熊田梨恵の独り言

病児保育の思わぬ落とし穴、「隔離室対応」

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年07月06日 15:47

今年2月、保育園に通う1歳半の息子がインフルエンザB型とRSウィルスによる風邪に次々とかかり、ほとんど家で面倒を見ていた時期があった。

RSウィルスによる風邪は医師に「喘息性気管支炎と胃腸炎」と説明され、家で機械を使って朝晩吸入したりと、なかなか重装備なケアが必要で大変だった。
 
 
 
その頃育児休暇中だった私と夫は、日中に仕事復帰に向けて色々と仕事や作業をするようになっていて、どうしても二人とも息子を家では見られない、という数日があった。

そこで、何かあった時にはとあらかじめ病児保育の利用を考え、事前登録も早々と済ませていた。

しかし実際はなかなかスムーズにはいかなかった。

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イヤイヤ2歳児、なんでこんなに私は疲れるの?

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年07月03日 12:16

もうすぐ2歳になる息子が先週末に39度近い熱を出し、保育園から呼び出されて迎えに行った。

息子は高熱のわりに元気で、保育園からの早退にも関わらず帰り際には園庭で遊びたいと駄々をこね、家についても玄関前でダンゴムシ収集に夢中になり、私に石で絵を描けとねだり、なかなか家に入らない。

帰ったら帰ったで、機嫌よく遊び回り、ご飯もそれなりに食べ、うんちとおしっこも問題なし。体に湿疹などもなし。

しかし体は相当に熱く、40度近くなる時もあったので油断はできなかった。

小児救急ホームケアガイドのフローチャートを辿ると、「おうちで様子を見る」に該当したので、そうすることにした。

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妊娠中に痔・カンジダ・痒み・腰痛が一気に来た!(後編)

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年06月27日 13:28

(*一人の女性としての個人的体験を綴るブログです。症状のリアルな表現が苦手な方はご遠慮ください)
◆前回の記事はこちら


私は妊娠30週の頃、外陰部にカンジダの痒み、肛門にいぼ痔の痛み、肛門周りに原因不明のかゆみ、妊娠による腰痛を抱え、陰部が痛くてかゆくて、毎日がとてもつらかった。

妊婦雑誌にあるような「赤ちゃんが来る日を待ちながらハッピーマタニティライフ☆」などでは全くなかった。

妊婦って、もっとこう幸せに満ちた感じじゃないのかなあ…、もしかしてそれも雑誌の中だけのことなのかなあ…、と思ったりした。

親しい産婦人科医が「妊娠は普通のことと言われるけど、人によってはそれまで抱えていたトラブルが妊娠という負荷を通して大きく出たりすることもあるから、そんな楽なことじゃないはず」といった内容のことを話してくれて、気が楽になったことを覚えている。

私の場合は37歳での高齢出産だったから、なおさらトラブルが出やすかったのかもしれないが。

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妊娠中に痔・カンジダ・痒み・腰痛が一気に来た!(前編)

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年06月25日 00:00

「記者が当事者になって」という連載をロハスメディカルで始めている。

私は妊娠中に起こりやすいと言われるトラブルを色々経験していて、このことは絶対に書き残しておきたいと思っていた。

(私が経験したトラブル)
・つわり
・妊娠中のうつ(そこまでひどくはなかった)
・食あたり(恐らく免疫低下のためと思われる)
・腰痛
・痔
・カンジダ
・肛門周りの原因不明のかゆみ
・むくみ

(他にもあったような気がするが、今思い出せるのはこれぐらい)

千葉県に一人暮らし中のつわりもかなりしんどかったが、一番つらかったのは妊娠30週前後の頃に痔とカンジダと原因不明の痒み、腰痛が一緒にきた時だった。

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「しまじろう」はいつもタイミングよくやってくる

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年06月22日 07:54

昨日のブログを書きながら思い出したこと。

親御さんなら誰しもが、通信教育ベネッセのトラのキャラクター「しまじろう」をご存知かと思う。

このしまじろう、子どもができて初めて分かったのだが、実によく作り込まれたキャラクターだ。丸くて黄色い顔に大きな黒い目、赤い服。子どもたちに絶大人気のアンパンマンを彷彿とさせるフォルムだが、やっぱりこういう感じが子どもの視覚にはキャッチーなのだろう。

息子はアンパンマンも大好きだが、しまじろうにも惹かれるらしい(一番好きなのはNHKEテレ「いないいないばあっ!」のワンワン)。

しかし私はしまじろう関連のおもちゃはベネッセに仕掛けられているような気がして、どうも持たせる気にならず、外出先で見かけても近寄らせないという小さな抵抗をしているが、子どもには関係ない。

息子はしまじろうのおもちゃを見ると、走り寄って楽しそうに遊んでいる。

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もし2歳児が虫歯になったら?

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年06月21日 13:18

(今回は一人の母親としてのブログであって、情報提供として書いていません。個人的な主観が多く入っています)

先日の阿部勝也医師の訪問診療に関するブログに出てきた「サフォライド」という虫歯の進行抑制剤。以前は小児用に使われていたが、歯が黒くなるため最近ではあまり使われないそうだ。

それについて書きながらふと気になった。

1~3歳ぐらいの乳幼児が虫歯になったら、一体どうやって治療するんだろう?

どういうことかというと、もうすぐ2歳でイヤイヤ全盛期の息子は、毎回の歯磨きを、泣いて喚いて暴れて全力で嫌がっている。私はいつも床に座って、自分の股間に息子の頭が来るようにして、脚で息子の体を挟み込んで磨いている。嫌がって動きまくる腕を私の太ももで抑え込んでいるので、完全に「身体拘束」だ。

息子も全力で抵抗するが、私に力でかなわないとなると、今度は口を開けない、もしくは開けても歯ブラシを噛んで抵抗する。もし私の指が入ってこようものなら、全力で噛む。

一度滑って指が入って噛まれてしまい、「いったああああ!!!」と叫んだことがある。

小さい顎と口なのに、凄まじく痛いのだ。

恐るべし、イヤイヤモンスター。

この大変さと言ったら、どのお母さんも皆苦労されているのだろう。

私自身も毎回疲労するのでやりたくないのだが、こうでしか磨けないのだから仕方ない。

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訪問歯科で、摂食「咀嚼」嚥下訓練を!

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年06月19日 14:53

ロハス・メディカルは歯についての特集を組んでいます。

私も関西の歯科医療事情を調べようと、以前も取材させて頂いたことのある阿部歯科医院(尼崎市)の阿部勝也医師(写真右)に取材しました。阿部医師はケアマネジャーの資格も持ち、患者の歯や口だけでなく体全体を見ることを大切に考えています。現在は摂食嚥下機能訓練にも力を入れていると伺ったので、訪問診療に同行させて頂きました。

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「私はダメ人間、誰からも愛されない」自己肯定感の低さという日本の闇

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年06月14日 13:58

産後うつに関する一連のブログを書いたところ、毎日のように感想や共感、悩み相談のメール、メッセージを頂くようになった。(面識のない方からはFacebookやTwitterのメッセージで送られてくる。便利な世の中…)

感想を頂戴するのは大変有り難く、嬉しいことなので一通一通大切に目を通している。

驚いたのは、男性からの感想もわりと多いこと。女性からの共感が多いだろうと思って書いていたのが、男性からも「この部分に共感した」とくる。

ほぼ毎日返信を書いているが、お送り頂く内容が内容だけに適当に書きたくないので、落ち着いて書けるときに書いているとあっという間に一日が経つなんていう日もある。

有象無象にあるネット情報の中で私のブログを読んでくださっている方は一部だと思う。それでこの感想の数。

これは私だけの手に負える問題じゃないのでは? と思い始めた。

というのが、皆さんから頂戴するメッセージは、個別には状況は違っているが、共通している部分があるからだ。

キーワードは、

「自己肯定感、自尊心が育たなかった」

「世の中が生きづらい」

「罪悪感、自責」

これらが根っこにあるということ。

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敏感な人達の生きづらさと、鈍感なヒラメ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年06月10日 00:00

私の産後うつに関する一連のブログのもう一つのテーマは、「生きづらさ」だったような気がする。

とにかく、この社会が生きづらかった。

小学校低学年頃からすでにそう思っていたし、成長してもそれは変わらないどころか、社会人になって働き始めると一層生きづらくなっていった。

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アラサー以降の女性の生きづらさ「結婚しときゃよかった」と思った私

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年06月06日 15:55

ハフィントンポストにブログを投稿するようになって、編集部から「だからひとりが好き」という新企画のブログを書かないかと案内が来た。『「ひとりの価値」を再認識するきっかけを生み、みんなと過ごすことと同様に、ひとりで過ごす大切さ(と楽しさ)を伝えていきたい』という趣旨だそうだ。

それから、ハフィントンポストでは様々な切り口から「ひとりが好き」という投稿が流れている。

それを見ながら思っていたが、リアル「東京タラレバ娘」(東村アキコ著:講談社)だった私から言わせてもらうと、「ひとりなんか絶対にイヤだ」。

そもそも、この社会は女性が一人で生きていくのに優しくなんてできていないじゃないか。

「ひとりでいること」は好きだけど、「この先もずっとひとりでいる」ことがしたいかというと、私はそうじゃない。

それほど、一人の生身の女性としての私は強くはない。
 
 

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑭つらい理由のまとめ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年06月02日 11:15

今回で、この長かった連載を一旦終わりにしようと思う。

毎回この長文のブログを読んでくださった方々には、深く御礼を申し上げたい。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑬不要な信念体系を手離す

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月31日 16:40

そして私の心身はますます不調になっていき、以前書いたような寝たきり状態にまで落ち込んでいった。

私はうっすらと、自分自身の問題だということ、ここまで自分の心身を追い込んだのは自分だということも分かっていた。

そしてどん底まで落ち込んだと思った時、たまたま亀田総合病院にいた時にお世話になった医師に連絡することがあり、彼に現状を告げると一つのヒーリング手法を勧めてくれた。

それは自分の中にある信念体系を新しい信念体系(私の場合なら「私は愛されない」を例えば「私は最高最善に周囲や仲間と愛し愛されている」に)に置き換えていけるという一つの手法だった。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑫子どもの泣き声、私の心の傷

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月30日 14:43

私がどのようにして産後うつになっていったかは、以前に書いている。

産後、何が、なぜ大変になるのか?①初めての命
②産後うつ
③「抱っこしなければ」の奥底にあるもの
④幼少期の心の傷

産後は、身体、心、生活、周囲の状況などが一気に変化する。

特に初めての子どもだと、どう扱っていいのか分からず何をするにも右往左往してしまい、疲れた体がさらに疲れ果てるという人が多いと思う。

産後の女性の体は交通事故で重傷を負ったほどの状態だという例えもあるが、その状態から十分に回復できないまま睡眠もとれず、初めての授乳やおむつ替え、沐浴などのケアをしなければいけなくなる。

授乳もスムーズに進む母子の場合ならいいと思うが、私の場合はそうはいかなかった。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑪消えた摂食障害

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月29日 13:04

こうして私は、様々な人たちの助けを借りながら、少しずつ回復の道を辿っていった。

30代半ばになった頃には、以前ほど自分のことを嫌いではなくなっていたし、それなりに好きだと思えるようになっていた。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑩外見コンプレックスの克服

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月26日 15:36

同じ頃、私は自分の外見に対するコンプレックスの解消にも挑戦した。

私は思春期の頃、自分の外見を気にし始めた頃から、自分の容姿が大嫌いだった。

自分は誰からも愛される価値がないと思い込んでいたので、自分がひどく不細工だと思っていて、鏡を見るのも嫌だった。

目が悪くて眼鏡をかけているのも、一重の切れ長の目も、ほっとくとダサく曲がるクセ毛も、すごく嫌だった。

中高生の頃、クラスに一人か二人はすごく可愛い子がいた。女子からも男子からも好かれ、先生からも気に入られるような、華やかな雰囲気を持つ子たち。そういう子たちがすごく羨ましかったし、憧れた。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑨欲しかったもの

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月25日 14:13

「アダルトチルドレンと摂食障がい・DV被害者の自助グループ ACOA(アコア)」は、インターネットで検索して見つけた。

他にも摂食障害の自助グループは色々あったので出かけてみたものの、雰囲気が自分とは合わないかなと感じたり、長く通っている人が我が物顔をしていたり、摂食障害の内容でヒエラルキーをつけられるようなところもあったりしたので(たまたまその時がそうだっただけかもしれません)、なかなか心地よく通えるところを探すのは難しいなと思っていた。

ACOAのサイトは押しつけがましくなく、同じ悩みを持つ人への優しさに溢れ、自律している感じがした。

「摂食障害やDVの人のため」と書かれていたので、自分にぴったりだとも思った。

当時はまだ依存症について理解できておらず、摂食障害とDVの共通性もあまり分かっていなかっためどういうことかは分かっていなかったのだが。

ACOAを主宰する女性が、摂食障害やDVのカウンセリングも行っていた。直感でこの人に受けてみたいと思い、私は両方に通うようになった。

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データ見て口の介護予防を~大阪・都島の歯科で患者向け講座

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月25日 10:00

ロハス・メディカルで歯についての特集が組まれているが、私も自分が介護施設で働いていたころに歯の重要性を痛感していたので、個人的にもとても興味のある分野。

認知症患者が入れ歯を合ったものに作り変えただけでADLもQOLも改善されたことがあった。介護度が下がるケースもあると聞く。ほかの施設では、糖尿病の方が歯周病のケアをすることで病気の進行が落ち着いたり、口から食べる機能が向上して食べ物の種類が増えたことで、一気にシャキシャキと動き出した方もおられたそうだ。

色々調べると、がん患者は抗がん剤の副作用で口腔内にカビが発生することがあるため、静岡がんセンターは県の歯科医師会と連携して口腔ケアに力を入れていた。手術前後の口腔内ケアに歯科衛生士が関わっている病院もあった。

個人的に驚いたのは歯周病の怖さで、脳血管、心臓、胃、皮膚等の疾患、関節炎、腎炎、骨粗しょう症などに影響すると聞いた時は「口の中のことなのに、そんなに体内に影響するの?」と思ったものだ。おまけに妊娠中には歯周病が早産にも影響すると聞いたので、歯科健診に行き口腔ケアを頑張った(私のいた吹田市は妊婦の歯科検診を無料で受けられた)。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑧死の瀬戸際

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月24日 16:17

ある日の私が買ってきたものは、牛丼チェーンの丼物2食、ドーナツ屋でドーナツ10個、コンビニでラーメン、パスタ、チョコレートビスケット、ポテトチップス、プリン、シュークリーム、ケーキ3個。

これらを帰宅後にテーブルの上に広げ、パソコンでネットサーフィンなどしながらだらだらと食べ続ける。

とにかく体に悪そうなものがいい。

明らかに太りそうな炭水化物や油ものなどカロリーの高そうなもの、お菓子など。ダイエットをする際には敬遠したくなるものばかりを選んでいた。

大丈夫、思い切り食べても、後で吐けばいいんだから、と。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑦摂食障害

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月22日 14:13

ここまで読まれて、「産後鬱の話のはずがDVとかリストカットとか、方向がずれてないか」と思われる方もいるかもしれない。

しかし私の中では、自分の抱え続けたこの苦しみこそが産後鬱の土台だった。

育児には自分がこれまで抱えてきた人生の課題が現れやすいと言われるが、まさしくそうだった。自分自身が成長するしか、真新しい子どもの命に向き合う方法はないのかもしれないと思った。

産後、私のように幼少期から抱えている親との問題が浮き上がってくる人も多いように、周りの話を聞いていると思う。このブログに寄せていただく感想を拝読していても、そういうご経験をされている方々が多い。

産後鬱の圧倒的な孤独は、抱えている悩みの背景が人それぞれ違うということも一つの原因かもしれない。

だとすると、ホルモンバランスが乱れるという生理的な話だけでは済まないのではないか。抱え続けた人生の課題と向き合わなければいけなくなるのだから、ある意味のクライシスだ。(同時にチャンスでもあると思うが。とはいえ、皆が皆人生の課題が上がってくるわけでもないだろうし、本当に人それぞれだと思う)

こういう根っこの苦しみも、書かずに済ませることはできた。ただ産後鬱の最中のしんどさのみを伝える、ということもできた。でもそれでは、産後鬱の何が苦しいのかを伝えられない、それでは自分が書く意味がないと思った。
 
 

