状死体の死因究明が非常にずさんであることを題材とした内容でした。(本放送:2008年3月12日(水)9:00~9:54pm 相棒6 第18話「白い声」 あらすじはこちら←ネタバレです。)


そういえば、保険金を当て込んだ殺人などの犯罪死や、欠陥湯沸器による一酸化炭素中毒死などの事故死をただの病死と取り違えたケースが、一昨年頃に相次いで報道されました。当時、こうしたいわゆる“異状死”の問題について議論が高まっていましたが、現在はどうなっているのでしょうか・・・。

続きを読む>>

2009年04月08日

結核、かなりきてます。

投稿者: | 投稿日時: 2009年04月08日 14:51

先日、人気お笑いコンビのひとりに結核感染が見つかり、テレビの向こう側ではけっこうな騒ぎになっているようです。

ハリセンボン・箕輪さん入院の波紋…侮れない肺結核
読売新聞 2009年4月8日

私の認識の中でも、なんとなく「結核は過去の病気、たいして怖くない」というようなイメージが勝手に出来ていました。ところが実際には、日本はまだまだ、結核大国とまでは言わなくても、結核“中”国くらいの状況にあるようです・・・。

続きを読む>>

2009年04月07日

オンライン化しても役に立たないらしい。

投稿者: | 投稿日時: 2009年04月07日 07:43

今日は引き続き、2011年のレセプトオンライン請求の義務化についての話です。私のようなレセプト初心者の方は、ぜひ昨日のエントリー「こんな理由で、受けられる医療が後退?!」に立ち寄ってみてください。


昨日は主に、「レセプト病名」の問題を取り上げました。今日は、それ以外の問題をざっと確認したうえで、いろいろ考えたいと思います。実は、2011年の義務化自体も、かなり揺れ動いているのです・・・。

続きを読む>>

2009年04月06日

いのち輝かす

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年04月06日 19:19

ことしも間もなく『いのち輝かそう』を出版いたします。
がんや難病を抱える方々、それを支えた方々の体験手記を集めた本です。
入賞作品の朗読授賞式も19日に開かれるようです。
と、そんなタイミングの今日、取材した方から、以下のような話を伺いました。


「がん」に関して「リレー・フォー・ライフ」というイベントがあるのをご存じの方もいるでしょう。
で、「難病」の方々が歩き走る「ウォーク&ランフェスタ」というものが、今年初めて開かれるのだそうです。

続きを読む>>

こんな理由で、受けられる医療が後退?!

投稿者: | 投稿日時: 2009年04月06日 12:32

レセプトのオンライン請求が、原則、2011年からほとんどの医療機関で義務化されます。・・・と聞いても、反応はさまざまかもしれません。私をはじめ、一般の患者にしてみればあまり馴染みのない「レセプト」。

私も「そういえばそんな話があったなあ」くらいに暢気に構えていたのですが、実際、レセプトのオンライン化には解決すべき問題が山積しているようです。しかし今のところ、一般国民からすれば、さほど議論が盛り上がっているようには思えません(医療関係者、とくに開業医の方々には大問題のようですが・・・)。

それでも、オンライン化に多くの医療機関がつまづけば、やっぱり受診する側にも影響が及ばないとは限りません。大丈夫なのでしょうか?

続きを読む>>

2009年04月05日

懲戒処分を受ける医師は予測できる?

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2009年04月05日 15:55

 「無責任」「批判を受け入れられず理屈っぽい」などと評価された医学生は、医師になって懲戒処分を受ける確率が3倍―。こんな海外の論文を九州大学の吉田素文教授が紹介しました。
 4月3日に文部科学省で開かれた「医学教育カリキュラム検討会」でのことです。

続きを読む>>

「医療志民の会」は明治維新を実現できるか。

投稿者: | 投稿日時: 2009年04月05日 15:48

今週土曜日(4月11日)、「医療志民の会」というのが発足するそうです。数日前の川口さんのエントリーでも紹介されていましたが、プレスリリースを読んで、設立の「背景趣旨」、その発想がなかなか面白いと思いました。


一節を引用してみたいと思います。

【 江戸から明治という時代にかけて、今を生きることで、未来を築き上げた日本人たちの大いなる挑戦がありました。人々は、政治文化経済の鎖国を飛び越え、「明治維新」という新たな時代の『物語』を数多く生み出しました。・・・

続きを読む>>

 1 |  2 |  3 |  4 | 5|  6 | All pages