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ニュース〜医療の今がわかる

総選挙直前企画 各党の医療政策を聴く①自民党


(現状とあるべき姿との間にあるギャップをどのように埋めますか)

 もう既に自民党、与党は、こういう意味で舵を切ってきているわけですから、評判は必ずしも良くなかったですけれども、高齢者医療制度を改めました。それからメタボリックシンドロームなどを含めた現役世代に対する特定健診、そういうようなものもやって、予防に力を入れようということも申してきました。

 これが、これから3年、5年経って成果が出始めると思います。それから高齢者医療というものは裏表で言えば、現役の人たちは健康保険の組合に入っていますけれども、リタイアすると国民保険に入ります。ですから圧倒的に国民保険が、特に医療ニーズの高い高齢者が加入する保険になってしまったので、国民保険として地域保険の中で支えきれなくなったということがあって、これを改めて高齢者医療だけ別の制度として今回立ち上げたわけです。ですから、これをより成熟したものにしていくというようなことが私たちの考えであるし、それをきちんとやっていけば間違いなく医療は支えきれると思っています。

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