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ニュース〜医療の今がわかる

後期研修班会議7


土屋
「アメリカのメディカルスクールは4年しかなくて、しかも学生は午前と夜だけしかいないような状態なのになぜ任せられるのか、何が日本と違うのか」

竹内(東大3年)
「卒前と卒後とあまり分けていない。臨床の考え方を身に着けることが大切と考えている。卒前に身につけてしまえば、卒後の臨床研修が見学だけになるということにならずにスムーズに医師として育っていけるのでないか」

土屋
「マンツーマンなら日本でもできる。しかし大学病院の1000ベッドでは学生が多すぎるということなんだろう。私の時も大半は見学で役に立たなかったが、一部には長谷川彌人という先生がポリクリで外来患者を1人割り当てて1時間話を聴いて後でそれを発表させて教えてくれたというのがあって、後から振り返って大変勉強になったので、そういうのもあって全部が全部ダメだったということではないと申し上げておきたい」

岡井
「卒前と卒後のつながりが悪いのはひとつの大きな問題。だから一緒に考えるのはいいと思う。現在の一般のところで言うと一度実習したあとで卒業試験、国家試験というのがあって、いったん頭を真っ白にして知識を詰め込まないといけないことになっている。そこに無駄があるんではないか」

土屋
「では、今度は慶應グループへの質問なりコメントを」

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