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑥過去の恋愛依存、DV

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月19日 11:49

私のもう一つの大きな依存症が、恋愛依存だった。

恋愛は、家族以外で最も近い対人関係だから、自分の価値観や求めるものが顕著に表れる。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑤過去の自傷行為などの依存症

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月18日 16:20

私の大学受験については、4年前にブログに書いていた。今思えば、これが初めての両親への反抗だったと思う。

両親は私の高校時代、「教師の仕事が一番恵まれているから、お前は教師をしろ」と、当然のように私の進路も就職も決めていて、私も自分はその道に進むものだと思って馬車馬のように毎日勉強していた。しかし、この件をきっかけに自分を覆っていた分厚いガラスが割られ、私は生まれて初めて「自分がどうしたいか」を考えた。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?④幼少期の心の傷

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月17日 15:22

そして子どもは2か月、3か月と成長していったが、一方の私は回復するどころかどんどんと精神的に追い詰められ、体調は悪化し、一昨年秋ごろからはこれまでの人生で最悪の体調不良を経験した。

前述したようにほぼ寝たきりとなり、トイレは這っていき、這うのも無理な時は子どものおむつに用を足したことさえあった。固形物は食べられなくなり、胃ろうの方が摂取する流動栄養の「ラコール」かヨーグルトをすすった。噛み砕き飲み込むことに力がいるということを、初めて知った。半身を起こす力も入らず、寝たきりの高齢者とはこうやって筋肉が弱り、廃用症候群を起こしていくのかと天井を見ながら思った。片頭痛も頻繁で、そのころには何を見るのもつらい状態になり、パソコンやスマホの光や細かい文字は厳しかった。最低限でのやりとりでしかスマホは使えなかったので、ますます知人友人とのやり取りも減り、孤独に追い込まれた。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?③「抱っこしなければ」の奥底にあるもの

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月16日 00:00

育児ブログを書く上で自分の産後鬱の経験は避けて通れないため書き始めたが、産後鬱について書くためにも避けて通れないことがある。

産後鬱がひどくなったのは、「自分と同じようなつらさを息子に味わわせたくない」という思いがとても強かった、ということだ。

このエントリーを書くのは非常に勇気が要ったが、これを書かなければ逆に薄っぺらく終わってしまうので、意味がないと思った。子どもの命と向き合うということは、自分自身と深く向き合わざるを得なくなるということがよく分かったし、そこから逃れることは、私はできなかった。

こういうことはあまり書くべきではない、という意見もあるかもしれない。しかし、私はこの部分なくしては自分だと言えないし、今後何をやる上でも、自分の土台になる部分なので、書いておくことは必要だと思った。またそういう生真面目な部分も自分の一部だし、自分自身にしかできない表現であると思う。こういう経験をしている人もいる、というあくまで一つの体験談として書いていきたい。
 

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産後、何が、なぜ大変になるのか?②産後うつ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月15日 10:47

生まれたての息子は、体重約3400g、身長50cmと両掌に置けるほど小さく、手足はか細く、やわらかくてふにゃふにゃしたように感じられた。

腕に抱く息子の命は、ふっと息が吹きかかるだけでも消えてしまいそうな儚い蝋燭の炎のように思えた。新生児を取材させてもらったことをはあっても抱くことなど初めての私は、どう扱っていいのか、抱っこするのも怖々だった。
(ペット(の話を持ってくるのもどうかだが)もニワトリ以外飼ったことがないので、自分より小さい命に触れたことがほとんどなかった)

ちょっと力を入れ間違えたら、すわっていない首がガクンと折れ曲がらないか、手足の骨が折れやしないか、関節をおかしな方向に曲げやしないか、ヒヤヒヤしていて抱くのも毎回緊張したぐらいだった。

自分が世話をしなければいけないが、その世話がやり過ぎでないか、不足していないか、そういったことが全く分からなかった。

よく「手を抜いたほうがいいよ」と言われるけど、何に力を入れて、何に抜いていいのか、そもそもそこから分からないのだから、手の抜きようなどないのだ。

おそらく二人目を持つことでもないと分からないのだと思う。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?①初めての命

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月11日 17:36

子どものいる母親と話すと、よく「産後が大変だった」という話になる。

最初から大変になると分かっていて対策を立てていたり、用心していたということはなかったと。

「こんなことになるとは思わなかった、教えてほしかった」と話し合う。

どうしてこういうことになるなるんだろう? と最近考えている。

(注)
子どものいる方全てに「産後大変でしたか?」と質問したわけではないので、産前産後も心身良好という方と話をしなかっただけかもしれませんし、そういう方とたまたま出会っていないという可能性もあります。私からそう切り出すと同じような話をされる方が多いので、このブログを書きたいと思いました。あくまで私の経験を元に書いていますので、ご容赦ください。ネガティブな感情表現が多いため、不快に感じられる方はご遠慮いただければ有り難いです。

また、これを読んでおられる妊婦さんもおられると思います。素晴らしい命を育んでおられる方に「出産って怖いのか」と不安を与えてはいけないとも考え、この内容を書くかどうかとても悩みました。しかし、あくまで私個人の一人の母親としての体験であれば、書き残しておくのも意味があるのではないかと考えました。確かに妊娠出産は素晴らしい奇跡であり、尊い命の育みです。私自身、息子が私達夫婦のもとにやってきてくれたことに心から感謝していますし、息子のことは大好きです。その輝かしさの一方で、心身が不調になって大変だったこともありました。でも、息子がいてくれたから乗り越えられたことでもあるのです。出産は素晴らしいことであると同時に、私のように大変なことが同時にあることもあると思います。もし産後に体調不良に見舞われた方がおられたとして、私のように「誰もそんなこと教えてくれなかった」と悲しく思う人が一人でも少なくなってほしいという思いから書きました。「産後にそういうことになる人もいるんだな」と思って読んでもらえたらと思います。

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育児中の思わぬ伏兵、爪切り

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月10日 10:06

昨日、育児に鼻水と鼻くそという思わぬ「伏兵」がいたと書いたが、もう一つ思い当たったのが、爪切りだ。

赤ちゃんの爪切り。

これはもう、本当に恐怖だった。

どのお母さんも、最初の爪切りは相当緊張したのではないかと思う。

こんな細かい話を書くブログは他にないと思うので、書き留めておく。

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育児中の思わぬ伏兵、鼻水と鼻くそ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月09日 14:45

病児保育について書くつもりが思わぬ方向に話が逸れたので、このまま投稿することにした。

子どもを持つ前には、まさかこんなことに悩み、多くの手間を取られることになるとは想像だにしなかった。

そんな思いもよらなかった伏兵が「鼻水」と「鼻くそ」だ。

これは多分、母親あるあるだと思う。

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子どもが病気! 親ができることは?

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月08日 13:59

もうすぐ2歳になる息子は、特別大きな病気はなく有難いものの、どの子どももなるだろう病気は着々と経験している。

一般的な風邪はしょっちゅうで、特に昨年夏ごろから保育園に通い始めるようになって、頻繁に鼻水を出し、発熱、下痢をしている。

その風邪がひどくなったものとして…

・中耳炎
・喘息様気管支炎(RSウィルスが原因だった)
・インフルエンザA型
・ロタ(検査はしていないので、多分)

これらの時は大変だった。何が大変かというと、自宅でのケア。

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管理栄養士が調剤薬局、健康支援NPOで活躍中

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月27日 12:26

管理栄養士1.jpg「自分は健康」と思っている人を、楽しく医療につなげるには?の続きです。

さらにこの認定NPO法人健康ラボステーションのイベントが面白いのは、調剤薬局で働いている管理栄養士が活躍していることだ。

管理栄養士の新しい健康支援、疾病予防の形として、一つの新しいモデルになるかもしれない。

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感情表現の多いブログを書いていたことについて

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月26日 15:10

子どものかかりつけ医を探せ! シリーズをしばらくブログで書いておりましたが、その内容について頂いたコメントから色々考え、コメントへのご返信ではなく一つのエントリーとして書こうと思いました。

まず、ブログの内容から誤解を生んでしまった、と反省しました。

今回のシリーズは、私が「一人の母親として感じたことを綴るブログ」であり、「記者として書く記事」ではありませんでした。

最初にそのことを但し書きとして書いておくべきだったと思っています。

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「自分は健康」と思っている人を、楽しく医療につなげるには?

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月25日 10:00

カウンセリング中.jpgブログのタイトルは私が日々考えていることなのだが、これに関連して先日、個人的に興味を持っているNPOらが主催する健康イベントに出かけてきた。

市民の健康づくりのために各種イベントや講座などを行う認定NPO法人「健康ラボステーション」が、市民を対象にコレステロールや骨密度、血管年齢など9種類の測定を行い、管理栄養士や薬剤師が測定した数値を元に健康指導を行うというもの。毎月第三水曜日にグランフロント大阪で開かれている。

大阪市立大学健康科学イノベーションセンターと一般社団法人日本姿勢と歩き方協会も一緒に主催していて、同時に疲労度測定やウォーキング教室なども開かれている。

何が面白いかというと、この「健康ラボステーション」は、調剤薬局チェーンの企業が立ち上げ時から協力し、測定したデータを基に薬剤師や管理栄養士が健康指導を行い、必要に応じて受診勧奨するなど医療につなげているということ。「自分は健康」と思っていても、実は体はそうでもないという人をどう医療につなげるか。この活動の形も一つのモデルかもしれない。

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子どものかかりつけ医を探せ! ~吹田編⑦

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月25日 00:00

■子どものかかりつけ医を探せ! シリーズ 吹田編       

後日談。

トンデモクリニックで痛い目に遭った私が次にどこを選んだかというと、最初の訪問時に保健師が教えてくれた、「人気でいつも大変混み合っている」という小児科にした。

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子どものかかりつけ医を探せ! ~吹田編⑥

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月24日 12:04

■子どものかかりつけ医を探せ! シリーズ 吹田編      

前回は書きながら当時のことをまざまざと思い出したため、ちょっとエキサイトしてしまった。

トンデモ医療機関をディスるのが目的のブログではなく、あくまで一般市民がかかりつけ医を探すことの大変さを綴るものなので、前回の経験を踏まえて思うことを書いておきたい。

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子どものかかりつけ医を探せ! ~吹田編⑤

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月21日 13:15

■子どものかかりつけ医を探せ! シリーズ 吹田編     

保健師が訪問時に「どこのクリニックでもスタッフさんが予防接種の要領を分かっておられるので、受ける順番やスケジュールはクリニックと相談して決めていったらいいですよ。受けると決めたら、まずは電話してみてください」というようなことを言っていたので、まずは電話してみることにした。

Aクリニックに電話し、子どもが2か月になるため予防接種を受けたいと告げた。4種類の同時接種を受けたいと言うと「少々お待ちください」と、あちらで相談している様子が伝わってきた。

あれ、同時接種ダメなのかな? 小児科医の間ではだいぶ広まってきていると聞いていたけど。

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子どものかかりつけ医を探せ! ~吹田編④

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月19日 16:27

■子どものかかりつけ医を探せ! シリーズ 吹田編   

子どもが2か月になると、ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、ロタの4種類の予防接種が可能になる。これらは4つの同時接種が可能なので、そうしてもらいたいと思っていた(そのわけはこちら)。

どこで受けるか悩んだが、子育てサロンで聞いた「近くだと何かあった時に駆け込める」という話が印象的で、近い方がいいかなと思うようになった。特に初めての予防接種だし、私も分からないことだらけだったので、何かあればすぐに行けるというのは大切なような気がした。

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子どものかかりつけ医を探せ! ~吹田編③

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月18日 15:26

■子どものかかりつけ医を探せ! シリーズ 吹田編  

保健師が教えてくれた子育てサロンが自宅から徒歩7,8分のところにあったので出掛けてみた。

まだ2か月手前の子どもを抱っこ紐に入れて、歩く。8月だったのでとても暑く、子どもの髪の毛の薄い頭が直射日光にやられないようにと、ハンカチを被せて歩いたことを覚えている。こんな風に子どもと出かけるのは数回ぐらいしかなかったので、とても緊張して歩いた。そう思うと、何の気なく歩いているように見える母親でも、実は内心とても緊張しながら歩いている、という人もいるんだろうと思うようになった。

駅前の古めの商業ビルのような建物の中の一部屋がサロンだった。ベビーカーや自転車が入り口付近にいくつか停めてあった。あらかじめ問い合わせしてあったが、こういう場所に初めて入るときは本当に緊張する。

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子どものかかりつけ医を探せ! ~吹田編②

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月17日 14:49

■子どものかかりつけ医を探せ! シリーズ 吹田編 

2か月になるころ、ようやく医療機関の一覧表を取り出した。その頃は子どもがよく泣いていたので、ベッドに置いておけず、抱っこしながら資料を見ていたことを覚えている。

そもそもその一覧表自体がデカく、多くの医療機関がずらっと並んでいた。それだけで見る気が萎えたが、見回して保健師がマーカーしてくれた部分に行きついた。

その範囲だけでも10か所ぐらいある・・・。

おまけに、どれもこれも「○○診療所」「~~クリニック」「△△内科」と似たような名前ばかり。それと住所だけ並べられても、分からんわ! 選べんわ!!

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子どものかかりつけ医を探せ! ~吹田編①

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月17日 12:59

かかりつけ医を探せ! シリーズ 豊岡編はこちら。

私は産前休暇に入ってから、大阪府吹田市に引っ越した。吹田市を選んだ理由は特にない。結婚が決まってから夫と新居を探したが、夫の通勤圏内で住環境のいいところなら大阪府北部辺りと聞いたこと。路線を考えて不動産屋を回った時に、たまたまいい物件が吹田市にあったというだけだ(もう一つ悩んだのが豊中市の物件だったので、選択が違えば今のような状況ではなかったかもしれない)。

つまり、全く知らない地域のため土地勘はなく、知人友人、親戚もいない。こういう状況の中で、子どものかかりつけ医を探さなければいけなかった。

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記者が当事者になって思う、情報を得ることの難しさ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月15日 00:00

私は医療情報誌の記者をずっとしてきたし、妊娠出産についても周産期医療についての「救児の人々」という本を書いていたので、医療情報については一般の妊婦さんよりは知っている方だと思っていた。

ところが妊娠して以降、「え、全然知らんかった、そんな大事なこと誰か教えてよ」と思うことにしばしば出くわし、参った。(例えばなぜ出産直後は体を大切にしなければならないのか、とか、その方法や考え方とか)

おまけに産後うつになって家事育児不能状態に陥る羽目になり、「おいおい、私こんな仕事してるクセにこのザマかよ」と毎日自分を責める羽目に。

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子どもが病気の時の「判断」が大変

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月14日 00:00

子どもが病気になって病児保育に預けたりする流れの中で一つ感じたのは、「判断」が結構負担で大変だということ。

今回の流れで順番に見ると、
①子どもの状態が通常か異常かを判断

②小児科に行くか否か(救急か否かということも含め)を判断

③保育園に行くか否かを判断

④仕事をどうするかを判断

④翌日以降どうするか判断

⑤病児保育を利用するか否かを判断

⑥子どものホームケアについて何をするかしないかを判断

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「病児保育」と「病後児保育」

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月13日 16:42

仕事復帰しょっぱなから息子がロタにかかり(多分)、仕事を休まざるを得なくなった。

目の前で嘔吐や下痢をしている子どもの看病をしながら、予定を変更してあちこちに連絡しなければいけないし、家事もやらなければいけないので、本当に大変だった。

息子は子ども園を3日間休むことになったが、そのうち1日を豊中市の病児保育で過ごした。

箕面市内には病児保育がなかったため、隣の市まで行かざるを得なかったのだ。

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子どものかかりつけ医を探せ! ~豊岡編

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月13日 14:33

私は一昨年夏に大阪で長男を出産しましたが、産後の肥立ちが悪く、昨年春ごろから実家の兵庫県豊岡市で療養を含めて過ごしていました。

引っ越してまず最初に考えたのが、子どものかかりつけ小児科です。

当時の息子は1歳前で、たくさんの予防接種がありましたから、病気のためというより予防接種をスケジュール通りに受けるために急いで小児科を探さなければいけなかったのです。

引っ越し後、母子保健を担当する部署から連絡があり、予防接種や検診のことなどを保健師に教えてもらう面談が設定されました。

そこで、予防接種を行っている医療機関の一覧が渡されました。

さあどこにするか・・・。

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フル復帰初日に子どもがロタかも

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月11日 10:54

1日から仕事復帰しましたが、4月1週目は慣らし保育といって、ほぼ半日保育。

午前中のみ子どもを預け、午後に迎えに行っていました。

息子は以前も保育園に通っていたため、わりと早く慣れてくれて、朝も泣かないし、給食も食べ、お昼寝もできるようになっていました。

頑張ってくれてるんだな~と嬉しく、ますます私も頑張ろうと気合が入りました。

2週目からは通常に入り、一日保育が始まります。

私もいよいよフルで仕事モードに入るぞと意気込んでましたし、今週からは関係各先への挨拶も予定に入れていました。

そんな矢先の去る日曜の夜、息子が噴水のように勢いよく嘔吐したのです!!

