2010年07月のアーカイブ

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2010年07月17日

国立がん研究センター、相談外来でドクターフィー コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年07月17日 14:34

 国立がん研究センター(嘉山孝正理事長)は、今週から始めた「がん相談対話外来」「病理相談外来」(セカンドオピニオン外来)に関して、相談担当の医師・歯科医師に1回5000円支払う手当を創設した。国立病院系では初めてのドクターフィー導入になるという。(川口恭)

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2010年07月15日

「あなたの体を治したい」というメッセージもっと出して‐モダンホスピタルショウシンポから

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月15日 18:31

 最新の医療情報システムや医療材料などを展示紹介する「モダンホスピタルショウ」が本日都内で開かれ、「チーム医療の実践と質向上」と題したシンポジウムも併せて行われました。私は途中から会場に入ったため、各パネリストの主要発言を聞き逃してしまったのですが、その後のディスカッションを興味深く拝聴しました。備忘録兼ねて、記憶に残った発言の趣旨をまとめておきます。


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「55年通知」をめぐる議論を開始 ─ 中医協(7月14日)

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2010年07月15日 02:27

 中央社会保険医療協議会(中医協)は7月14日、薬事法上の承認がない医薬品でも一定の場合に保険支払いを認める旧厚生省保険局長のいわゆる「55年通知」をめぐり本格的な議論を開始した。(新井裕充)

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2010年07月13日

70患者団体が連名で要望書 コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年07月13日 15:03

 70の患者団体が連名で13日、がんの適応外医薬品への保険支払いを認める方向で検討するよう求める要望書を、厚生労働大臣など宛に提出した。適応外使用の問題を巡っては、かつて日本医師会の力が強かった時代に、医師の臨床上の判断を尊重し支払いを認めるとした『55年通知』が厚生省から出されているが、最近では有名無実化しつつある。代わって今年から『医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議』が設置され、適応拡大後の保険適応という手続きの、時間や費用のかかる道へ誘導されている。(川口恭)

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2010年07月09日

VPDの基礎データ初めて出てくる コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年07月09日 17:09

 『第11回・厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会』(部会長・加藤達夫成育医療研究センター理事長)が7日開かれ、予防接種法で定期接種対象となっていない疾病・ワクチンに関する検討の前提として、それぞれの疾病の基本的情報や予防接種実施によって期待される効果などを国立感染症研究所が中心になってまとめた「ファクトシート」8疾患分が提出された。(川口恭)

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「救児の人々」感想③

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月09日 13:43

しばらく期間が空いておりましたが、拙著「救児の人々」に寄せていただいた感想シリーズです。
 
その前に少し…。 
高齢者救急は、私が「医療にどこまで求めるのか」というテーマを考えるきっかけとなった分野でした。
「救急医療機関のベッドが足りない」という声が大きくなっていた頃。
とある3次救急病院のベッドに、いわゆる植物状態となって3カ月近く入院している患者さんがいると聞き、取材した事がありました。
その患者さんは独居で精神疾患もある高齢者。夜中に車にはねられて搬送されましたが、それまでも何度か精神疾患による自損行為を起こし、その病院に運ばれた事があったそうです。
家族とは音信不通で、ケースワーカーが遠い親戚と連絡を取ることができたのも入院1ヶ月後の事だったと聞きました。
後方病院への転院も難しく、私が取材した時点ではそのまま入院しているしかない、という状況でした。
 
その病院もベッド稼働率はほぼ100%近く、受け入れに相当苦労している様子でした。
 
救急医療スタッフは救命に全力を注ぎます。
ところがその後、受入先を探しても見つからない。
 
この話の背景にはこの他にも療養病床削減や地域事情などいろいろな問題があったので一概に何かを言うことはできませんが、福祉的受け皿問題や「どこまで医療を行っていくのか」ということについて、考えさせられました。
 
 
 
今回の感想は小児外科医療や救急医療にも携わっておられる、ある公立病院副院長の方からの感想です。
ご感想をお寄せいただき、本当にありがとうございました。
 
 救児の問題というのは現在の所私が担当している僻地救急・高齢者救急とも同根の問題なのだと思います。

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2010年07月08日

村重直子の眼9 コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年07月08日 00:09

 元厚生労働省大臣政策室政策官の村重直子氏が在野のキラリと光る人たちと対談していくシリーズ。今回のお相手は、ポリオの会代表の小山万里子氏です。ほとんどの人が、「そんな話知らなかった。本当なの?」と思うであろう話の連続です。ことポリオに関する限り、厚生労働省の予防接種行政は、犯罪的なのでないかという気にすらなってきます。今回も3回に分けてお伝えします。(川口恭)

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2010年07月02日

救急搬送のアンダートリアージなど、データ化へ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月02日 18:54

 救急搬送時に重症患者が軽傷とみなされてしまう「アンダートリアージ」のデータ化など、救急隊が疑った傷病と医師の評価の違いを数値化して搬送の質向上につなげようとする動きが都道府県で始まっている。栃木県内で行われた調査では、救急隊によって「1次対応が適当」と判断されたケースのうち、約3割が医師によって「2次、3次対応が適当」と評価されていた。栃木県からの報告を紹介する。(熊田梨恵)

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医療者向けセルフマネジメント

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年07月02日 12:25

ロハス・メディカル誌で好評連載中の『患者自ら立つ~レッツ・セルフマネジメント』。
そのNPO法人・日本慢性疾患セルフマネジメント協会から、下記のようなご案内をいただきました。熊本で、医療従事者向けだそうです。
興味ございます方は奮ってどうぞ。

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岐路に立つ中医協の分科会

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2010年07月02日 02:36

 「うるさいから外出し」「分科会が振り回される」─。中医協の分科会で不満の声が上がった。(新井裕充)

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2010年07月01日

治癒率減少でも、医療の質は確保? ─ DPC影響調査

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2010年07月01日 04:02

 「DPCで質が悪くなったという証拠はない」「粗診粗療になっていない」─。中医協分科会の委員は、DPC病院の治癒率が減少しても医療の質は確保されていると主張した。(新井裕充)

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