2017年05月のアーカイブ

<<2017年04月  |   2017年06月>>

2017年05月31日

産後、何が、なぜ大変になるのか?⑬不要な信念体系を手離す

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月31日 16:40

そして私の心身はますます不調になっていき、以前書いたような寝たきり状態にまで落ち込んでいった。

私はうっすらと、自分自身の問題だということ、ここまで自分の心身を追い込んだのは自分だということも分かっていた。

そしてどん底まで落ち込んだと思った時、たまたま亀田総合病院にいた時にお世話になった医師に連絡することがあり、彼に現状を告げると一つのヒーリング手法を勧めてくれた。

それは自分の中にある信念体系を新しい信念体系(私の場合なら「私は愛されない」を例えば「私は最高最善に周囲や仲間と愛し愛されている」に)に置き換えていけるという一つの手法だった。

続きを読む>>

2017年05月30日

産後、何が、なぜ大変になるのか?⑫子どもの泣き声、私の心の傷

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月30日 14:43

私がどのようにして産後うつになっていったかは、以前に書いている。

産後、何が、なぜ大変になるのか?①初めての命
②産後うつ
③「抱っこしなければ」の奥底にあるもの
④幼少期の心の傷

産後は、身体、心、生活、周囲の状況などが一気に変化する。

特に初めての子どもだと、どう扱っていいのか分からず何をするにも右往左往してしまい、疲れた体がさらに疲れ果てるという人が多いと思う。

産後の女性の体は交通事故で重傷を負ったほどの状態だという例えもあるが、その状態から十分に回復できないまま睡眠もとれず、初めての授乳やおむつ替え、沐浴などのケアをしなければいけなくなる。

授乳もスムーズに進む母子の場合ならいいと思うが、私の場合はそうはいかなかった。

続きを読む>>

2017年05月29日

産後、何が、なぜ大変になるのか?⑪消えた摂食障害

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月29日 13:04

こうして私は、様々な人たちの助けを借りながら、少しずつ回復の道を辿っていった。

30代半ばになった頃には、以前ほど自分のことを嫌いではなくなっていたし、それなりに好きだと思えるようになっていた。

続きを読む>>

2017年05月26日

産後、何が、なぜ大変になるのか?⑩外見コンプレックスの克服

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月26日 15:36

同じ頃、私は自分の外見に対するコンプレックスの解消にも挑戦した。

私は思春期の頃、自分の外見を気にし始めた頃から、自分の容姿が大嫌いだった。

自分は誰からも愛される価値がないと思い込んでいたので、自分がひどく不細工だと思っていて、鏡を見るのも嫌だった。

目が悪くて眼鏡をかけているのも、一重の切れ長の目も、ほっとくとダサく曲がるクセ毛も、すごく嫌だった。

中高生の頃、クラスに一人か二人はすごく可愛い子がいた。女子からも男子からも好かれ、先生からも気に入られるような、華やかな雰囲気を持つ子たち。そういう子たちがすごく羨ましかったし、憧れた。

続きを読む>>

2017年05月25日

産後、何が、なぜ大変になるのか?⑨欲しかったもの

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月25日 14:13

「アダルトチルドレンと摂食障がい・DV被害者の自助グループ ACOA(アコア)」は、インターネットで検索して見つけた。

他にも摂食障害の自助グループは色々あったので出かけてみたものの、雰囲気が自分とは合わないかなと感じたり、長く通っている人が我が物顔をしていたり、摂食障害の内容でヒエラルキーをつけられるようなところもあったりしたので(たまたまその時がそうだっただけかもしれません)、なかなか心地よく通えるところを探すのは難しいなと思っていた。