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熊田が復帰しました

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月04日 09:25

ご無沙汰しておりました、論説委員の熊田梨恵です。

しばらく育児休暇をいただいておりましたが、この春から復帰いたしました。

どうぞよろしくお願い申し上げます!


一昨年7月に出産した長男は、成長曲線を飛び出るほど背も高く、すくすくと元気に育っております。

朝5時には私を叩き起こし、散歩に行きたがるくせに玄関で石をつまんで1時間以上過ごし、ご飯を放り投げてお茶を口にためて吹き出し、浴槽で転んだりと、よくもまあこんなに忙しくできるものだと思います。

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フジテレビ「とくダネ!」VTR出演のお知らせ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2013年03月10日 18:56

今週火曜日、フジテレビの朝の情報番組『とくダネ!』で、医療特集が放送されます。看取りや終末期医療に関する15分間のVTRですが、その中で医療問題ジャーナリストとしてコメントしております。

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命を生きることの喜びを、伝えたい

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2013年02月17日 07:20

ここ数日、インフルエンザで寝たきり生活でした。

凄まじい頭痛と関節・筋肉の痛み、高熱、咳、悪寒などのフルコースに襲われながら、寝るしかないのに、寝ようとしても痛みと咳に邪魔をされて睡眠不足になるという、「神様、これは拷問ですか」と問いかけたくなるような2日間でした。

3日目になって、ようやく起き上がって何かしようというところまで回復。

寝たくても寝られない、夢うつつの頭で私がぼんやり考えていたのは、今から15年ぐらい前に、同じようにこうしてぼーっと突っ伏していた私。

でもあの時は、ベッドではなくて、部屋の床でした。

もう受験なんて意味がないからやめよう、と思っていた、18歳の私でした。

その時突っ伏していたのは病気のためではなく、日本軍が朝鮮半島を侵略したときの話だとされる「語り」を、聞いたからでした。

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私が記者を続ける理由

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2012年03月21日 15:09

私は医療記者です。

記者と名乗ると、一般的なライターと混同されることが多いため、多くの人に伝わるようにと医療ジャーナリストと名乗ることが最近は多いですが、やはり私は記者だと思っています。

私が記者を志したのは、親友の死がきっかけでした。

美しかった彼女は、20歳で自らの命を絶ったのです。

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東日本大震災復興イベント~3/18・兵庫尼崎

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2012年02月29日 10:38

東日本大震災・阪神淡路大震災関連イベントのご案内です。


第8回 笑顔ふれあい祭り (主催:地域を結ぶ笑顔の会)

テーマ「地域の力 ~阪神淡路大震災から17年、東日本大震災から1年」

2012年3月18日(日) 午後1:30~4:00

尼崎市立小田公民館ホール(JR尼崎駅5分)、無料(参加申し込み不要)

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TPP問題、医療界が押さえるべきツボは②―長尾敬議員に聞く

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年12月22日 16:32

 前回に続き、TPP問題の医療界に及ぼす影響についてそれぞれの立場の国会議員から語っていただきます。今回は慎重派の立場を取る長尾敬衆院議員(民主)です。

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TPP問題、医療界が押さえるべきツボは―梅村聡参院議員に聞く

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年11月18日 18:29

 世間を騒がせている環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加問題。医療界への影響についても様々な意見が飛び交うものの、論点がどうもはっきりと見えてこない。医療界が考えるべきエッセンスを梅村聡参院議員(民主)に聞いた。(熊田梨恵)

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「平穏死の10の条件」―長尾和宏日本尊厳死協会関西支部長が講演

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年10月27日 02:16

 「平穏死できない現実を知ろう」「救急車を呼ぶ意味を考えよう」-。兵庫・尼崎市で在宅医療を続ける長尾和宏氏(日本尊厳死協会関西支部長、長尾クリニック院長)が10月26日、「平穏死の条件」をテーマに神戸市内で講演した。(熊田梨恵)

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「妊婦さんの笑顔を見たい」―大野事件・加藤医師が公開シンポで講演

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年10月13日 14:43

「妊婦さんの笑顔を見たい」―大野事件・加藤医師が公開シンポで講演
 日本の医療の歴史を変えた「福島県立大野病院事件」。これまで一般聴衆の前に立つことのなかった元被告の加藤克彦医師が10月8日、兵庫・尼崎市内で講演した。(熊田梨恵)

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大野病院事件の加藤医師を迎えたシンポ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年10月08日 19:34

日本の医療界の歴史を変えた「福島県立大野病院事件」。

被告だった加藤克彦医師を迎えた公開シンポジウムが10月8日に兵庫・尼崎市内で開かれました。

加藤医師が公の場に出るのは3回目ですが、一般の方の前に立たれるのは初めてです。

私も業界紙の記者として大野病院事件について取材していましたが、実際に加藤医師にお会いすることはなかったため、とても緊張して今日を迎えました。

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医学生さんが見学に来てくれました②

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年09月30日 15:18

東大医学部5年生の二宮英樹君が、私の仕事を見学に来てくれた話の続きです。

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中医協委員、大阪で現場医師らと診療報酬を議論

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年09月28日 21:37

 中医協の診療側委員5人が9月23日、大阪市内で開かれた医療フォーラムで診療報酬改定についてについて議論し、会場の医師らと意見交換した。厚労省によると中医協委員が揃ってイベントに登壇した例はこれまでないという。会場からは現場を悩ませている7:1入院基本料や入院中の他科受診の問題などのほか、在宅医療や有床診療所、薬剤費の問題など様々な意見が委員にぶつけられた。(熊田梨恵)

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医学生さんが見学に来てくれました①

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年09月16日 15:46

去る8月31日、わざわざ東京から医学部生さんが私の仕事を見てみたいと言って見学に来てくれました。

来訪してくれたのは、東京大学医学部5年生の二宮英樹君。彼はアメリカンフットボール部に在籍し、身長180センチ超。体力勝負の医師という仕事にはぴったりだなあという頼もしい風貌でした。

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相馬市の震災孤児支援基金、目標額2億円到達~今後は大学奨学金へ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年08月02日 11:04

 福島県相馬市で募っていた東日本大震の遺児・孤児に支給する「震災孤児等支援金」が2億1800万円集まり、当初の目標額を上回ったことが分かった。市の担当者は「市長の意向として、『親が生きていたらできるはずだった』ことはしていきたいと思っているので、今後集まる寄付金は大学進学資金にさせていただきたい」と話しており、今後さらに1億円を募って大学進学の奨学金に充てるという。(熊田梨恵)

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「共震ドクター 阪神、そして東北」11日出版!

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年07月06日 12:12

 「それゆけ!メディカル」でもお世話になっている長尾和宏医師と執筆を続けてきた「共震ドクター 阪神、そして東北」が11日にとうとう出版されることになりました!

 東日本大震災で個人に合った救済が行われず、各制度が助けとなっていないのはなぜなのか。阪神淡路大震災を被災した長尾医師が被災地をめぐり、その手掛かりを見つけました。今回の東日本大震災を「つら過ぎる出来事」で終わらせず、「震災があったからこそ日本は変われた」という希望に変えていくための具体的な考え方を提示しています。「自分にも何かできないか」と思う人には、ヒントが溢れていますので、ぜひご覧いただきたい一冊です。

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6月21日(火)東邦大で講演します

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年06月16日 17:40

今回は医療者向けの講演会ですが、お時間がございましたらぜひご来場いただければと存じます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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「自然に『死』と向き合える社会に」―認知症患者の介護家族の声⑤

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年05月23日 16:40

インタビュー NPO法人「つどい場さくらちゃん」理事長・丸尾多重子さん
 介護者同士の交流の場を開く「つどい場さくらちゃん」の丸尾さん自身、約10年の間に両親と兄をみとった経験があります。「介護者が笑顔になることで本人も元気になる」と介護家族の支援を続ける丸尾さんに、「なぜ今の社会で介護するとこんなに大変になってしまったのだろう」と聞いてみました。(熊田梨恵)

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介護者たちの共感の場が家族の力を育てる

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年05月23日 15:57

 在宅医療の取材の中で、介護家族や医療者、近隣住民などが集まる「つどい場さくらちゃん」を知りました。最初は一般的な家族会のように、集まって話すことで日ごろのストレスを和らげていく場かと思っていましたが、介護者が他の家族の見守りをしたり、介護する側とされる側が一緒に北海道に旅行して介護を学んだり。民間ならではの有機的な取り組みの中で、介護者自身が育つ姿がありました。(熊田梨恵)

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「相手の何を大事にして介護するのか」―認知症患者の介護家族の声④

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年05月23日 14:55

 少々アップが遅くなりましたが、「それゆけ!メディカル」4月25日号表紙を飾って下さった介護家族の方へのインタビュー、最後は栗栖典子さん(48歳)です。栗栖さんは、昨年10月にアルツハイマー型認知症とパーキンソン病だった義母の幸子さん(享年85歳)を自宅で看取りました。幸子さんは有料老人ホームに入所していましたが、栗栖さんは施設の介護内容に納得がいかず、在宅で介護することを決意。約1年半の在宅介護を経て、幸子さんは栗栖さんや息子、栗栖さんの母、栗栖さんの友人、在宅医や訪問看護師など親しい人たちに囲まれて亡くなりました。栗栖さんは、「介護を安全に綺麗に楽しく頑張る、なんてことはできません。危険も苦労もあります。相手に対して何を尊重するかが大事ではないでしょうか」と話します。(熊田梨恵)

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医学生の会で講師をしてきました

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年05月20日 19:31

去る5月15日、順天堂大学内の講義室で開かれた「医師のキャリアパスを考える医学生の会」の勉強会にお招きいただき、拙著「救児の人々」について講演してきました。

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医学生の勉強会で講師をします

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年05月06日 12:09

 5月15日(日)15時から、順天堂大学(文京区)で、拙著「救児の人々」をテーマにした勉強会の講師を務めさせていただきます。亀田総合病院総合周産期母子医療センター長の鈴木真先生からは、出生前診断や家族との話し合いについてなど医療の現場でのお話を頂戴します。どなたでもご参加いただけますので、お時間の都合の付く方はぜひご参加ください。

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胃ろう造設者の数

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年04月27日 14:49

備忘録。

業界紙情報によると、全日本病院協会の推計まとめ
・国内の胃ろう増設者・・・約26万人
・うち、一般病院16万9543人、特養3万6667人、老健2万1475人、訪看利用者2万8870人(医療9168人、介護1万9702人)

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「介護者同士が共感できる場を」―認知症患者の介護家族の声③

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年04月25日 15:37

 3回目は、認知症の母親の富子さん(95歳)と二人で暮らしながら11年にわたり介護を続けている有岡陽子さん(61歳)。次々と出てくる富子さんの症状に有岡さんは一人で悩み続けましたが、介護者同士の集まる場に参加してからは「今が一番幸せ」と語るほどに。有岡さんの話には介護者を心身ともに支援していくためのヒントが詰まっていました。(熊田梨恵)

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「慢性期にも十分なリハビリを」―認知症患者の介護家族の声②

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年04月22日 16:39

 2回目は、14年にわたって脳出血の後遺症のある夫の繁治さん(68歳)を介護してきた板垣明美さん(64歳)。繁治さんは一時寝た切り状態で、医師からも起き上がれる状態以上に回復することは難しいと言われた上、リハビリ病棟には180日間という入院制限がありました。あきらめなかった板垣さんは様々な情報を得て在宅で繁治さんのリハビリを続け、繁治さんは自力で立とうとするほどに回復しました。板垣さんは「退院後も地域で個人に合った慢性期リハビリを受けられるようにしてほしい」と話します。(熊田梨恵)

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「家族が強くなれば、施設も変わる」―認知症患者の介護家族の声①

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年04月21日 11:05

それゆけ!5月号表紙.JPG
 「ロハス・メディカル」関西版の「それゆけ!メディカル」4月25日号の表紙写真は、兵庫県西宮市で在宅介護をされている4人の方にご登場いただいています。在宅で認知症の家族を介護することへの思いや悩みなどについて、皆様に伺ったお話をお届けします。(熊田梨恵)

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被災地向け、ボランティア医師による無料メール相談

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年04月13日 15:16

 被災地で受診が困難になっている人たち向けに、ボランティアの医師が無料でメール相談を受け付けています。可愛いポスターもあるので、機会のある方は情報提供にぜひお使い下さい
 

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避難者のJR使用料無料化「後は官邸を動かす段階」―梅村聡参院議員・民主

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年04月11日 12:30

 東日本大震災による避難者の移動費用の問題について、梅村聡参院議員(民主)は10日、JR東日本など関係機関の準備は整っているとして、「後は官邸を動かしていくという段階」と話した。(熊田梨恵)

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被災地の患者と受け入れ先のマッチングが必要―長尾和宏・長尾クリニック院長

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年04月11日 11:36

 3月11日の東日本大震災により、被災地以外への患者の移動が必要な一方で、西日本をはじめとする受け入れ可能地域に避難者が移れていない現状がある。「こちらから『来い来い』と言っていても彼らは来られない、今はそういう状況。だからこちらから現地に情報を持って行って直接コーディネートするしかないと思う」と、自ら現地に赴く予定と話す兵庫県尼崎市の開業医長尾和宏氏(長尾クリニック院長)の話を聞いた。(熊田梨恵)

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「一度自宅を見に行きたい」いわき市からの避難者の声

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年04月11日 10:16

 東日本大震災による津波で自宅を失い、兵庫県尼崎市で避難生活を続けている新妻清茂さん(福島県いわき市、80)は、「避難してから一度も戻れていないので、流されてしまった自宅がどうなっているか一度自分の目で見たいです。ここで避難生活を続けながら行き来して、あちらの様子を見ながらゆっくり復旧や、今後の生活を考えていけたらと思いますが、移動にお金がかかってしまうので難しいです」と話した。(熊田梨恵)

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約1万8000人の透析患者を受け入れ可能に-日本透析医会が被災地を支援

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年03月27日 12:05

 3月11日の東日本大震災では、医療機関も被災したために透析難民が大量に発生、被災地以外での代替が必要になっている。対応するため、日本透析医会(山﨑親雄会長)で全国の会員施設に呼び掛けを行ったところ、被災3県の全患者数を上回る約1万8000人の受け入れが可能になった(24日現在)。特に、電力事情に問題のない近畿以西で、約1万人を受け入れられるという。同会で災害医療を担当する山川智之常務理事(大阪・白鷺病院理事長)に話を聴いた。(熊田梨恵)

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「それゆけ!メディカル」申し込み方法

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年03月25日 00:03

失礼いたしました。

先のエントリーに配置先医療機関を募りますと書いておきながら、具体的な申し込みの方法を記しておらず、大変失礼いたしました。

お申込み頂ける方は、下のフォームをコピーペーストし、必要事項をご記入頂いて下記のアドレスまで送信して頂けますでしょうか。

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ロハス・メディカル関西版「それゆけ!メディカル」創刊

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年03月24日 15:31

それゆけ!メディカル.jpg
東北地方太平洋沖地震による混乱の続く中、皆様はそれぞれの場所での大切な役割を果たされていることと存じます。

こうした混乱の最中ではありますが、医療従事者と患者をつなぐ情報誌「ロハス・メディカル」の関西版、「それゆけ!メディカル」が明日、3月25日に創刊いたします。

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「患者がつながれば、医療者も救われる」 豊岡通信vol.1コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年03月22日 15:54

 ロハス・メディカル関西版「それゆけ!メディカル」の創刊に向け、実家のある兵庫県北部の豊岡市に引っ越してまいりました。豊岡市は人口約9万人、高齢化率27%(2011年2月現在)という少子高齢化の進む農村地域ではありますが、患者のための医療を目指して国内からも注目を集める活動を行っていることを知り、私自身も驚いています。豊岡の医療について、随時お届けしていきたいと思います。

 公立豊岡病院日高医療センターの豊岡アイセンター(倉員敏明センター長、23床)で3月21日、視力低下や視野狭窄のある患者同士の交流や情報交換のための院内サロン「すまいる会」が開かれ、地域の患者や家族、医療関係者ら約70人が参加。視覚障害者のための院内サロン活動は国内でもめずらしく、よりよく見えるように支援するロービジョンケアや福祉制度についても学んだ。会の運営を担った一人の矢坂幸枝医師は「今までは患者さんに何もできなかった時に罪悪感がありましたけど、患者さんにロービジョンケアを紹介することで安心してもらえるので、私たちも自信を持って患者さんと話せます。この会やロービジョンケアがあると医療者も安心して患者に接することができるので、医療者も救われるのです」と話した。(熊田梨恵)

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メディ・カフェ@関西&ラジオ出演終わりました

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年10月26日 16:24

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ご報告が遅くなりましたが、先日大阪で「メディ・カフェ@関西」のスピーカーをさせて頂き、翌日にはABCラジオに生出演させていただきました。

「救児の人々」を知ってもらう、良いきっかけになったのではと思い、関係する皆様に改めまして感謝を申し上げます。


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「救児の人々」感想⑦

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年09月21日 12:25

今日は、建設業界で働いておられる市瀬理紀さん(24歳)から頂戴した感想をご紹介いたします。

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救急患者の搬送・受け入れルール、40自治体が未策定

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年09月17日 19:24

 都道府県に義務付けられている救急搬送・受け入れルールの策定について、終わっているのは7つの自治体にとどまる事が 17日、総務省消防庁のまとめで分かった。残り40の自治体は今年度末までの策定を予定しているが、医療機関や隣接する自治体との調整などに難航しているようだ。(熊田梨恵)

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メディ・カフェ@関西で講演します

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年09月08日 07:58

医療の様々なテーマについて参加者がざっくばらんに話し合う「メディ・カフェ@関西」が10月10日(日)、大阪市西区のAlbino肥後橋で開かれます。

今回のテーマは「医療にどこまで求めますか?~”救児”と医療紛争解決の現場から」ということで、私も講演させていただくことになりました!

