造血幹細胞バンクのありがとう植樹

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年04月22日 16:52

本日、東大医科研病院の敷地で桜の植樹式があったので、お邪魔してきた。


誰が植樹したかというと

①東京大学医科学研究所附属病院 病院長 副院長 血液医療責任者の先生方
②移植により治癒された元患者さん・ご家族
③骨髄バンク提供経験ドナーさん
④全国骨髄バンク推進連絡協議会・公的骨髄バンクを支援する東京の会


昨年12月2日に臍帯血バンク経由の移植が5000人、同じく12月3日に骨髄バンク経由の移植が1万人に達し、その記念に全国に同じ種類の樹木を植えようというプロジェクトがスタートしているのだという。前者の5000人の中には昨年6月に世を去った弊社員の門田哲哉さんも含まれているわけで、非常に感慨深いものがあった。


北海道から沖縄まで育つ同じ樹木はないそうで、「桜」の亜種を植えていくとのこと。東京は『福禄寿』だそうだ。

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コメント

僕も参加しました。

植樹している時の、患者さん、家族の方々、ボランティアの方々の笑顔がとても素敵でした。

こういった思いが集まると大きな力になるのだな、、と考えながら見ていました。

昨日の雨とはうってかわって晴天の今日。すがすがしくもあり、心温かくもあり。。。とてもよいひと時を過ごしました!!


>北海道から沖縄まで育つ同じ樹木はないそうで、「桜」の亜種を植えていくとのこと。

全国どこでも育つものがないからという理由で桜の亜種が選ばれているのだと思いますが、それでも、「亜種」という点には「おんなじだけれど、みんなちがう」という響きがあっていいなと思いました。どこへいってもソメイヨシノ、というよりも、個性があって、寛容な感じがして、むしろ気が利いています。血液にもいろんな型があるのと一緒かも、なんて思ったり。

いろんな桜がそれぞれの場所で力強く花を咲かせてほしいですね!

植樹会を開催させていただいたボランティア団体の一員です。
医科研の皆様の暖かいご配慮で日当たりの良い場所をご提供いただき、福禄寿(八重桜の一種)一本の植樹を行いました。無事根付き、大きく成長して美しい花を咲かせてくれるよう願っています。
医科研附属病院はさい帯血移植のわが国のリーダー的存在として優れた実績を残されており、これからますます造血幹細胞移植医療全般の技術と成績の向上に寄与されるものと期待しています。
移植を受けられたすべての患者さんが病を克服され、植えた桜と共に人生の美しい花を咲かすことができますよう祈ります。


お忙しい中、植樹祭にお越しいただいた皆様に心から感謝しています。私も先日、他の病院での植樹祭に参加いたしましたが、植木の職人さんの話しでは、桜の成長はとても早いとか。患者さんも移植後、急速に健康を回復される方もいらっしゃいます。植樹と移植、どちらも幹から「いのち」が芽吹きます。多くの患者さんの「いのち」がはぐくまれますようにと心から願っています。昨日、ある女優さんの元マネージャーさんが骨髄バンクでのドナー提供をしてくださいました。登録から17年目での提供です。「この日をずっと待っていました」と笑顔でおっしゃってくださり、感激しました。病気になるとどん底の人生だ!と嘆き悲しむ日々を経験しますが、一方、このような優しい方々との出逢いに感謝をすることも体験できます。本当に嬉しいことです。このようなお一人、お一人の方々の優しさが1万人のご提供となり、そして、さらなる発展を願っての植樹祭に気持ちを引き締めて参りたいと思います。心からの感謝をこめて。。。

皆様コメントありがとうございます。
自宅近所の公園に、まさに福禄寿が植わってます。
4月上旬に楽しみました。
これから毎年その花を見るたびに、この日のことを思い出すだろうと思います。

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