ACOAのサイトは押しつけがましくなく、同じ悩みを持つ人への優しさに溢れ、自律している感じがした。

「摂食障害やDVの人のため」と書かれていたので、自分にぴったりだとも思った。

当時はまだ依存症について理解できておらず、摂食障害とDVの共通性もあまり分かっていなかっためどういうことかは分かっていなかったのだが。

ACOAを主宰する女性が、摂食障害やDVのカウンセリングも行っていた。直感でこの人に受けてみたいと思い、私は両方に通うようになった。

続きを読む>>

データ見て口の介護予防を~大阪・都島の歯科で患者向け講座

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月25日 10:00

ロハス・メディカルで歯についての特集が組まれているが、私も自分が介護施設で働いていたころに歯の重要性を痛感していたので、個人的にもとても興味のある分野。

認知症患者が入れ歯を合ったものに作り変えただけでADLもQOLも改善されたことがあった。介護度が下がるケースもあると聞く。ほかの施設では、糖尿病の方が歯周病のケアをすることで病気の進行が落ち着いたり、口から食べる機能が向上して食べ物の種類が増えたことで、一気にシャキシャキと動き出した方もおられたそうだ。

色々調べると、がん患者は抗がん剤の副作用で口腔内にカビが発生することがあるため、静岡がんセンターは県の歯科医師会と連携して口腔ケアに力を入れていた。手術前後の口腔内ケアに歯科衛生士が関わっている病院もあった。

個人的に驚いたのは歯周病の怖さで、脳血管、心臓、胃、皮膚等の疾患、関節炎、腎炎、骨粗しょう症などに影響すると聞いた時は「口の中のことなのに、そんなに体内に影響するの?」と思ったものだ。おまけに妊娠中には歯周病が早産にも影響すると聞いたので、歯科健診に行き口腔ケアを頑張った(私のいた吹田市は妊婦の歯科検診を無料で受けられた)。

続きを読む>>

2017年05月24日

産後、何が、なぜ大変になるのか?⑧死の瀬戸際

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月24日 16:17

ある日の私が買ってきたものは、牛丼チェーンの丼物2食、ドーナツ屋でドーナツ10個、コンビニでラーメン、パスタ、チョコレートビスケット、ポテトチップス、プリン、シュークリーム、ケーキ3個。

これらを帰宅後にテーブルの上に広げ、パソコンでネットサーフィンなどしながらだらだらと食べ続ける。

とにかく体に悪そうなものがいい。

明らかに太りそうな炭水化物や油ものなどカロリーの高そうなもの、お菓子など。ダイエットをする際には敬遠したくなるものばかりを選んでいた。

大丈夫、思い切り食べても、後で吐けばいいんだから、と。

続きを読む>>

2017年05月22日

産後、何が、なぜ大変になるのか?⑦摂食障害

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月22日 14:13

ここまで読まれて、「産後鬱の話のはずがDVとかリストカットとか、方向がずれてないか」と思われる方もいるかもしれない。

しかし私の中では、自分の抱え続けたこの苦しみこそが産後鬱の土台だった。

育児には自分がこれまで抱えてきた人生の課題が現れやすいと言われるが、まさしくそうだった。自分自身が成長するしか、真新しい子どもの命に向き合う方法はないのかもしれないと思った。

産後、私のように幼少期から抱えている親との問題が浮き上がってくる人も多いように、周りの話を聞いていると思う。このブログに寄せていただく感想を拝読していても、そういうご経験をされている方々が多い。

産後鬱の圧倒的な孤独は、抱えている悩みの背景が人それぞれ違うということも一つの原因かもしれない。

だとすると、ホルモンバランスが乱れるという生理的な話だけでは済まないのではないか。抱え続けた人生の課題と向き合わなければいけなくなるのだから、ある意味のクライシスだ。(同時にチャンスでもあると思うが。とはいえ、皆が皆人生の課題が上がってくるわけでもないだろうし、本当に人それぞれだと思う)

こういう根っこの苦しみも、書かずに済ませることはできた。ただ産後鬱の最中のしんどさのみを伝える、ということもできた。でもそれでは、産後鬱の何が苦しいのかを伝えられない、それでは自分が書く意味がないと思った。
 
 