ぜひお近くにお住まいの方は、お運びいただけますと大変有り難いです。

 

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国立がん研究センター、患者の口腔ケアで日歯と連携

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年08月31日 17:50

 がん患者が抱えやすい口腔内トラブルを解消してがん治療の質を高めるため、国立がん研究センター(嘉山孝正理事長)と日本歯科医師会(大久保満男会長)は 31日、がんに関する講習を受けた歯科医が同センターから紹介を受けて患者の歯科治療に当たる医療連携を始めると発表した。当面は手術を受ける関東圏の患者約4000人を対象に始める予定で、各地域のがん診療連携拠点病院による全国展開も視野に入れている。(熊田梨恵)

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「女性という『性』を失う」子宮頸がん‐癌研公開講座で患者会の穴田佐和子氏

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年08月30日 21:31

 子宮頸がん予防ワクチンの接種に適した年代の子供達への普及啓発を図るため、癌研究会は30日、中高生向けの公開講座を癌研有明病院(東京都江東区)で開いた。患者会の穴田佐和子代表は、抗がん剤の副作用による苦しみだけでなく、「女性という『性』を失うというメンタルな面」でのつらさも抱えるとして、子宮を摘出して子供が産めなくなったことなどから交際相手と別れたり、出産を諦めたりする女性もいると語った。(熊田梨恵)

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子ども亡くす親の気持ち分かり合える機会が減ってきた―細谷亮太聖路加国際病院副院長

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年08月26日 14:03

 子どもの死亡率の低下は、子どもを亡くす親の数が減るという事も意味するため、悲嘆の気持を共有できる機会も減る。近年まで「不治の病」と言われた小児がんの治療が飛躍的な進歩を遂げる一方で、子どもや親を取り巻く状況も変わりつつあるようだ。聖路加国際病院の細谷亮太副院長(小児総合医療センター長)が24日、中野在宅ケア研究会(東京・中野区)で講演した。(熊田梨恵)

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救命最前線が「崩壊」?

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年08月25日 15:37

今日は救急医療について思うことを。

救急医療や「医療崩壊」について話す時、どうしても救命センターなどの医療現場に目がいきがちです。医療機関への支援ももちろん大事ですが、救急現場で一番最初に私たち患者に接するのは誰でしょうか?

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救急車のAED、一般市民用が2%

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年08月20日 14:13

 国内の救急車が装備しているAEDの中に、救急隊用ではなく一般市民向けの仕様のものが2%あったことが総務省消防庁の調査で分かった。同庁の担当者は「財政的に厳しい自治体が一般向けAEDを使用している」との見方を示しており、今後各自治体に向けて救急車には救急隊用 AEDを積載するよう促していくとしている。(熊田梨恵)

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「救児の人々」感想⑥

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年08月10日 15:10

 庄和中央病院(埼玉県春日部市)の洞ノ口佳充副院長から、感想を郵送で頂きましたのでご紹介いたします。洞ノ口先生は先月、知人が開いてくださった拙著の出版祝い会においで下さいました。そして「この本を一人でも多くの方に知って頂きたい」と、2冊もその場でご購入くださいました。

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「標準医療の底上げで、救える命を救う」森臨太郎氏インタビュー③

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年08月10日 12:37

 森臨太郎氏(東大大学院医学系研究科国際保健政策学准教授)インタビューの最終回です。国民全体の医療を向上させるには、先端医療の開発よりも今ある医療を標準化し、底上げすることが必要と伺いました。今年度から始まった戦略研究で、森氏は実際に標準医療の底上げに取り組み始めています。(熊田梨恵)

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医療政策に総意形成プロセスを-森臨太郎氏インタビュー②

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年08月09日 18:34

 森臨太郎氏(東大大学院医学系研究科国際保健政策学准教授)インタビューの第2回です(前回はこちら)。今回は、このガイドラインの作成過程に関する考え方が医療政策全体に通じるというお話を伺いました。エビデンスの取りまとめや納税者の視点に立った費用対効果分析、医療者と患者の情報交流にもつながる総意形成手法といった部分にポイントがありそうです。(熊田梨恵)

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本来の「根拠」と「総意」に基づくガイドラインとは?-森臨太郎氏インタビュー①

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年08月06日 13:47

森臨太郎氏(東大大学院医学系研究科国際保健政策学准教授)インタビュー
 
 日本未熟児新生児学会が先ごろ公表した『未熟児動脈管開存症のガイドライン』は、患者家族の参加や、総意形成と根拠の検証へのこだわりなど、今後の日本のガイドラインの在り方に一石を投じるものになりそうです。背景には、英国政府組織でガイドライン作りに携わってきた森臨太郎氏による、ガイドライン作成過程の計画がありました。森氏に取材すると、日本のガイドラインの問題点は医療政策の問題構造に通じているという興味深い話を聞くことができました。3回の連載でお届けします。(熊田梨恵)
 
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搬送先決まらない2次患者を運ぶ「東京ルール」、年間実績1万732件

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年08月05日 18:01

 東京都は4日、2次救急病院が患者の搬送先を選定する「東京ルール」について、制度が始まった昨年8月末から今年7月末までに、1万732件の実績があった事を公表した。都は「救急医療機関の意識も向上してきている」との評価を示しており、今秋にも医療機関側と救急隊側の受け入れに関するマッチング調査を行って検証を進める予定だ。(熊田梨恵)

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千葉県保険医協会で話します

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月29日 18:19

千葉県保険医協会の政策学習会にお招きいただき、「救児の人々」についてお話しさせていただく機会を頂戴いたしましたのでお知らせです。

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患者家族が新生児医療ガイドライン策定に参加

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月28日 11:37

 日本未熟児新生児学会(戸苅創会長)が、このほど『未熟児動脈管開存症ガイドライン』を作成・公表した。治療法などに関する33項目の推奨レベルを決定する際、すべての項目で患者家族とコメディカルの意見を取り入れた。参加した患者家族は、「ガイドライン作成過程が患者家族にオープンにされたことに意義があったと思います」と振り返る。この策定プロセスが広がれば、医療者と患者間にある知識や認識の違いを緩和する一歩になるのかもしれない。(熊田梨恵)

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「救児の人々」感想⑤

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月26日 18:00

引き続き、感想文を掲載させていただきます。

昨年夏、新生児医療の教育に関する記事を書いた時にご紹介した若手小児科医の篠塚淳さんからです。

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「救児の人々」感想④

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月21日 17:54

今日は、製薬企業にお勤めの女性から頂戴した感想をお届けいたします。

私がこの感想を拝読して中でも特に嬉しかったのは、後段にある「この企業人としての立場で何か患者さんの役に立ちたい・できることはないかといつも考えるようになりました」という行です。さらに、「もう一歩先行した、症例のその先への何かができないか考えてみることにします」と、ご自身の仕事内容に照らして具体的に行動に移そうと考えておられるところです。

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NICU長期入院児数が増加‐日本産婦人科医会調査

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月21日 09:17

 日本産婦人科医会(寺尾俊彦会長)が昨年実施した調査で、 NICU(新生児集中治療管理室)に1年以上入院している子どもは1施設当たり0.72人と、2003年の初回調査時より0.1人増えていたことが分かった。医会は長期入院児の増加を問題視しており、重症心身障害児福祉施設など受入先施設の充実を求めている。(熊田梨恵)

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「あなたの体を治したい」というメッセージもっと出して‐モダンホスピタルショウシンポから

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月15日 18:31

 最新の医療情報システムや医療材料などを展示紹介する「モダンホスピタルショウ」が本日都内で開かれ、「チーム医療の実践と質向上」と題したシンポジウムも併せて行われました。私は途中から会場に入ったため、各パネリストの主要発言を聞き逃してしまったのですが、その後のディスカッションを興味深く拝聴しました。備忘録兼ねて、記憶に残った発言の趣旨をまとめておきます。


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「救児の人々」感想③

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月09日 13:43

しばらく期間が空いておりましたが、拙著「救児の人々」に寄せていただいた感想シリーズです。
 
その前に少し…。 
高齢者救急は、私が「医療にどこまで求めるのか」というテーマを考えるきっかけとなった分野でした。
「救急医療機関のベッドが足りない」という声が大きくなっていた頃。
とある3次救急病院のベッドに、いわゆる植物状態となって3カ月近く入院している患者さんがいると聞き、取材した事がありました。
その患者さんは独居で精神疾患もある高齢者。夜中に車にはねられて搬送されましたが、それまでも何度か精神疾患による自損行為を起こし、その病院に運ばれた事があったそうです。
家族とは音信不通で、ケースワーカーが遠い親戚と連絡を取ることができたのも入院1ヶ月後の事だったと聞きました。
後方病院への転院も難しく、私が取材した時点ではそのまま入院しているしかない、という状況でした。
 
その病院もベッド稼働率はほぼ100%近く、受け入れに相当苦労している様子でした。
 
救急医療スタッフは救命に全力を注ぎます。
ところがその後、受入先を探しても見つからない。
 
この話の背景にはこの他にも療養病床削減や地域事情などいろいろな問題があったので一概に何かを言うことはできませんが、福祉的受け皿問題や「どこまで医療を行っていくのか」ということについて、考えさせられました。
 
 
 
今回の感想は小児外科医療や救急医療にも携わっておられる、ある公立病院副院長の方からの感想です。
ご感想をお寄せいただき、本当にありがとうございました。
 
 救児の問題というのは現在の所私が担当している僻地救急・高齢者救急とも同根の問題なのだと思います。

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救急搬送のアンダートリアージなど、データ化へ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年07月02日 18:54

 救急搬送時に重症患者が軽傷とみなされてしまう「アンダートリアージ」のデータ化など、救急隊が疑った傷病と医師の評価の違いを数値化して搬送の質向上につなげようとする動きが都道府県で始まっている。栃木県内で行われた調査では、救急隊によって「1次対応が適当」と判断されたケースのうち、約3割が医師によって「2次、3次対応が適当」と評価されていた。栃木県からの報告を紹介する。(熊田梨恵)

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国の救急電話相談モデル事業が廃止の危機

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月23日 12:12

 国が昨年度から実施している、119番で救急車を呼ぶべきか判断に困った患者からの電話相談を受ける救急電話相談のモデル事業が、総務省内の「事業仕分け」で「廃止」と判定された。実際に廃止されるかどうかは選挙後の政務判断に任されているが、もしそうなれば国が描く今後の搬送体制の構築に大きく影響する可能性がある。(熊田梨恵)

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脳卒中患者の搬送・受入マッチングの全国調査、今年度実施‐消防庁

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月21日 19:04

 総務省消防庁は21日、毎年実施している救急患者の搬送・受け入れの全国実態調査で、今年度は脳卒中患者の状況を調べることを決めた。照会回数や現場滞在時間など救急隊側の情報は消防庁が吸い上げ、確定診断名や転帰など医療機関側のデータは厚労省が集めて、省庁間でマッチングすることを想定している。厚労省が様式の見直しを進めているDPC情報の活用も視野に入っており、医療側に踏み込んだ調査となりそうだ。(熊田梨恵)

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「救児の人々」感想②

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月18日 13:30

今日は、私の中学時代の同級生からもらった携帯メールを紹介したいと思います(本人了承済み)。

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「取次」のもう一つの顔~出版業界の貸金業者

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月17日 17:14

先日、書籍流通の仕組みをお伝えした最後に、「取次」にはもう一つの顔があると言いました。

それは一体何でしょうか。

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書店営業雑感

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月17日 14:26

今日も都内の大型書店を4軒回ってきました。

備忘録も兼ねて。

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人の関わり合いが価値を掘り起こす~書店営業から見えたもの

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月16日 14:58

  「救児の人々」が発売されてもうすぐ1カ月が経とうとしていますが、まだまだ地道に書店回りを続けています。

 今日は、「こういうことが、Amazonなどネット販売にはできない、リアルな書店の良さだな」と感じた事がありましたので、お伝えしたいと思います。

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「救児の人々」感想を頂きました

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月11日 14:05

拙著をお読み下さった方々から、有り難い感想を数多く頂戴しております。
 
その内容を皆様とも共有させていただければと思い、掲載をご了承下さった方々の感想を随時アップさせていただこうと思います。
 
 
最初は、ベストセラー「医療崩壊」(朝日新聞社)の著者で、近年は勤務医の立場から医師の自律についても訴えておられる亀田総合病院副院長の小松秀樹医師(泌尿器科顧問)から頂戴したメール(一部抜粋)です。
 
 
 
熊田 梨恵様
亀田総合病院の小松秀樹です。

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私が書店営業している理由

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月06日 16:16

 昨日、私が唐突に「書店営業」などと書いて営業日記を載せ始めたため、何人かの方から「大丈夫?」「よく分からないけど、あまり無理しない方がいいんじゃない?」といったご連絡を頂戴してしまいました。
 ご心配をおかけしていましたら、申し訳ございません。著者の私がなぜ書店営業などしているのかと、疑問に思った方もいらっしゃると思いますので、今日はその理由をご説明します。

 (一気に1週間分の営業日記を書いたためにちょっとギュウギュウな感じもしておりますが、基本的に楽しみながらやっております。自分の書籍が平積みされているのを見るのは、やはりとても嬉しいものです)
 

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「救児の人々」書店営業をしてます

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月05日 04:02

「救児の人々」が発売されて、10日ほど経ちました。ロハス・メディカルwebでは全文をPDFで無料公開していますが、ぜひ書籍として皆様のお手元に置いてもらいたいと思い、個人的に日々書店営業を行っています。今日は、その営業内容の一部を皆様にご紹介したいと思います。

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感想の重み

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月04日 08:03

救児の人々」が発売されて、10日ほどが経ちました。

その間、私は書店に平積みしていただくために都内大手書店を営業して回ったり、
(この営業でどんなことをしていたかはまた後日書きます)

取材でお世話になった方々に挨拶に伺ったりと、いろんな方に書籍を知ってもらうための活動を始めていました。

私の方へは、書籍を手に取ってくださった方、PDFを「一気に読破した」などと言って下さる方々が、たくさんの感想を寄せてくださいました。


感想の数もさることながら、その内容の重みに、私自身が圧倒されてしまいました。

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「子宮頸がんワクチン接種に公費助成を」12団体が与党に要望 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年05月28日 15:52

