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いのちの授業〜がんを通して:2016年6月18日の記事一覧

本日、今年度2校目に当たる羽村市立羽村第二中学校での授業を実施しました。

本来なら、実施予告を入れるはずだったのですが、少々バタバタしていたことから実施報告のみになりました。

と言うのも、実は先週の金曜日に吉野さんが緊急入院され、今日の授業に参加できるかどうか微妙な状況にあったからです。

ご本人は参加の方向で検討され、私の方でも校内移動用の車いすを業者から調達するなどして準備を進めたのですが、今週木曜日の午後にドクターストップがかかり、学校を訪問しての参加はかなわないこととなってしまいました。

今週のはじめから、過去に実施した授業のDVDを使うことも考えつつ、もし吉野さんが参加されない場合はどうするかを検討していましたが、ドクターストップがかかった時点でご本人から「Skypeで病室から参加できないだろうか」とのご提案がありました。

急遽Skypeのアカウントを取り、まず私のオフィスと吉野さんの病室との間での通信実験を試みたところ、何とかなりそうなことが分かりました。

実施校の副校長先生とも電話で何度もやり取りをして準備を整えていただきましたが、本当にうまくいくのかどうか、やってみないと分からないという不安な気持ちは残っていました。

通常は、スライドを使いながらご本人がその場で直接お話しになるわけですので、同じような状況を作り出すために、PCモニターを2分割してスライドとご本人のライブ映像の両方をPCから出力しプロジェクターを通してスクリーンに映し出すことにしましたが、その最終実験は今朝9時前からの会場における最終準備段階での実施となりました。

まず、Wi‐Fiによる体育館と病室間での通信が可能であることを確認した後(うまく繋がった時は本当にホッとしました)、プロジェクター映像の調整、音量調整、吉野さんとの最終打ち合わせ等、通常よりも確認項目が多く、かなりドキドキしながらの準備となりましたが、久住さんがサポートしてくださったため、ほぼ予定時間の範囲内でセッティング完了となりました。

授業の内容はこれまでと変わらないものの、吉野さんご本人がその場にはいらっしゃらないという状況のなか、生徒さんたちにも吉野さんの今のお姿が強い印象を与えたようで、変な話ですが、その場にいらっしゃる時よりもよく伝わっていたような気がしました。

生徒さんたちは、集中して吉野さんの話に耳を傾けてくれましたし、質問も各学年から満遍なく出され、今日はすべての質問が吉野さんに向けて発せられたものだったことも、これまでになかった特筆すべきことでした。

吉野さんが病室からでも参加の意思を表明してくださり、お体がきついなか最後までお務めくださったことに心から感謝したいと思います。

1学期での実施は今日で終了しましたが、今後実施する際に吉野さんがどのようなご容態であるのかは、その時になってみないと分からない部分がありますので、今日の実施形態も念頭に置きつつ、2学期に向けての準備をしていきたいと考えております。

今後とも引き続き皆様のご支援をお願い申し上げます。

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