続きを読む>>

2017年05月19日

産後、何が、なぜ大変になるのか?⑥過去の恋愛依存、DV

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月19日 11:49

私のもう一つの大きな依存症が、恋愛依存だった。

恋愛は、家族以外で最も近い対人関係だから、自分の価値観や求めるものが顕著に表れる。

続きを読む>>

2017年05月18日

産後、何が、なぜ大変になるのか?⑤過去の自傷行為などの依存症

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月18日 16:20

私の大学受験については、4年前にブログに書いていた。今思えば、これが初めての両親への反抗だったと思う。

両親は私の高校時代、「教師の仕事が一番恵まれているから、お前は教師をしろ」と、当然のように私の進路も就職も決めていて、私も自分はその道に進むものだと思って馬車馬のように毎日勉強していた。しかし、この件をきっかけに自分を覆っていた分厚いガラスが割られ、私は生まれて初めて「自分がどうしたいか」を考えた。

続きを読む>>

2017年05月17日

産後、何が、なぜ大変になるのか?④幼少期の心の傷

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月17日 15:22

そして子どもは2か月、3か月と成長していったが、一方の私は回復するどころかどんどんと精神的に追い詰められ、体調は悪化し、一昨年秋ごろからはこれまでの人生で最悪の体調不良を経験した。

前述したようにほぼ寝たきりとなり、トイレは這っていき、這うのも無理な時は子どものおむつに用を足したことさえあった。固形物は食べられなくなり、胃ろうの方が摂取する流動栄養の「ラコール」かヨーグルトをすすった。噛み砕き飲み込むことに力がいるということを、初めて知った。半身を起こす力も入らず、寝たきりの高齢者とはこうやって筋肉が弱り、廃用症候群を起こしていくのかと天井を見ながら思った。片頭痛も頻繁で、そのころには何を見るのもつらい状態になり、パソコンやスマホの光や細かい文字は厳しかった。最低限でのやりとりでしかスマホは使えなかったので、ますます知人友人とのやり取りも減り、孤独に追い込まれた。

続きを読む>>

亀田隆明理事長を証人に?~亀田言論弾圧事件第四回口頭弁論

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月17日 12:11

小松秀樹・元亀田総合病院副院長が医系技官2人を訴えた訴訟の第4回口頭弁論が東京地裁で開かれた。(第3回口頭弁論については、こちら


いつもは、傍からは何をやってるのかサッパリ分からないのだが、今回に関してはかなり分かった。

続きを読む>>

認知症は本人に告知すべき?

投稿者: | 投稿日時: 2017年05月17日 11:00

これまでに私も様々なライフイベントを経験してきましたが、新たに先日、「認知症の親戚の介護」というテーマが追加されました。ある程度は予期していたことでもあり、だからこそ「ライフイベント」という捉え方をしているのですが、不確実性もあって正直なところ具体的な準備をしてきたわけではなく、戸惑うことの連続です。今回は、本人への告知について思うところありました。

続きを読む>>

2017年05月16日

産後、何が、なぜ大変になるのか?③「抱っこしなければ」の奥底にあるもの

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月16日 00:00

育児ブログを書く上で自分の産後鬱の経験は避けて通れないため書き始めたが、産後鬱について書くためにも避けて通れないことがある。

産後鬱がひどくなったのは、「自分と同じようなつらさを息子に味わわせたくない」という思いがとても強かった、ということだ。

このエントリーを書くのは非常に勇気が要ったが、これを書かなければ逆に薄っぺらく終わってしまうので、意味がないと思った。子どもの命と向き合うということは、自分自身と深く向き合わざるを得なくなるということがよく分かったし、そこから逃れることは、私はできなかった。

こういうことはあまり書くべきではない、という意見もあるかもしれない。しかし、私はこの部分なくしては自分だと言えないし、今後何をやる上でも、自分の土台になる部分なので、書いておくことは必要だと思った。またそういう生真面目な部分も自分の一部だし、自分自身にしかできない表現であると思う。こういう経験をしている人もいる、というあくまで一つの体験談として書いていきたい。
 

続きを読む>>

2017年05月15日

産後、何が、なぜ大変になるのか?②産後うつ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月15日 10:47