 子宮頸がん予防のワクチン接種に関する普及活動などを行う12の市民団体や学会らは28日、ワクチン接種の公費助成を求める要望書を民主党の小沢一郎幹事長宛に提出した。申し入れを受けた今野東副幹事長は子ども手当を使った助成も検討しているとして、前向きな姿勢を示した。(熊田梨恵)

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「『PTA議論』にすり替えた方が、みんな楽」

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年05月23日 15:23

先日、竹庵様と源氏星様から頂いたコメントについて、
書籍「救児の人々」に登場する、重症心身障害児の母親赤石恵理子さん(仮名)と
少し話してまいりましたので、その内容を書かせていただきます。


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書籍が刷り上がりました

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年05月21日 13:06

今日は本当に普通の、独り言です。

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救児の人々~ 医療にどこまで求めますか」が一昨日、書籍となって手元に届きました。

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書籍「救児の人々」全文PDF無料公開始まりました

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年05月17日 18:30

執筆いたしました拙著「救児の人々~医療にどこまで求めますか」の発売に先立ち、

書籍内容をPDFで全文無料公開させて頂くことになりました。

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医療界は診療報酬改定のフィードバックを―鈴木寛文部科学副大臣 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年05月06日 20:49

 鈴木寛文部科学副大臣は6日、10年ぶりのプラス改定を果たした2010年度診療報酬改定について、「良かったのか悪かったのか、医療現場から何のフィードバックもないので、どういう受け止め方をしているのかつかみかねている」と述べ、医療界が国政に声を上げ続けなければ医療費抑制政策に舞い戻ってしまうと危惧した。(熊田梨恵)

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NICUの本を出版します

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年04月26日 14:05

ぽろぽろと告知させていただいておりましたが、私が今まで取材を続けてきました新生児医療、NICUに関する書籍がようやくまとまりまして、発売が来月25日に決まりました。

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スーパー総合受け入れ実績、開始後約1年で25件-東京都

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年03月30日 11:52

 脳出血など救命処置が必要になった妊婦を24時間体制で受け入れる東京都の「スーパー総合周産期センター」について、制度が開始した昨年3月25日から今年3月28日までに25件の受け入れがあったことが29日、東京都のまとめで分かった。(熊田梨恵)

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twitter始めています

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年03月15日 21:22

近頃では雑誌でも特集が組まれたりしていますね。

ロハス・メディカル編集部も始めています。

記事の裏話や雑感など、ちょっとしたつぶやきをそれぞれが書いています。

お使いの皆様、よろしかったらご覧になってみてくださいね。


川口恭

新井裕充

熊田梨恵


(投稿数からも分かるように、この中で一番使いこなせてないのは私です。
 使えるように頑張ります…)

搬送時間の長短より、救急隊の処置内容の検証を―消防庁の受入実態調査

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年03月12日 21:17

 総務省消防庁は12日、昨年12月に国内で救急搬送された心肺停止状態の患者に関する実態調査を公表した。救急隊の現場滞在時間と搬送一カ月後の生存率、社会復帰率の相関図を示し、「処置時間が短ければよいというものでもなく、どのような処置を傷病者に行ったのかの検証」が必要とした。「搬送時間が短ければよい」という一部の見方に一石を投じるデータになりそうだ。(熊田梨恵)

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柔整師会の政治献金が不正請求を黙認させた?-国リハあはきの会、療養費適正化求め要望

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年02月22日 21:55

 「厳格な審査体制を作ろうとしても、必ず政治家が介入して実らなくなっている。政治献金がすごいんです」―。あん摩マッサージ指圧師らでつくる「国リハあはきの会」(林幸男代表幹事)は22日、長妻昭厚生労働相と西村正紀会計検査院長に対し、柔道整復師による療養費の不正請求を適正化するよう求める要望書を提出した。同会からは、柔道整復師の政治団体が1995年から7年間で、政党支部を通して厚労省の"族議員"に約7000万円の政治献金を行ってきたとする資料が示された。(熊田梨恵)

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救急隊は「処置」と「搬送」、どちらを優先すべきか―消防庁の搬送実態調査

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年02月16日 19:03

 総務省消防庁は16日、昨年末に国内で救急搬送された心肺停止状態の患者に関する実態調査の速報値を公表し、救急隊の現場滞在時間と搬送一カ月後の生存率、社会復帰率についての相関図を示した。現場滞在時間が34分未満であれば一カ月後の社会復帰率に大きな差は見られないとして、同庁救急企画室の溝口達弘救急医療専門官は「一分でも早く搬送すればいいというものではなく、(搬送前の)処置の中身をきちんとしていくことも大事では」と述べ、医療界で言われる「救急救命士の医療行為がなければもっと早く搬送でき、患者も助かる」という"エピソード"に否定的な見解を示した。(熊田梨恵)

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妊婦のインフル感染、重症化しやすいと知って―国が妊婦向けパンフ作成

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年01月09日 01:24

 妊婦が新型インフルエンザに感染した場合、合併症を引き起こすなど症状が重くなりやすい傾向がある事を知ってもらおうと、国が昨年末に妊婦向けのパンフレットを作成した。監修に関わった産婦人科の太田寛氏(北里大学医学部助教)は、「妊婦さんたちは『自分自身は大丈夫、元気で赤ちゃんを産める』ということが前提で、ワクチンの赤ちゃんへの影響などを心配しています。妊婦さんがインフルエンザに感染したら、放っておいたら死んでしまう可能性もあるという事をまず知ってほしいです」と話している。(熊田梨恵)

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年末の「独り言」~都のNICU増床政策に関連して

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月28日 18:24

 東京都は22日、都内のNICU(新生児集中治療管理室)を2014年度末までに、現在の約1.5倍となる320床にまで増床することを決めました。国が決めたNICU増床政策を受けたものです。それについて感じたことなど、普段はコメント欄としか使っていない本ブログですが、久しぶりに「独り言」として使ってみようかと思います。(熊田梨恵)

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スーパー総合、「週1件ペースでうまく機能している」-杉本充弘日赤医療センター産科部長

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月23日 11:58

 救命処置が必要な妊婦を24時間体制で必ず受け入れる「スーパー総合周産期センター」の輪番システムが東京都で3月末に開始して以来、12月20日までの間に「スーパー総合」の受け入れに該当すると判断された搬送が36件あったことが22日、都が公表した調査で分かった。「スーパー総合」の1つに指定されている日赤医療センター(渋谷区)の杉本充弘産科部長は取材に対し、「当初は週2件ぐらいを予測していたが、週に1件程度だった。軽傷者がもっと搬送されてくるかと思っていたが、適正に判断されてうまく機能している。無理なく運用できていると思う」と感想を述べた。(熊田梨恵)

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一般通報の4割が未受診妊婦-都の搬送コーディネート業務実績

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月23日 03:57

 東京都が8月末に開始した妊婦や新生児の救急搬送コーディネーターについて、11月30日までに93件の実績があったことが22日、都が公表した調査で分かった。コーディネーターが通報を受ける経路は、119番通報から直接コーディネートにつなげる「一般通報」と、産科クリニックなどから産科救急の機能を持つ施設に搬送を依頼をする「転院搬送」があるが、「一般通報」でコーディネートされた妊婦の約4割がかかりつけ医のいない「未受診妊婦」だった。都の担当者は「何かあった時にスムーズに受診できるように、妊娠が分かったら母子手帳を持ち、かかりつけの産科医療機関を持ってもらいたい」と話している。(熊田梨恵)

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国会議員がパブコメ?

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月18日 16:15

 民主党の国会議員約160人から成る「適切な医療費を考える議員連盟」の桜井充会長は15日の会見で、2012年度診療報酬改定に対する議連の意見を厚労省への「パブリックコメント」としても出していく考えを示した。しかしパブコメは、省庁が制度改正の”仕上げ”として行う形だけのもので、影響力などないに等しい。国会議員は議員立法の提案など国民と違った権限が与えられているにも関わらず、なぜ医療費議連は従来の枠組みの中で活動しようとするのだろうか。(熊田梨恵)

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救命士の業務拡大 重症患者へのブドウ糖投与や静脈路確保、実施の見通し

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月17日 18:59

 厚生労働省医政局の中野公介救急医療対策専門官は17日、厚労省で検討中の救急救命士の業務範囲拡大について、「血糖測定と低血糖発作症例へのブドウ糖溶液の投与」と、「心肺機能停止前の静脈路確保と輸液の実施」については来年春にも認められていくとの方向性を示した。(熊田梨恵)

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民主党医療費議連、診療報酬改定に向け検討チーム立ち上げへ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月16日 22:17

 民主党の国会議員から成る「適切な医療費を考える議員連盟」の桜井充会長は15日の会合後記者会見で、2010年度診療報酬改定に向けて議連としての提言をまとめていくため、医科や歯科などに分けた個別の検討チームを立ち上げて議論を進めていく方針を明らかにした。(熊田梨恵)

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診療報酬本体「1.73%引き上げ」では不十分―民主・医療費議連

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月16日 22:15

 民主党の国会議員から成る「適切な医療費を考える議員連盟」の桜井充会長は15日の会合後記者会見で、14日に厚生労働省の足立信也政務官が2010年度診療報酬改定で本体部分に1.73%の引き上げが必要との認識を示したと報道されていることについて、「不十分以外の何物でもない」と述べ、マニフェストで約束した医療費増額を実現するには足りないと主張した。(熊田梨恵)

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事業仕分けの国立大運営交付金見直し判定、「医療界に影響ない」-鈴木寛文科副大臣

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月15日 18:41

 文部科学省の鈴木寛副大臣は15日、行政刷新会議の「事業仕分け」で国立大学法人運営費交付金の位置付けなどについて見直しを求める判定が出たことについて、医療界に対する影響はないとの見解を示した。(熊田梨恵)

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心肺停止患者の搬送時間、奈良県が最長-消防庁調べ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月14日 19:25

 2008年に救急搬送された患者のうち救急隊が心肺停止を疑ったケースで、119番通報を受けてから病院に運ばれるまでの時間が最も長かったのは奈良県の37.7分で、全国平均の32.4分を約5分上回っていたことが、総務省消防庁の調べで分かった。全ての救急搬送で病院収容までの平均時間は35.0分と、心肺停止状態の患者の搬送時間の方が短くなっている。(熊田梨恵)

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妊産婦死亡、即時で病理解剖につなげるシステムを-来年1月に産婦人科医会が報告システム開始

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月11日 14:00

 日本産婦人科医会(寺尾俊彦会長)は来年1月1日から、妊産婦死亡が起こった場合に現場の医師がスムーズに病理解剖につなげられるよう情報提供し、必要に応じて医会本部による原因分析や追跡調査を行う「妊産婦死亡報告システム」を始める。石渡勇常務理事は、現状では医療事故が起こった場合に「解剖せざるを得ないとなると(警察に届けて)司法解剖にゆだねることになる」と述べ、24時間対応で病理解剖につなげられるシステムにしたいと強調した。(熊田梨恵)

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大野病院事件の再検証はしない―産婦人科医会、医療問題弁護団要望書への見解

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月11日 11:45

 日本産婦人科医会(寺尾俊彦会長)は9日に開いた記者懇談会で、医療問題弁護団(鈴木利広代表)から提出された「福島県立大野病院事件」に関する事故調査委員会の設置などを求める要望書に対し、「個々の事例についての再度の検証はなかなか難しい」として個別検証を行う予定はないとの見解を示した。国内で発生した妊産婦死亡の事例についてシステム的に検証を行っていくなど「トータルとしての医療の底上げ」で再発防止を図りたいとした。(熊田梨恵)

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産婦人科医会への事故報告、08年は350件-分娩時の母体や胎児異常など

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月10日 03:40

 2008年に日本産婦人科医会(寺尾俊彦会長)に寄せられた、医療紛争になる可能性があると医療機関が判断した妊産婦死亡など産科関連の医療事故は350件あったことが同会のまとめで分かった。このうち同会が報告書の提出を求めたのは178件で、分娩時の母体や胎児の異常に関するケースが過半数を占めていた。(熊田梨恵)

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整形外科医の年収で食い違う主張 財務省「4200万」、学会「583万」

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月09日 14:19

 日本臨床整形外科学会の藤野圭司理事長は3日に開かれた民主党の医療議連のヒアリングで、行政刷新会議の「事業仕分け」で整形外科医の年収が「4200万円」と示されたことに反論し、実際の年収は「583万円」と主張した。どうしてここまで大きく食い違うのだろうか。(熊田梨恵)

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「正体不明」の3800億円―柔道整復師の年間保険請求額、医療費議連での議論

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月09日 00:08

 「整形外科医が行う運動器などのリハは年間5600億円。一方で柔道整復師による捻挫などへの施術には3800億円が使われている。これをどう見るか」「柔道整復師への保険給付費が日本の医療統計のどこに入っているのか、何度厚労省に聞いても分からない。正体不明の数字だ」「接骨院も整形外科も、患者にとっては両方に『先生』がいる」―。腫物に触るように扱われ、医療界の"ブラックボックス"とされる柔道整復師の保険請求問題が、にわかにできたばかりの民主党の医療議連で話題に上がった。(熊田梨恵)

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診療報酬改定率など政務三役の見解、官僚の意向で9日以降に

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月07日 11:10

 厚生労働省の政務三役が今日にも示す予定だった、改定率を含めた診療報酬改定の基本方針が、保険局医療課からの「強い申し入れ」により、中医協の開かれる9日以降にずれ込むことが分かった。(熊田梨恵)

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医療費増額は税金投入と窓口負担増で対応を-医療費議連

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月04日 20:37

 民主党の国会議員でつくる「適切な医療費を考える議員連盟」の桜井充会長(参院議員)は4日の記者会見で、医療費増額を求めていく際の財源について、保険料の引き上げは税金で賄うとして、一定の窓口負担増も有り得るとの見解を示した。(熊田梨恵)

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医療費増額求める決議文、幹事長室預かりに-医療費議連

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月04日 18:44

 民主党の国会議員約160人から成る「適切な医療費を考える議員連盟(桜井充会長・参院議員)」は4日、診療報酬のプラス改定や補助金増額などを求める決議文を、陳情対応を取りまとめる高嶋良充筆頭副幹事長に提出した。桜井会長は会見で、「9日の段階で『最重要項目』として内閣に申し入れしていただきたいというお願いをした。9日にどのような取扱いを受けるかによって今後を検討していきたい」と述べた。決議内容は他分野からの要望とともに、幹事長室で予算編成に向けた精査を受ける格好となり、民主党がマニフェストで約束した"医療費増額"であるにもかかわらず、一筋縄ではいかなさそうだ。(熊田梨恵)

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診療報酬ネットで3%増、医療クラーク10万人増を―医療費議連、決議文を明日幹事長に提出へ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月03日 21:26

 民主党の国会議員160人から成る「適切な医療費を考える議員連盟(桜井充会長・参院議員)」は2日、2010年度診療報酬改定で「ネットでプラス3%以上」の改定を求める決議文を、明日にも幹事長室に提出することを決めた。補助金で医療クラークを10万人雇えるようにすることや、「事業仕分け」の対象になった「医師等人材確保対策の推進事業」の予算の倍増、漢方薬の保険適用の継続も求める。(熊田梨恵)

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民主党は「医療」でまとまれるのか

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月02日 19:11

 「民主党の上の方の人たちは大学病院とかは見ているけど、本当の意味での現場、地域のところは見ていないんだよ」―。民主党の国会議員でつくる「適切な医療費を考える議員連盟」の桜井充会長(参院議員)は1日、現政権が考える医療政策に対する不満をあらわにした。桜井会長は今週末にも医療費増額を求める要望を行い、その後は医療・介護政策全般を幅広く扱っていく考えだ。ただ与党内からは、「議連がうまくやれば身動きが取れなくなっている政務三役を助ける連携プレーになるが、ヘタしたらただの内ゲバ」との声も聞かれる。(熊田梨恵)

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医療費議連 予算編成後、医療・介護政策全般に活動範囲を拡大へ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月01日 22:48

 民主党の国会議員約120人が集まる「適切な医療費を考える議員連盟」の桜井充会長(参院議員)は1日の記者会見で、予算編成終了後は議論の幅を医療・介護政策全般に広げていくとの方針を示し、今後の活動内容が来夏の次期参院選の医療マニフェストにも影響する可能性を示唆した。(熊田梨恵)

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医療費議連、今週中に小沢幹事長、厚労省、財務省に医療費増額を要望

