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ニュース〜医療の今がわかる

医療区分3の患者が「適正化」される?-中医協慢性期分科会


■施設特性調査―診療所
 
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/06/dl/s0611-2a_0003.pdf
患者別調査の入院編でございます。施設特性調査の診療所と書いてございます資料をお願いいたします。こちらも1ページは集計結果の基本情報でございます。「在宅療養支援施設」に関しましては、ほぼ半分が在宅療養支援というものをやっておる施設ということです。入院基本料加算としては、診療所療養病床環境加算1、2を、半分ぐらいが取られているということでございます。それから病床数の変化の図表4でございますけども、これに関しましては減少したところというのは、のべ12とういことで、12が減少しておりまして、それにつきましては「有床診療所入院基本料算定」というのに変わっております。それから、増加した分につきましては介護療養病床から医療療養病床に来られているということです。
 
2ページ、「医療療養病床における職員1人当たりの患者数の変化」でございますが、これに関しましては20年21年にで大きな変化はないように見受けられますが、平均値で見ますと若干減少というふうには見られます。病院に比べれば若干減少傾向ということでございます。
 
3、4ページお願いします。どちらから入院されておられるかということの表でございまして、こちらは最大のものというのが「自宅」からで、全体で36%です。院内の「自院の一般病床」からが29%、それから他の一般病床からが17.8%ということです。病院に比べますと自宅からの方が多いというような傾向が見受けられます。
 
4ページ、今度は退院先でございます。退院先に関しましては、やはり「自宅」が合計しますと50.3%で最大でございまして、「死亡退院」が13.9% でございます。
 
5、6ページお願いいたします。5ページは有床診療所の入院時点の100床当たりの新入院、6ぺージは、退院時点の100床辺りの患者数というものでございます。ここも再掲のところの下のほうにございますけども、医療区分を平成20年2月と21年2月で見ますと医療区分1の方が増えているということでございます。医療区分2が減っておる、3が若干減っておると。退院直前状況につきは医療区分2が減っておりまして、その分医療区分1が増えているという状況です。入院退院時点の比較という見方ですと、これも医療区分2が減って、1が増えているという傾向でございます。病院と比べると区分で見ますと軽い方が入っているという傾向でございます。
 
7ページです。どういったところから来られているかの新入院の方の状況です。「自院外来からの入院」が一番ということでございまして、「他院よりの紹介」が2番目に多い。緊急入院、救急車に関しても合わせて3%ということでございます。
加算に関しましての算定患者数に関しましては、「退院調整加算」と、「褥瘡患者管理加算」がよく算定されているという傾向でございます。
 
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