生まれたての息子は、体重約3400g、身長50cmと両掌に置けるほど小さく、手足はか細く、やわらかくてふにゃふにゃしたように感じられた。

腕に抱く息子の命は、ふっと息が吹きかかるだけでも消えてしまいそうな儚い蝋燭の炎のように思えた。新生児を取材させてもらったことをはあっても抱くことなど初めての私は、どう扱っていいのか、抱っこするのも怖々だった。
(ペット(の話を持ってくるのもどうかだが)もニワトリ以外飼ったことがないので、自分より小さい命に触れたことがほとんどなかった)

ちょっと力を入れ間違えたら、すわっていない首がガクンと折れ曲がらないか、手足の骨が折れやしないか、関節をおかしな方向に曲げやしないか、ヒヤヒヤしていて抱くのも毎回緊張したぐらいだった。

自分が世話をしなければいけないが、その世話がやり過ぎでないか、不足していないか、そういったことが全く分からなかった。

よく「手を抜いたほうがいいよ」と言われるけど、何に力を入れて、何に抜いていいのか、そもそもそこから分からないのだから、手の抜きようなどないのだ。

おそらく二人目を持つことでもないと分からないのだと思う。

続きを読む>>

2017年05月12日

日医がんばれ

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月12日 13:14

日本医師会が受動喫煙防止の防止対策を強化・実現するための署名活動を始めたそうだ。諸手を挙げて賛成だ。

続きを読む>>

2017年05月11日

産後、何が、なぜ大変になるのか?①初めての命

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月11日 17:36

子どものいる母親と話すと、よく「産後が大変だった」という話になる。

最初から大変になると分かっていて対策を立てていたり、用心していたということはなかったと。

「こんなことになるとは思わなかった、教えてほしかった」と話し合う。

どうしてこういうことになるなるんだろう? と最近考えている。

(注)
子どものいる方全てに「産後大変でしたか?」と質問したわけではないので、産前産後も心身良好という方と話をしなかっただけかもしれませんし、そういう方とたまたま出会っていないという可能性もあります。私からそう切り出すと同じような話をされる方が多いので、このブログを書きたいと思いました。あくまで私の経験を元に書いていますので、ご容赦ください。ネガティブな感情表現が多いため、不快に感じられる方はご遠慮いただければ有り難いです。

また、これを読んでおられる妊婦さんもおられると思います。素晴らしい命を育んでおられる方に「出産って怖いのか」と不安を与えてはいけないとも考え、この内容を書くかどうかとても悩みました。しかし、あくまで私個人の一人の母親としての体験であれば、書き残しておくのも意味があるのではないかと考えました。確かに妊娠出産は素晴らしい奇跡であり、尊い命の育みです。私自身、息子が私達夫婦のもとにやってきてくれたことに心から感謝していますし、息子のことは大好きです。その輝かしさの一方で、心身が不調になって大変だったこともありました。でも、息子がいてくれたから乗り越えられたことでもあるのです。出産は素晴らしいことであると同時に、私のように大変なことが同時にあることもあると思います。もし産後に体調不良に見舞われた方がおられたとして、私のように「誰もそんなこと教えてくれなかった」と悲しく思う人が一人でも少なくなってほしいという思いから書きました。「産後にそういうことになる人もいるんだな」と思って読んでもらえたらと思います。

続きを読む>>

2017年05月10日

育児中の思わぬ伏兵、爪切り

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月10日 10:06

昨日、育児に鼻水と鼻くそという思わぬ「伏兵」がいたと書いたが、もう一つ思い当たったのが、爪切りだ。

赤ちゃんの爪切り。

これはもう、本当に恐怖だった。

どのお母さんも、最初の爪切りは相当緊張したのではないかと思う。

こんな細かい話を書くブログは他にないと思うので、書き留めておく。

続きを読む>>

2017年05月09日

育児中の思わぬ伏兵、鼻水と鼻くそ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月09日 14:45

病児保育について書くつもりが思わぬ方向に話が逸れたので、このまま投稿することにした。

子どもを持つ前には、まさかこんなことに悩み、多くの手間を取られることになるとは想像だにしなかった。

そんな思いもよらなかった伏兵が「鼻水」と「鼻くそ」だ。

これは多分、母親あるあるだと思う。

続きを読む>>

現場を知ってる

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月09日 13:13

東京医科歯科大の歯学部附属病院で、男性研修医が男性歯科医を刺したという事件。


同病院は、歯科で唯一の『ロハス・メディカル』配置先でもあり、色々な意味でビックリなんだが、実は、この6階の処置室、私は親不知2本の抜歯のため患者として一昨年通ったことがある。

続きを読む>>

2017年05月08日

子どもが病気! 親ができることは?