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年12月01日 22:47

 民主党の国会議員からなる「適切な医療費を考える議員連盟」の桜井充会長(参院議員)は1日、国会が閉会する4日までに、厚労省と財務省の政務三役に対し、医療費の増額を要望する方針を明らかにした。小沢一郎幹事長にも同様に求めていくとして、「これをやらないと選挙は勝てない。医療業界の関係者はみんな民主党の政策に期待している」と述べた。(熊田梨恵)

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医療費議連の櫻井充会長、週明けにも財務省と交渉へ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月30日 18:17

 民主党の国会議員からなる「適切な医療費を考える議員連盟」の櫻井充会長(参院議員)は30日、来週明けにも財務省の政務三役に対し、来年度診療報酬改定での改定率引き上げを含め医療費増額を求める交渉を行う方針を明らかにした。(熊田梨恵)

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理解されていなかった診療報酬と補助金の違い-「事業仕分け」に海野信也北里大教授

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月28日 06:00

 「人口密度が低かったり、インフラが整っていなかったりと、地域間格差があるために診療報酬で賄い切れない医療提供体制の部分をカバーするのが、補助金の役目。だから補助金をゼロにされる困るのです」―。行政刷新会議の「事業仕分け」で救急・周産期医療に関する補助金が削減される判定が出された際に抜け落ちていたポイントについて、周産期医療制度に詳しい海野信也北里大産婦人科教授に聞いた。(熊田梨恵)

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「"墨東"と同じ事起きたら、仕分け人は責任取れるのか」-田村正徳未熟児新生児学会理事

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月27日 21:00

 「これでまた"墨東"の悲劇が起きた時に仕分け人はどう責任を取るのか」-。「事業仕分け」でNICU(新生児集中治療管理室)不足を解消するための支援策を盛り込んだ周産期医療に関する補助金が削減される判定が出たことについて、日本未熟児新生児学会の田村正徳理事(埼玉医科大総合医療センター小児科教授)に聞いた。(熊田梨恵)

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病院の入院料50%増を―医学部長病院長会議会見で嘉山氏

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月27日 20:08

 行政刷新会議の「事業仕分け」作業で診療報酬配分の見直しによって2010年度診療報酬に対応するよう求める判定が出たことについて、全国医学部長病院長会議(小川彰会長)は26日、鳩山由紀夫首相らに対し、「マニフェストを無視するものであり到底容認できない」とする声明を提出した。中医協委員も務める嘉山孝正同会議委員長は27日の会見で、次回改定で病院の入院基本料を50%引き上げるよう要望した。(熊田梨恵)

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「NICU補助金の削減に反対」-未熟児新生児学会が「仕分け」結果に抗議

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月26日 23:02

 妊婦の救急け入れ不能の原因の一つとされるNICU(新生児集中治療管理室)不足を解消するための支援策を盛り込んだ事業が、「事業仕分け」で「半額計上」と判定されたことを受け、日本未熟児新生児学会(戸苅創理事長)は26日、補助金削減に反対する緊急声明を藤井裕久財務相らに提出した。(熊田梨恵)

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医療費めぐる攻防が本格化 診療報酬の増額求め、与党医療議連が発足

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月26日 20:06

 民主党がマニフェストで約束した医療費増額を実現させるため、民主党議員で作る「適切な医療費を考える議員連盟」が26日に発足した。まずは2010年度診療報酬改定がプラス改定となるよう、来月半ばに厚生労働省の政務三役に提言を提出する。医療費については財務省が診療報酬を引き下げる方針を打ち出しており、梅村聡事務局長は「政務三役を応援していく立場」と議連について述べるなど、年末の予算編成に向けて医療費をめぐる攻防が本格化してきたとみられる。(熊田梨恵)

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噛み合わない「仕分け」議論 経産省の保険外サービス推進事業に「廃止」判定

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月26日 02:00

 行政刷新会議のワーキンググループは25日、経済産業省が来年度予算概算要求に32億円を計上した、慢性期医療などの分野に保険外サービスを充実させて地域インフラを構築する事業について「廃止」と判定した。経産省は保険外の民間サービスと保険給付の医療・介護サービスの連携の重要性を訴えたが、仕分け人は混合診療など規制緩和を省庁間で協議すべきと述べるなど、議論は全く噛み合わなかった。(熊田梨恵)

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「運営交付金削減続いたら大学病院はアウト」-事業仕分けを嘉山孝正氏が批判

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月25日 16:37

 国立大学医学部長会議「大学医学部の教育病院の在り方に関する検討委員会」の嘉山孝正委員長は25日、「事業仕分け」で国立大運営費交付金の内容を見直すよう求める判定が出たことについて、「これで交付金の削減が毎年続くようなことになったら大学附属病院はアウトだ」とコメントした。(熊田梨恵)

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国立大運営費交付金、「位置付けの見直しを」-事業仕分け

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月25日 14:39

 「事業仕分け」を行う行政刷新会議のワーキンググループは25日、国立大が2004年度に法人化されて以降、毎年1%ずつ削減されている国からの「国立大学法人運営費交付金」について、位置付けなど在り方自体を見直すよう求める判定を出した。議論は文科省から国立大への出向職員や、大学経営と教育研究のバランスの問題などに集中。大学附属病院については、法人化以降の収入が全体で「1225億円の増」と数字が読まれた以外、議論はなかった。(熊田梨恵)

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「医師適正配置委員会」が県内の医師派遣を調整-嘉山孝正氏講演

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月24日 17:50

 「関連病院から誰々を大学院に戻すとか、医師の出入りはオープンな場の『医師適正配置委員会』を使います。教授の意向は一切聞きません。」全国医師ユニオンが22日に開いた集会で山形の地域医療について講演した嘉山孝正氏(山形大学医学部長)は、県民代表などから成る第三者評価の機能を持った「医師適正配置委員会」で医師不足地域への派遣などを決めていると紹介した。(熊田梨恵)

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「新しい『日医』の定款を用意している」-小松秀樹氏 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月22日 22:33

 勤務医の立場から"医療再生"を訴え、日医に代わる新しい「公」的な医師組織の在り方を提言する小松秀樹氏(虎の門病院泌尿器科部長)は22日、全国医師ユニオンの集会に参加し、日医は社会的な存在意義をなくしており、公益法人制度改革では「公益社団法人」を選択できないと主張した。その上で、日医の受け皿となる新しい法人について「作戦を立てている」と述べ、既に小松氏の方で新しい定款を準備している事を明らかにした。(熊田梨恵)

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168か所の公的病院が「過労死ライン」の36協定を締結-全国医師ユニオン調査 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月22日 21:13

 大学附属病院や国公立病院など地域の拠点となる国内1549か所の病院のうち168か所が、「過労死ライン」とされる月80時間以上の残業を認める36協定を結んでいたことが、全国医師ユニオン(植山直人代表)の調査で分かった。協定を締結する職種に医師が含まれていないものもあることなどから、ユニオンは「全国の公的な医療機関の多くに労働基準法違反がある」との声明を発表。政府与党や厚生労働省に対し、勤務医の労働環境改善や、労基法を順守する医療機関を評価するような診療報酬の創設を求めた。(熊田梨恵)

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「呼吸脈拍の観察できない救命士が1/4~1/3いる」-消防庁検討会

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月19日 16:28

 「基本的な呼吸や脈拍の観察ができていない救急救命士が約4分の1から3分の1程度はいる」-。消防庁が開いた救急医療に関する有識者会議に、救急救命士の観察能力や手技に関する調査が示された。救急振興財団救急救命九州研修所の竹中ゆかり教授は調査について、「呼吸や循環を見るための基本手技が不足しているので、改善のための訓練が必要。教育項目や国家試験ガイドラインなどの根本的な見直しが求められる」と話している。(熊田梨恵)

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救急医療の"エピソード"を"データ"化へ-消防庁

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月18日 18:26

 「心肺停止の祖父母を救命センターに運ぶことが最近の家族の"儀式"なので、センターは看取りの場。このためベッドが埋まって新患を受け入れられない」「救急隊の搬送時間が長いのは現場で救命処置を行っているから」など、救急医療の搬送・受け入れには様々なエピソードが飛び交っている。来月から消防庁が全国で実施する心肺停止状態の患者の搬送・受け入れ実態調査は、こうしたエピソードの数値化につながり得るため、医療政策の決定プロセスを変える側面と、医療現場が"言い逃れ"できなくなるという、現場にとって"諸刃"となる可能性を秘めている。(熊田梨恵)

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心肺停止患者の搬送・受け入れ詳細調査、来月実施―消防庁

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月18日 16:19

 総務省消防庁は17日、来月1日から一月間、心肺停止状態の患者の搬送・受け入れの詳細調査を全国で行うことを明らかにした。照会回数や受け入れられなかった理由のほか、搬送先医療機関の種類や家族からの希望などについても調べる。結果は年度末までに公表される予定だ。(熊田梨恵)

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ケアマネ研修への補助金「国の予算要求を半額に」―事業仕分けWG

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月16日 22:20

 「事業仕分」を行う行政刷新会議のワーキンググループは16日、介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格取得後の研修について、国が都道府県への補助金として概算要求している3億5千万円を半額にするよう求める結論をまとめた。財務省側は、予算執行率が低いことや研修受講料が都道府県によって0円~6万円とばらつきがあることなどを問題視し、「何に対する補助なのか基準が不明確」と主張。ケアマネジャーは5年ごとの免許更新の際に研修を受けねばならず、都道府県は今後も研修の実施を続けねばならないため、予算が削減された場合に都道府県の財政負担が悪化して現場に影響することを懸念する専門家もいる。(熊田梨恵)

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新型インフルワクチン接種の前倒し―足立政務官、約1時間の記者会見

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月07日 10:20

 「都道府県の体制は間に合うと考えておられるのか」「前倒しは専門家に諮ったのか」-。6日に厚労省が開いた、新型インフルエンザ用ワクチンの小児への接種時期の前倒しなどに関する記者会見。約1時間のうちの後半30分、足立信也政務官に記者からの質問が相次いだ。(熊田梨恵)

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「高齢者医療制度改革会議」、月内に立ち上げ-厚労省

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月07日 10:19

 厚生労働省の足立信也政務官は6日に記者会見し、後期高齢者医療制度を廃止した後の新制度をつくるため、「高齢者医療制度改革会議」を今月中に発足させると発表した。足立政務官は「高齢者だけを集めた一つの保険制度という考え方は取らない」と述べ、65歳以上の前期高齢者も含めて新制度を検討していく方針を示した。(熊田梨恵)

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「10mlバイアル認めたのは前政権」-舛添前厚労相答弁に、足立政務官

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月07日 10:19

 厚生労働省の足立信也政務官は6日、同日の参議院予算委員会での舛添要一前厚労相の答弁についてコメントし、「質問の中で、前政権では(10mlバイアルの導入を)認めていなかったのに、政権が代わって認められたという内容の質問がありましたが、そこは事実と認識が違う」と述べた。(熊田梨恵)

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新型インフル「小児の予防接種スケジュール、可能なら前倒しを」-厚労省

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月07日 10:18

 厚生労働省は6日、1歳から小学校3年生までの子どもと、基礎疾患を持つ小学校4年生から中学校3年生までの子どもへの新型インフルエンザ用ワクチンの接種時期を早め、可能なら今月中旬から接種することを検討するよう都道府県に通知したと発表した。5歳から14歳の子どもが新型インフルエンザに罹患すると重症化する傾向があると示し、同日始まった3回目のワクチン出荷に伴い600万回分の接種が可能になるとして早期の接種を求めた。(熊田梨恵)

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本来の「医療」が発揮されるよう、周辺サービス充実を-経産省来年度予算要求

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月05日 19:08

 「本来医療保険でカバーすべきでない部分を厚労省にやらせようとするからおかしくなる。疾病や介護予防、在宅での慢性期医療などについて、すでにノウハウを持っている民間の力を生かして周辺サービスを充実させていけば、本来の医療や介護を成り立たせることができ、国民の満足につながる」-。経済産業省は地域ぐるみの健康サービス事業や慢性期医療の支援事業などを国内で展開していくため、来年度予算の概算要求に32億円を計上。医療や介護のインフラ構築に乗り出した。(熊田梨恵)

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消防側が医療側に乗り出す”転換期”-救急搬送・受け入れルールに、有賀徹昭和大医学部教授

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月02日 19:45

 昭和大医学部の有賀徹救急医学教授は2日、都道府県に策定が義務付けられた救急患者の搬送・受け入れルールについて、これまでほとんど医療側のみで議論されてきた医療提供体制について、消防機関側が医療機関側と同じテーブルで議論し、医療提供体制の構築に乗り出すという”転換期”をもたらすものになるとの見方を示した。(熊田梨恵)

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全国初、救急患者の搬送・受け入れルール議論スタート―東京都

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月02日 19:27

 都道府県に救急患者の搬送・受け入れルールの策定が義務付けられたことを受け、東京消防庁は2日、ルールを策定するための協議会の初会合を開催した。ルール策定のために議論を始めたのは東京都が初めてと見られる。具体的な作業を担う作業部会の有賀徹委員長(昭和大医学部救急医学教授)は、「実態としてはルールを新しく策定するのではなく、既に地域にある程度存在しているルールや医療機関リストを、この新しいルールにのっとって整理するということになる」と話した。(熊田梨恵)

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救急搬送の全国調査、年内に実施 調査項目さらに細かく-消防庁

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年11月02日 13:48

 総務省消防庁の開出英之救急企画室長は2日、国が2年前から実施している救急搬送の受け入れ全国実態調査について、「今年中にも、全国の消防機関に統計を取っていきたい」と述べた。心肺停止状態など重篤患者について詳細に調べていくとした。(熊田梨恵)

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必要なワクチンの定期接種、実現しないのはなぜ?-議員と患者会が勉強会

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年10月30日 19:04

 副作用の発生がゼロになることはない。医療側からすれば当たり前のことだが、日本ではこれまで、避けることのできない被害に対する無過失補償制度が構築されてこなかったために、一部からの責任追及を恐れて、全体が享受できるはずの利益を損なうということが起こっている。乳幼児に発症して重度の後遺症となりやすい「細菌性髄膜炎」を防ぐためのワクチンの定期接種化が実現しないこともその一例だ。政権が交代し、医療の無過失補償や免責に関する制度は、今後進んでいくのだろうか。(熊田梨恵)

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細菌性髄膜炎を知ってますか-5歳未満乳幼児に発症、重度後遺症多く

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年10月30日 09:06

 「ヒブワクチン」や「肺炎球菌ワクチン」という言葉を聞いたことがあるだろうか。5歳未満の子どもが発症し、発達障害など重度の後遺症を残しやすい「細菌性髄膜炎」の予防に有効とされ、海外ではWHOの勧告を受けて定期接種化が進んでいるワクチンだ。「ワクチン後進国」とも言われる日本では定期接種化されておらず、患者会などが要望を続けている。どんな病気で、現状はどうなっているのだろうか。(熊田梨恵)

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「がん治療認定医」を知ってますか?―専門医ではない、がんのよろず相談窓口ドクター

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年10月22日 15:09

 がんについてのよろず相談が受けられるお医者さんというイメージ―。「がん治療認定医」という言葉を聞いたことがあるだろうか。がんは日本人の死因のトップであるにもかかわらず、専門が細分化され過ぎているために医師によって勧める治療法もバラバラで、インターネットや雑誌に溢れる情報も信頼できるかどうかが一般からは分かりにくいなど、がん医療をめぐる問題は多い。こうした中、どこに行って何を聞けばよいのか分からない患者のための相談窓口をつくるために生まれたのが「がん治療認定医」だが、まだまだ国民に知られていない制度だ。(熊田梨恵)

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妊婦の救急搬送、東京消防庁で助産師が行うコーディネートとは?

