ロハス・メディカルvol.113(2015年2月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年2月号です。


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出典:厚労省がん臨床研究事業「がん診療におけるチャイルドサポート」平成23年度∼25年度総合研究報告書出典:厚労省がん臨床研究事業「働き盛りや子育て世代のがん患者やがん経験者、小児がんの患者を持つ家族の支援の在り方についての研究」平成20年度∼22年度総合研究報告書子育て中のがん患者子ども6∼15歳未満問題なし臨床域子ども15∼18歳以下実際の介入介入についての考え58%69%79%21%31%42%まったく介入していない41%できるだけ介入しないほうがよい3%介入すべきでない0%ほとんど介入していない37%必ず介入している2%できるだけ介入している11%できるだけ介入したほうがよい64%介入すべき31%不明9%不明2%がん医療を拓く親ががん子どもの心を救え親のがんでつらい子どもたちを支える事業「ホープツリー」が、医療従事者の間に広がりつつあります。持つ子どもの2∼3割に心的外傷後ストレス症状※が見られます(図1)。本来は「誰のせいでもない」親のがんを、「自分のせいでは」と考えがちなのも一般的な傾向です。 そうした影響を想像して、事実を伝えるのをためらう親も少なくありません。 しかし、親のがんを知っている子どもの方が、知らされていない子どもよりストレス症状は軽いことが、厚労省調査で分かっています。先の多施設共同研究でも、親自身が告知を受けてから伝えるまでの時間が空くほど、子どものストレス症状が強まっていました。 がんの治療は長期にわたり、生活上も外見上も変化は避けられないもの。隠したとしても、そのストレスを子どもは感じ取ります。親に何かが起きているのに気づいていても、労省の多施設共同研究によれば、がんの親を厚21隠される方がつらい訊くに訊けない子もいます。 そうならないためにも、「普段からのオープンなコミュニケーションが大切」と話すのは、今回ご紹介するホーLOHASMEDICAL[図1]がん患者の子どもの心的外傷後ストレス症状[図2]医療従事者によるがんの親を持つ子どもへの介入(心理的支援)実態


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