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ニュース〜医療の今がわかる

慢性期医療への「質の評価」導入と、足並み揃わぬ中医協


[池上分科会長]
他にご意見ございますか。もう一つ、平成18年度の報告書として基本小委に出した中で最後のページにあります、「医療の質」に関してですけど、これは20年度調査でも調査されているんでしょうか。
 
[事務局]
項目としては調査に入れているんですが、要するに比較ができない。ここの宿題で28ページに入院時から継続的にアセスメントとを行い、データベースを構築するとあり、調査対象の病院が同じであれば継続評価ができるのですが無作為抽出でやっており全く違う病院が対象になりますので、データとしてはありますが比較ということはできないということです。
 
[池上分科会長]
一部は同じ病院もあるわけですね。
 
[事務局]
無作為ですので、当たっていることはあると思います。実際当たっているかどうかは確認してみます。 
 
[池上分科会長]
まあ、同じ医療機関で継続的に変化を見ないとそれは患者の特性が変わっただけだということになると思いますので、もし次回ご報告いただく時には同じ病院についての変化をご報告いただければ。
 
[事務局]
了解しました。データを見て同じ病院があればそういう解析ができるように致します。
 
[池上分科会長]
次回は3つの調査報告についてのご説明と審議を行うということで、中長期的な方向性については基本小委の付託を改めて頂くということで、本日の討議は集約させて頂いてよろしいでしょうか。はい、ありがとうございました。それではほぼ意見が出揃ったようですので、本日の議論を踏まえて、次回以降3つの調査結果を事務局より提出して頂くよう検討させて頂ければと存じます。よろしゅうございますでしょうか。
 
(委員や事務局がうなずく)
  
[池上分科会長]
ありがとうございました。本日の分科会は以上としたいと思います。それでは、平成21年度第1回慢性期入院医療の包括評価調査分科会終了させて頂きます。本日はお忙しいところをありがとうございました。
 
 
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