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年10月20日 19:10

 東京都が8月31日に開始した、搬送先の決まらない妊婦や新生児の受け入れ先を探す助産師による「搬送コーディネーター」は、 119番通報を受ける消防機関「東京消防庁」に設置されているという点で、大阪府や札幌市など他の自治体で行われているコーディネーター制度と違う独自性がある。12日までに47件のコーディネート実績があったが、このうち20件は医療機関からの搬送依頼ではなく、「119番通報」からコーディネーターにつながったケースだった。東京都の搬送コーディネートシステムはどんな特徴があるのだろうか。(熊田梨恵)

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助産師の卒後研修の必修化を―日本産婦人科医会

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年10月15日 13:11

 日本産婦人科医会の寺尾俊彦会長(浜松医科大学長)は14日に開いた記者懇談会で、助産師不足を解消するために現在の実習で「10例程度」必要とされているお産件数を半減することなどを提案した。「残る5人を卒後にしてはどうか」と述べ、助産師の卒後研修の必修化を求めた。(熊田梨恵)

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救急現場に向かう消防車、約4割がAED積載せず―消防庁調査

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年10月09日 20:49

 救急隊が出払っている場合などに消防隊が現場に向かって応急処置などの救急業務を行う「PA連携」を実施している消防本部のうち、36.7%が消防車に AED(自動体外式除細動器)を積んでいないことが消防庁の調べで分かった。救命活動をする際、手動で人工呼吸を行う時に必要なバッグバルブマスクも 26.2%が、携行用の酸素吸入装置は66.9%が積載していなかった。(熊田梨恵)

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搬送・受入ルール策定開始まで一月弱、「国民が分かっていないとどうにもならない」 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年10月06日 18:14

 「何よりも都道府県職員と、一般市民が分かっていなければどうにもならない」-。都道府県が来月にも策定準備を始める救急患者の搬送・受け入れルール。ルールが機能するかどうかのカギは、都道府県の一般市民に対する周知や普及啓発であることが浮き彫りになってきたが、ルールの指針を検討している国の会議で具体的な議論のしようがないために抜け落ちているポイントでもある。果たして現場に降りた時にルールは機能できるのだろうか。(熊田梨恵)

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プロ野球観戦が患者や家族、医療者の交流の場に-横浜ベイ村田選手のプレゼント コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月24日 01:52

 「自分の子もこんなふうに大きく育つのかなと思うと勇気付けられる」「こんな交流の場を設けてくれた村田選手に感謝したい」-。シルバーウィーク中日の 9月21日、横浜スタジアムで開催された横浜ベイスターズ対阪神タイガース戦には、新生児集中治療管理室(NICU)に入院したことのある子どもやその家族、NICUで働く医師や看護師ら約120人が観戦に駆け付けた。家族同士の交流を目的にした、自らも未熟児の息子の父親である村田修一選手からの招待イベントだ。子どもが退院した後の家族へのサポートが社会的な課題になる中、家族や医療者が一緒になってつくる"交流の場"を取材した。(熊田梨恵)

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子どものホスピス交流セミナー開催-10/7大阪

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月15日 23:15

 重い病気を抱えた子どもに対する緩和医療について知ってもらおうと、1982年に世界で初めての子どものホスピス「ヘレンハウス」を設立したシスターフランシス(Sister Frances Dominica)が来日し、10月7日に大阪市中央公会堂で交流セミナ―を開く。子どものホスピス「ヘレン&ダグラスハウス」交流セミナー実行委と日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団の主催。

 利用者の家族や、日本で子どもへの緩和医療を実践している大阪市立総合医療センター緩和医療科医長の多田羅竜平氏の講演、パネルディスカッションもある。

 定員は800人。参加は無料。

 問い合わせや申し込みなど、詳細はこちら


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 こちらに登壇される多田羅先生よりご紹介を頂きましたので、ご案内させて頂きます。ご興味のある方はどうぞ。

予算編成は年内に間に合わせる-民主党・鈴木寛参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月02日 03:53

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は1日、2010年度予算概算要求について、年内に編成を間に合わせるとの見解を示した。(熊田梨恵)

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新型インフル対策「動いているから大丈夫」-民主党・鈴木寛参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月02日 03:52

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は1日、政権交代などに絡み対策の遅れが懸念されている新型インフルエンザ対策について、民主党の対策プロジェクトチームが活動を続けているとして「大丈夫」との見方を示した。(熊田梨恵)

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医療政策の体制整備「組閣までは分からない」-民主党・鈴木寛参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月02日 03:45

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は1日、今後の民主党が行っていく医療政策の体制整備について、閣僚人事後にならなければ見通しは立たないとの見方を示した。(熊田梨恵)

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社会保障国民会議報告書「一旦なくす」-鈴木寛・民主党参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月02日 03:44

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は1日、2025年に向けてベッド数や医療・介護費用などのシミュレーションをまとめていた社会保障国民会議の報告書について、「一旦なくす」と述べた。(熊田梨恵)

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医療政策に影響与える民主党国会議員は?コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月02日 03:43

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は1日、今後民主党が進める医療政策に影響を与える国会議員として、直嶋正行政調会長、足立信也政調副会長、鈴木議員、藤村修ネクスト厚生労働大臣、仙谷由人医療再建議員懇談会会長、古川元久同懇談会幹事長の名前を挙げた。(熊田梨恵)

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マニフェスト整備は医療が最優先に―民主党・鈴木寛参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月01日 04:36

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は31日、首相の下に新設する「国家戦略局」がマニフェストの内容を体制整備していく際の方向性について、「トッププライオリティは医療であるのは間違いない」との見方を示した。(熊田梨恵) 

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「国家戦略局」に医療・社会保障分野は必要―鈴木寛・民主党参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月01日 04:36

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は31日、首相の下に新設する「国家戦略局」に、医療制度や社会保障分野の担当チームが必要との見解を示した。(熊田梨恵)

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「臨床医は新人議員にメールを送って」―民主党・鈴木寛参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月01日 04:35

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は31日、都道府県医師会の推薦を受けた新人議員が"族議員化"していくことに懸念を示し、「臨床医は『命に直結する一番大事な医療現場からお願いします』と言って、新人議員に現場について勉強してもらうよう、メールを送りまくってほしい」と求めた。(熊田梨恵)

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既に族議員が生まれている-民主党・鈴木寛参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月01日 04:34

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は31日、今回の衆院選で地元の都道府県医師会の推薦を受けて当選した新人議員の中に、既に"厚生労働族議員"が生まれているとの見方を示した。(熊田梨恵)

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マニフェストと概算要求のズレ、必要に応じて修正―民主党・鈴木寛参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月01日 04:33

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は31日、厚生労働省の2010年度予算概算要求について、マニフェストと食い違いがある部分については必要に応じて修正を図っていくとの見解を示した。(熊田梨恵)

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次期厚労相、「鳩山さんにしか分からない」―民主党・鈴木寛参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年09月01日 04:32

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は31日、新政権下で任命される厚生労働相について、「それは鳩山さんにしか分からない」と述べた。(熊田梨恵)

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10年度診療報酬改定は政治主導で-鈴木寛・民主党参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月31日 18:55

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は8月31日、2010年度診療報酬改定について「政治家が政治主導で査定し、決めていく」と述べた。(熊田梨恵)

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中医協改革は来年1月以降―民主党・鈴木寛参院議員 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月31日 18:53

 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は8月31日、来年1月以降に中央社会保険医療協議会(中医協)の"改革"を本格化させるとの見解を示した。(熊田梨恵)

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厚労省10年度予算概算要求は約26兆円、新型インフルに207億 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月26日 22:53

 厚生労働省の2010年度予算の概算要求は、一般会計総額で09年度当初予算から1兆2565億円増えて26兆4133億円になることが分かった。新型インフルエンザ対策として、100万人分のプレパンデミックワクチンの製剤化や、ワクチン買い上げなどに207億円を計上。新規事業として、研修終了後に産科や救急を選択する医師に最大月額5万円の手当てを支給することや、「小児救命救急センター(仮称)」を8か所設置することなども上がっている。(熊田梨恵)

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搬送・受け入れルール、症候別で医療機関リスト化を―消防庁・厚労省 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月25日 22:42

 総務省消防庁と厚生労働省は8月25日、「傷病者の搬送及び受け入れの実施基準等に関する検討会作業部会」(部会長=有賀徹・昭和大病院副院長)を開き、都道府県が策定する救急患者の搬送・受け入れルールについて、医療機関をリストアップする際の分類案を示した。脳卒中はt-PA(血栓溶解薬のアルテプラーゼ)を実施できるか、虚血性心疾患は心臓カテーテルを行えるかなど、患者の重症度や緊急度に応じて治療が可能な施設をリスト化することなどが提案された。(熊田梨恵)

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医師の労働環境を改善し、医療崩壊を打開したい-植山直人全国医師ユニオン代表インタビュー コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月12日 18:37

インタビュー 植山直人氏(全国医師ユニオン代表)
 
 「医療崩壊の中心は、勤務医の過重労働など医師に関する問題。地域住民の理解を得て、ともに医療を正常化していきたい」-。国内に初めて誕生した、医師が個人加入する労働組合「全国医師ユニオン」が設立して約3か月が経った。まだ手探りの活動が続く中、医師の労働組合という存在が患者の利益につながっていく可能性を植山直人代表に聞いた。(熊田梨恵)

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119番通報システムの新しい段階―コールトリアージ、具体化へ コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月07日 16:19

 救急搬送件数が年々増加する中、国が描く新しい119番通報システムの大枠が少しずつ見え始めた。総務省消防庁は119番通報時のトリアージ(重症度・緊急度による患者の選別)実施後の救急隊の運用や病院選定などに関して、実際に消防本部で実施して検証する方針を決めた。国が検討を進めているトリアージの運用ルールが具体化しつつある。(熊田梨恵)

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「救急搬送」と「受け入れ」のマッチング実施へ―消防庁が今年度実態調査で コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月06日 19:45

 総務省消防庁は8月6日、今年度に行う救急搬送の実態調査で、救急の搬送と受け入れのマッチングを一部地域で実施する方針を決めた。救急隊が疑った疾患と実際の診断名、選んだ搬送先が適切だったかなどを検証し、救急搬送と受け入れ業務の質の向上を図ることが目的。今後、各都道府県が実施する救急搬送の検証作業のモデルとなりそうだ。(熊田梨恵)

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「出来高払いの一般病棟、療養病床より検査が多い」-中医協分科会で武久慢性期協会会長 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月05日 20:32

 「『特定』を除外された患者さんの病態を見てみますと、医療療養と非常によくに通っている。しかし出来高なので、検査とかレントゲン、CTはたくさんとっている」-。厚労省が中医協の「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」(分科会長=池上直己・慶大教授)に示した一般病床の実態調査の内容について、武久洋三委員(日本慢性期医療協会会長)は、同じ状態の慢性期患者であっても病床の種別で診療報酬が異なることについて「不公平ではないか」と述べた。(熊田梨恵)

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「同じ報酬は問題」-医療区分3内の収支差に、中医協の池上慢性期分科会長 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月04日 16:21

 厚労省が中医協の「診療報酬調査専門組織・慢性期入院医療の包括評価調査分科会」(分科会長=池上直己・慶応義塾大医学部教授)に示した、医療療養病床の患者分類ごとの収支差によると、医療区分3ではADL区分の1と3の間に、一日当たり約5000円の差があった。診療報酬自体はADL区分によって変わらないことから、池上分科会長は「費用の面では差があるが、報酬としては同じになっているのは大きな課題」との見方を示した。(熊田梨恵)

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「後期高齢者入院基本料」を算定しない後期高齢者のレセプト、約3万6千件 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月03日 15:26

 厚生労働省の社会医療診療行為別調査(07年6月審査分)によると、90日以上入院している75歳以上の後期高齢者の患者約37000人のレセプトのうち、約3万6000件が「後期高齢者特定入院基本料」の算定から除外されており、一般病棟入院基本料を算定していた。(熊田梨恵)

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「まず助産所の嘱託医との連携を」-スーパー総合、助産所からの搬送ケース コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月02日 14:20

 助産所での分娩を希望する妊婦がいる一方で、医師がいない助産所での分娩は一定のリスクを抱えることにもなる。都のスーパー総合周産期センターでの受け入れが必要になったケースでも、助産所からの搬送があった。(熊田梨恵)

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スーパー総合周産期センター、実質は1件-システムの本質は「意識向上」? コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月01日 19:59

 救命処置が必要な妊婦を24時間体制で必ず受け入れる「スーパー総合周産期センター」のシステムが東京都で開始してからの約4か月で、スーパー総合の受け入れに該当する重症の妊婦の搬送ケースは9件あった。このうち8件は近隣のセンターが受け入れることができており、他のセンターでの受け入れが不可能なために"最後の砦"としてスーパー総合が受け入れたのは1件のみ。関係者からは、スーパー総合があることによる安心感などが他の医療機関に影響し、他のセンターの受け入れがうまくいっているとの声が上がっている。(熊田梨恵)

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現場滞在30分以上の搬送、周産期ケースで多く

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月31日 16:26

 消防庁が昨年度に実施した救急搬送に関する全国調査によると、救急隊から医療機関に4回以上受け入れ照会を行っていたケースについて、周産期の搬送は重症や小児の場合と比べて、現場に30分以上滞在しているケースが多い傾向があった。(熊田梨恵)

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搬送・受け入れルールの医療機関リスト、重症度や特殊性などで整理を―消防庁・厚労省 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月30日 18:44

 今年4月に改正した消防法で都道府県に救急搬送と受け入れのルール作りが義務付けられたことを受け、総務省消防庁と厚生労働省は7月30日、都道府県がルール策定時に参考にするためのガイドラインづくりの作業に入った。ルールの中で作る搬送先医療機関の一覧について、患者の重症度などによる緊急性や、妊産婦や小児といった特殊性などの項目に分けてリストアップすることが提案された。(熊田梨恵)

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都の周産期搬送コーディネーター、今秋にも開始へ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月30日 00:50

 東京都は7月29日、妊婦や新生児の搬送調整を行う助産師を「周産期搬送コーディネーター」として、今秋をめどに東京消防庁に設置することを決めた。(熊田梨恵)

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一般病棟の2割が91日以上の入院-厚労省の一般病棟実態調査 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月29日 17:00

 厚生労働省が今年3月に一般病棟の5484床に実施した実態調査によると、91日以上入院している患者が約2割を占めていたことが分かった。15:1入院基本料を算定する3623床のうち8.1%が、13:1入院基本料を算定する1861床のうち4.8%が、それぞれ1年以上の入院だった。(熊田梨恵)

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救命士のエピペン投与、アナフィラキシー「ショック」起こす前から判断を コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月24日 19:21

 総務省消防庁は7月22日、急激なアレルギー反応によって生命が危険な状態になる「アナフィラキシーショック」を起こした患者に救急救命士が行う携帯用エピネフリン製剤の投与について、具体的な運用に関する報告書案を有識者会議に提出した。各地域で策定する運用ルールの例を示した上で、呼吸困難やじんましんなどアナフィラキシーが疑われる症状が起こっている段階から対応するよう求めている。(熊田梨恵)

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NICU長期入院の子どもを在宅に―都が来年度にモデル事業を実施

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月22日 21:05

 東京都は来年度から2年間、新生児集中治療室(NICU)に長期間入院している子どもがスムーズに在宅に戻れるよう、院内に退院支援コーディネーターを配置するなどのモデル事業を実施することを決めた。慢性的なNICU不足の解消を図ることが目的で、国内でも初の取り組みと見られる。(熊田梨恵)

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「なぜ必要な調査項目実施しないか」「予算の制約上です」―厚労省の慢性期医療調査に相次ぐ指摘 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月22日 03:05

 2010年度診療報酬改定に向けて厚生労働省が実施した慢性期入院医療に関する実態調査。しかしその内容は、本来なら同時期のデータとなるべき部分は揃っておらず、必要な調査項目は予算不足で実施できなかったという。このようなことで医療機関にとって正しい評価につながる診療報酬改定のための議論ができるのだろうか。(熊田梨恵)
 
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療養病床の褥瘡患者、過半数が院内で発生-慢性期医療協会調査 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月21日 12:54

 日本慢性期医療協会(武久洋三会長)が昨年実施した会員病院に対する調査によると、褥瘡のある患者5725人のうち、過半数が病院内での発生だったことが分かった。リハビリテーションを実施している褥瘡患者は57.0%で、前の月と比較して状態が改善した患者は36.2%、悪化した患者は14.8%だった。武久会長は褥瘡の院内発生について「医療療養病床も介護型療養病床も高率にある」との認識を示している。(熊田梨恵)
 
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慢性期入院医療、「データでは赤字は拡大していない」-中医協分科会

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月20日 20:49

 「診療報酬はマイナス改定だったが、マイナスの度合いが少なくなっている。リハビリに取り組むなどしてマイナスを改善したのではないか」。2010年度診療報酬改定に向けて慢性期入院医療の包括評価について議論する分科会で示された2008年度調査について、厚生労働省の佐々木健保険局医療課長補佐は、06年度に実施した前回調査に比べて赤字額が減少しているとの認識を示した。(熊田梨恵)
 
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要介護度同じでも、サービス受給量はバラバラ コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月19日 08:46