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月08日 13:59

もうすぐ2歳になる息子は、特別大きな病気はなく有難いものの、どの子どももなるだろう病気は着々と経験している。

一般的な風邪はしょっちゅうで、特に昨年夏ごろから保育園に通い始めるようになって、頻繁に鼻水を出し、発熱、下痢をしている。

その風邪がひどくなったものとして…

・中耳炎
・喘息様気管支炎(RSウィルスが原因だった)
・インフルエンザA型
・ロタ(検査はしていないので、多分)

これらの時は大変だった。何が大変かというと、自宅でのケア。

続きを読む>>

2017年05月06日

きっとヤミ市場ができるぞ

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月06日 15:05

生活保護者 調剤薬局を1カ所に限定へ 厚労省検討というニュースが出ていた。本当にやるかどうか分からないけれど、こういう制限系の施策でうまくいったことって今までにあったのか?


だって、これ薬局から見たら、「調剤券」の指定を受ければ安定して売り上げが見込めるわけで、おいしいよね。現金問屋から薬を仕入れて利ザヤを稼ごうとするような業者が存在する業界に、こんなもの作ったら、裏で患者にリベートをバックするようなヤミ市場が必ず出来るに決まってるじゃん。

続きを読む>>

2017年05月05日

イメージって大事かも

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月05日 16:15

先月に副鼻腔炎&咽頭炎&中耳炎に襲われてから、ほとんど運動らしい運動をしていなかったのだが、GWでもあるしお天気も良いので、久々にハイキングのようなことをした。


想像以上に足腰が衰えていて、歩き始めて早々にシンドくなった。引き返そうかとも思ったのだが、折角来たのに勿体ないので、何か良い方法がないか考えた。

続きを読む>>

2017年05月03日

阪神支局襲撃から30年

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月03日 14:23

私が朝日新聞記者を志すきっかけになった赤報隊・朝日新聞阪神支局襲撃事件から30年経った


当時の私は高校3年生。それまで新聞記者という職業があることすら、友人の父がそうだということを除いて、ほとんど意識していなかった。しかし、事件後の報道の大洪水を見ているうちに、何だかとても意義深い仕事っぽいな、命がけなんて格好いい、殺せば殺すほど志願者が湧いてくるなら犯人も悔しかろう、といったことを考えるようになり、気づいたら朝日新聞記者になっていた。

続きを読む>>

2017年05月02日

メニュー至上主義

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月02日 14:45

昨日の堀米のエントリーを読んでいて、興味をそそられる記述に出会った。


児玉教授は、「これまでは、低亜鉛血症に使える薬がなかったので、むやみに調べても患者さんに不安を与えるだけなので、積極的に調べなかった。結果、見過ごされている」と説明します。

続きを読む>>

2017年05月01日

受診しても診過ごされる亜鉛欠乏症

投稿者: | 投稿日時: 2017年05月01日 23:28

先に「成長ホルモン分泌を促し、若さを保つ」のに必要なミネラルとして、亜鉛を取り上げましたが、このほど、国内で初めて「低亜鉛血症」を適応とする薬剤が登場し、それに関するプレスセミナーに参加してきました。低亜鉛血症は、肝機能障害や皮膚障害の原因となりますが、医師にも知られないまま診過ごされていることが多いようです。

続きを読む>>

推進と規制の分離が必要

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月01日 00:00

GWなので少し頭の体操を。


現在、社会保障における厚生労働省の役割は極めて大きい。医療や介護の質と量を担保することも、その職掌に入っていると考えられる。そして、高齢化で膨れ上がる社会保障需要に対して、それに対応する財源を確保できる見通しが立たず、途方にくれているようにも見える。

続きを読む>>

 1 |  2 |  3 | All pages