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ニュース〜医療の今がわかる

周産期・救急懇談会3

照井
「御指摘の通り女性医師の比率が高い。2人で1人分とカウントしてもらうなどしないと常勤の働きをするのは難しいかもしれない。非常勤の麻酔科医がどの程度いるか把握していないが、決して望んで非常勤になったわけではないと思う。病院で疲れ果てて出ていくというのがほとんど」

有賀
「麻酔科医のキャリアアップの観点から伺う。リスクの高くない患者さんから出発するんだろう。産科麻酔は難しい部類なんじゃないか。どの辺りで使いものになるのか。具体的に皆ハッピーな若手と年寄りの混ざり具合を教えていただければ」

照井
「50代の部長、40代の次長、若手と研修医の組み合わせでないか。専門研修の1年目では1人で当直させることはなくて、誰かが指導しながら一通りやらせて、次の年から自律的にやれるようになる」

有賀
「卒後4年から5年で兵隊として使えると」

照井
「戦力になる」

嘉山
「麻酔科の開業が始まったのは仙台からで、麻酔科は受け持ち患者がいないからそういうことをできるんだと思うけれど、常勤麻酔医がセンターに行くためには何をすれば一番いいのか。定員増を提言しているけれど、それだけでセンターへ行くとお考えか」

照井
「麻酔の当直の仕事で一番恐い思いをするのは飛び込んでくる帝王切開。それは産科麻酔のトレーニングが日本ではなぜか抜けていたせいでもある。そこを埋める努力は開始したところだ」

嘉山
「それは麻酔科内の自浄作用の話だろう。ここは国に何かやってほしいと言う場。仙台の場合、年収が少な過ぎるというのが開業の理由だった。そういう事情があるならば、キレイ事じゃなくて、ちゃんと言った方がいい。インセンティブは必要ないのか」

照井
「正直そういった部分は必要。緊急対応が報われる報酬体系を個人としては認めていただきたい」

嘉山
「しばらくは少ない資源を有効に使わないとどうにもならないんだから、言うことは言わないと」

照井
「ありがとうございます」

岡井
「処遇をよくしないと集まらないということ」

大野
「妊産婦麻酔は簡単じゃないということだが、診断がつかず、頭痛いと行って失神してしまうようなCTを取る余裕もなく帝王切開に入るような事例もあるが、そういうものは群を抜いて難しいと思う。そのレベルに達した麻酔科医はセンターにいるのか」

照井
「センターに行ってからも力量を上げていくことは可能」

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