 同じ要介護度の利用者でも、介護サービスを限度額いっぱい受けている人からほとんど受けていない人までが、階段状に存在している。なぜこのようなばらつきがあるのだろうか。今年4月に新しく見直された要介護認定について検証する有識者会議で、興味深い資料が厚労省から示された。(熊田梨恵)

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「慢性骨髄性白血病の治療費負担軽減を」患者会が厚労相に約8万6千件の署名提出 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月17日 14:30

 慢性骨髄性白血病(CML)患者らでつくる「CMLの会」の野村英昭代表らは7月17日、舛添要一厚生労働相に対し、グリベックなどによる治療を『高額長期疾病(特定疾病)にかかる高額療養費の支給の特例』の対象にするよう求める趣旨に賛同して集まった8万6700件の署名を手渡した。(熊田梨恵)

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「レセプトになると重症化」-レセプトと通常調査、医療区分3に5%の差 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月10日 17:44

 「レセプトになってくると重症化する。単純に考えるのであれば多少問題点も出てくるような気もする」-。中医協の慢性期包括医療について議論する分科会に示された調査結果に対し、委員が疑問を呈した。患者の病態などに関する調査では医療区分3は19.8%であるのに対し、レセプト調査になると25.0%と、約5ポイント上昇していた。(熊田梨恵)

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「慢性期医療に質の評価導入を」―武久日本慢性期協会会長が中医協分科会で要望 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月08日 23:08

 2010年度診療報酬改定に向けて療養病棟などの包括評価について議論する中央社会保険医療協議会(中医協)の「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」(分科会長=池上直巳・慶大医学部教授)で7月8日、武久洋三委員(日本慢性期医療協会会長)は在宅復帰率や医療区分改善率など、慢性期包括医療に対する「医療の質の評価」の導入を提案した。武久委員が議事録に残る形で成果主義を要望したのは初めてだ。(熊田梨恵)

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県外の救命センターへの搬送状況地図―関東、近畿圏 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月07日 14:55

 総務省消防庁と厚生労働省が合同で開いた救急医療に関する有識者会議で、興味深い地図が示された。昨年度に救命救急センターなどに運ばれた搬送のうち、関東と近畿について、都道府県を越えて搬送されたケースを件数とともに地図上に示したものだ。茨城から東京に、栃木から東京に運ばれたケースもあるなど、広範な搬送が行われている様子がうかがえる。(熊田梨恵)

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在院日数短縮した回復期病院も-東京都脳卒中連携パス会議 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月06日 22:29

 東京都内で脳卒中医療連携に関わる急性期から慢性期までの医療機関が集まる「脳卒中地域連携パス合同会議」が7月4日に開かれ、回復期リハビリテーション病棟を有する4病院がパスの影響について報告した。在院日数が約30日短縮したケースや、脳卒中ではないがパスに乗って送られた患者のケースなど、さまざまな報告があった。(熊田梨恵)

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社会状況の違い踏まえ国際比較の議論を-日本小児医療政策研究会 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月03日 19:06

 「妊産婦死亡率、新生児死亡率などを議論するにしても、未成年出産数や平等指数など、各国の社会状況や歴史的経緯などを考えなければ国際比較はできない」―。国内で医療制度や政策について議論する際、海外の事例やデータが引き合いに出されることは多い。保健医療政策に詳しい森臨太郎・大阪府立母子保健総合医療センター企画調査室長の日本小児医療政策研究会での報告から、国際比較を考える場合の考え方のヒントを聞いた。(熊田梨恵)

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「緩和ケア必要な子ども、6割はがん以外」-日本小児医療政策研究会 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月02日 13:56

 緩和医療というと一般的に成人のがんに対するターミナルケアという印象が強いが、子どもの場合になると、約6割が脊髄性筋萎縮症などの神経筋疾患や18 トリソミーといった先天性の染色体異常などの進行性で障害を伴う病気だという。成人に対する緩和医療も発展途上の段階で、まだまだ知られていない小児緩和医療。日本小児医療政策研究会での報告を聞いた。(熊田梨恵)

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国立がんセンターに、新しいホスピスを-藤原康弘氏インタビュー コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月01日 09:43

インタビュー
藤原康弘氏(国立がんセンター中央病院臨床試験・治療開発部長)
 
「国立がんセンターとして、再発がん患者さんへのケアをどう考えていくかが問われている時。ナショナルセンターだからこそできる緩和ケアの研究や未承認薬の臨床研究、そして最後まで患者さんをみられるホスピスがあれば」-。がんセンターというと手術など外科領域に目が行きがちになるが、年々がん患者が増加する中、化学療法など内科的治療に頼る患者が増えていくのは間違いないだろう。内科の立場からがん患者を診ている国立がんセンター中央病院の藤原康弘臨床試験・治療開発部長に話を聞いた。(熊田梨恵)

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治験5か年計画見直しの議論スタート-数値目標設定を コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月30日 21:38

 国内で実施される治験や臨床研究の質を上げるため、治験中核病院と拠点医療機関の整備や人材育成などの内容を盛り込んだ「新たな治験活性化5カ年計画」がスタートして3年目を迎えたことから、厚生労働省は6月30日、計画の中間見直しを実施するための有識者会議を開催した。10月末までに現在の計画に数値目標を盛り込み、必要に応じてアクションプランを設計し直す。(熊田梨恵)

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救急受け入れルールのガイドライン作成へ議論開始-消防庁・厚労省 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月30日 01:38

 都道府県が策定する救急受け入れルールの指針(ガイドライン)をつくるため、総務省消防庁と厚生労働省は6月29日、「傷病者の搬送及び受け入れの実施基準等に関する検討会」の初会合を開催した。都道府県に搬送ルールの策定を義務付けた改正消防法の成立を受けたもので、10月末にはガイドラインを都道府県に通知する。(熊田梨恵)
 
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国立がんセンター麻酔科改革が地域に波及する-宮下徹也氏、後藤隆久氏インタビュー コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月29日 10:54

インタビュー
宮下徹也氏(国立がんセンター中央病院第二領域外来部長、手術・緩和医療部グループ責任者、写真左)
後藤隆久氏(横浜市立大大学院医学研究科生体制御・麻酔科学教授、右)

 
 「国立がんセンターは他がやっていることを追随するのではなく、新しいことに挑戦していくべき組織」(宮下氏)「現場から実績を示していくことができれば、日本の医療が変わる」(後藤氏)-。昨年秋、麻酔科医不足に悩まされた国立がんセンター中央病院は手術部門の再建に舵を切った。その立役者となった宮下徹也部長と、彼の出身大学の教授としてサポートを続ける後藤隆久・横浜市大教授の話を聞いた。(熊田梨恵)

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小児救急医療の充実など求める―日医の来年度予算概算要求への要望 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月28日 02:21

 日本医師会の内田健夫常任理事は6月27日、厚生労働省の2010年度予算概算要求に対する日医の要望について、小児医療分野の一部を明らかにした。当直医や救急担当医、へき地で働く医師に対する人件費補助のほか、小児救急医療の充実、小児デイケア・ショートステイ施設の整備などを求めるとした。(熊田梨恵)
 
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「補助金で病院支配する医系技官を引き剥がした」-厚労人事、省内の声 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月26日 18:38

 舛添要一厚生労働相が6月26日午前に発表した異例の人事異動に、省内には衝撃が走った。ある医系技官は「補助金によって医療機関を支配する医政局の医系技官を引き剥がした。良くなることはあっても悪くなることはないだろう」と感想を話した。(熊田梨恵)

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介護職の処遇実態調査、10月実施を決定-厚労省 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月24日 14:55

 厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=大森彌・東大名誉教授)は6月24日に今年度の初会合を開催し、2009年度介護報酬改定の影響を調べる介護職員の処遇状況調査を10月に実施することを了承した。委員からの要望を受け、居宅介護支援事業所も対象にする方向で進めるとした。(熊田梨恵)
 
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「現場に補助金が渡らない」―厚労省の伝達不備か、産科医確保事業 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月23日 13:51

 厚生労働省が今年度から始めた、産科医などに分娩手当を支給する医療機関への補助金事業について、医療現場や自治体から「頑張っている産科施設に補助金が渡らず、勤務医の待遇改善につながらない」との声が上がっている。3月半ばになってから急きょ、「正常分娩の金額が50万円未満」などの条件がついたためで、厚労省からの情報伝達の不備を指摘する関係者もいる。(熊田梨恵)
 
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約4割の産科施設、今年度中に出産費用増額を予定―厚労省研究班 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月22日 10:48

厚生労働省の研究班(可世木成明・日本産婦人科医会理事代表)の調査に答えた分娩を取り扱う施設のうち、約4割を占める703施設が今年度中に出産費用を増額する予定であることが分かった。(熊田梨恵)
 
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報酬改定議論に必要な調査項目が足りない-中医協慢性期包括評価分科会 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月19日 11:40

 2010年度診療報酬改定で慢性期医療の評価に関して議論する中央社会保険医療協議会(中医協)の「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」(分科会長=池上直巳・慶大医学部教授)。改定の議論の大元となる調査について、事務局は分科会に諮らずに独自の判断で実施したが、次期改定の主要項目である「医療の質の評価」に関する項目が不十分だった。分科会として報告をまとねばならない時期が目前に迫るためやり直しもできないが、委員からの指摘を受けた事務局は「追加調査の必要があれば、ご指示あれば検討します」と逃げ口上。調査の位置付けに疑問を呈した委員に対しては「ご議論できないということでございましょうか」と開き直った。(熊田梨恵)
 
 
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医療区分3の患者が「適正化」される?-中医協慢性期分科会

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月18日 17:28

 「医療区分3であっても状況によっては介護系の施設に行けるというデータが出てきている。どういうふうに見たらよいのか、専門的なご意見をいただければ」-。厚生労働省は6月11日、2010年度診療報酬改定のための基礎データとなる「2008年度慢性期入院医療の包括評価に関する調査」の一部を中央社会保険医療協議会(中医協)の「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」(分科会長=池上直巳・慶大医学部教授)に提出した。診療報酬上、最も手厚く評価される医療区分3の患者を介護施設に移すことができれば、厚労省が医療費削減を進めることができるのは間違いない。次回診療報酬改定につながる議論になるのだろうか。(熊田梨恵)
 
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「救える命」か「予算確保」か―0.14%の子どもの命、どう考える コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月16日 16:01

 「児童のアナフィラキシーの有病率は0.15%。ターゲットは大きいということを知って頂きたい」、「すべての救急車にエピペンを積載するとして、毎年229万円の予算は許されないと思う」―。すべての救急車にアナフィラキシーショックの補助治療に使うエピネフリン製剤の積載を義務付けるかどうかなど、エピネフリン運用ルールをめぐる議論が消防庁の検討会で行われた。予防を取るか費用対効果を重視するか、委員からはさまざまな意見が上がった。(熊田梨恵)

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救命センターとERの違いって?

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月16日 01:32

ロハス・メディカル6月20日発行号の裏表紙に、こんな問題を出してみました。
 

【問】
「救命救急センター」と「ER」、どこが違う?
 
①同じ。呼び方だけ
②受け入れる患者
③スタッフの職種

 

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救急隊のエピネフリン使用ルールの検討開始-消防庁 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月15日 21:44

意識障害や呼吸困難など、もっとも激しいアレルギー反応の一種であるアナフィラキシーショックを起こした患者が携帯用のエピネフリン製剤を使用していた場合、現場の救急救命士の判断で投与できるようになったことを受け、総務省消防庁は6月15日、「消防機関における自己注射が可能なエピネフリン製剤の取扱いに関する検討会」(座長=野口宏・愛知医科大名誉教授)の初会合を開催した。現場でのエピネフリンの運用ルールについて検討し、年内に報告書をまとめる。(熊田梨恵)
 
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国立大借入金1兆円の解消を―国立大学医学部長会議が要望書 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月12日 18:11

 国立大学医学部長会議常置委員会(安田和則委員長)は6月12日、国立大学が抱える国からの借入金約1兆35億円の解消などを求める要望書を、本日付で麻生太郎首相など関係閣僚に送付すると発表した。財政制度等審議会(財政審)がまとめた来年度予算編成への建議を受けたもの。安田委員長は都内で開いた記者会見で、「この足かせがなくなれば、国民への医療に貢献できる」と述べた。(熊田梨恵)

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計画配置でなく「大学の調整力の回復」を-全国医学部長病院長会議が建議を批判 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月12日 02:19

 医学部や医科大学のトップなどで構成する全国医学部長病院長会議(小川彰会長)は6月11日、財政制度等審議会(財政審)がまとめた、医師の計画配置などを求める2010年度予算編成に向けた建議を批判する提言を発表した。国の規制によって医師を配置するのではなく、医局の派遣機能など大学の調整力を回復させるべきと主張している。(熊田梨恵)
 
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慢性期医療への「質の評価」導入と、"事後承諾"の場の中医協」 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月10日 16:16

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「提言すべきだったのは社会保障費増額」―全医連が財政審建議に見解 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月09日 02:39

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「全国医師ユニオン」発足―全医連が国内初の医師労組を設立 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月08日 01:59

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脳卒中パス参加医療機関の合同会議が初会合―東京都 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月02日 21:35

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パス合同会議参加で脳卒中連携病院の施設要件を一部クリア―東京都 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月01日 20:37

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介護職処遇改善交付金の事業所向け説明会、7月開催へ コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月31日 00:12

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厚労会議に遠路来た市町村担当者の思い

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月29日 14:50

 5月28日に開かれた「全国介護保険担当課長会議」での市町村担当者の発言を聞き、なんともやり切れない思いになりました。

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慢性期医療の「質の評価」導入へ議論開始―中医協分科会 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月28日 07:23

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妊婦の搬送コーディネーター、年度内開始に向け議論―東京都

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月27日 00:45

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「交替勤務できる周産期センター体制を」―医師確保・労働のバランスは コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月26日 16:06

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スーパー総合の検証に着手―都の周産期医療協議会 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月22日 10:32

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3次救急の受け入れ不能なくしたい-都内3救急病院、41慢性期病院が連携へ コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月21日 15:56

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介護報酬改定の基礎調査、把握方法変更へ コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月20日 16:13

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介護職の処遇調査、10月に約6万人に実施―厚労省介護給付費分科会 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月19日 12:21

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「医療崩壊が表れた」―都の脳卒中連携搬送協議会 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月18日 11:28

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「スーパー総合」受け入れケース、現在はなし コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月15日 14:16

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脳卒中の救急搬送システム、検証へ―東京都 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月14日 17:27

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救命センターの評価項目が厳格化

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月12日 10:21

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PMDA(医薬品医療機器総合機構)の不思議-特集3「お金」 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月09日 17:17

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PMDA(医薬品医療機器総合機構)の不思議-(番外編)PMDAで働く人たち コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月08日 22:06

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PMDA(医薬品医療機器総合機構)の不思議-特集2「歴史」 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月07日 20:17

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PMDA(医薬品医療機器総合機構)の不思議-特集1「医薬品審査」 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月06日 19:39

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特定機能病院もメディカルクラーク配置を-文科省補正予算案 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月05日 12:00

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NICU220床増床に39億円-文科省補正予算案  コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月01日 14:01

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4000億円の交付金創設、介護職の賃金アップに-厚労省補正予算案 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年04月29日 16:41

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「地域医療再生基金」を都道府県に設置―厚労省補正予算案 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年04月25日 12:05

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厚労省の補正予算案、4兆6700億円 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年04月24日 17:18

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労基法「パンドラの箱」は2004年から開き始めた? コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年04月22日 14:10

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介護報酬プラス改定は介護職の処遇を改善したか-10月に調査実施へ のコメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年04月21日 23:03

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愛育病院が労基署に改善報告 へのコメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年04月21日 16:05

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厚労省医政局長から愛育へのアドバイスの中身

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年04月10日 12:00

愛育病院が今年1月に労基署から是正勧告を受けていた問題で、
その後の病院側の対応について、
4月6日午後、同病院院長室で小さな記者会見が行われました。

そこで、本当に驚くべき内容を耳にしました。

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熊田と申します

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年04月01日 20:25

こんにちは。

今日から、ロハス・メディカルwebの編集長を務めさせていただくことになりました、
熊田梨恵と申します。

若輩者ではありますが、皆様にご指導いただきながら、
医療に関するさまざまな情報を伝えていきたいと思っております。

よろしくお願いいたします。


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