文字の大きさ

ニュース〜医療の今がわかる

植民地か独立か それが問題だ NC検討チームの議論2


 阿曽沼
「長寿センターには名誉何とかというのはないけれど、それ以外には存在している。選考に中堅の意見を反映するのは大事かと思うが、メンバーに入れるかどうかは慎重にすべきでないかと考える」

 大久保
「若手として言わせてもらう。40代を選考委員会に入れるべきだ。若手だけで選ぶわけではない。現場の実情を言えるのは、やはり現場にいる人。年齢が上の人だけで議論しても将来の日本はない。ぜひ組み込んでいただきたい」

 土屋
「私自身、31歳から32歳にかけて防衛医大にいたことがあって、その時はオペレーションの改善の提案をしたら、お前も出ろと言われて半年ほど教授会に出ていたことがある。新しいものに変える時には若い人の声を生かすというのが大事でないか」

 足立
「意見を述べることと選考委員になることとは別だと思う。若手はむしろ流動する世代であってよい。その人たちにガバナンス機能を負わすのは酷だ。私自身の経験からも、若い人は意見を直属の上司にいくらでも言っている。あとはそれが反映されるかどうかだ」

 吉川
「私の感覚では40代が若手扱いされることに驚きを覚える」

 大島
「時間も来ているので、では仙谷大臣に一任ということで」

 仙谷
「ここまでお取りまとめいただいたものを持って、このような方々でこのように考えたのでという提言、選考委員会の作業を活用していただきたいという提言を厚生労働大臣、官房長官、総務大臣にさせていただきたい。とりあえず私が預からせていただくが、このように集中的に議論していただいたことに感謝申し上げる。いったん終了とさせていただいて、今後医療関係以外の独法が問題になる時も何らかの格好でご参加いただけると幸いだ。また医療関係でいえば、国立病院機構や国立大学病院も、同じようにガバナンスと財務の問題を議論しなければならなくなると考えている」

この記事へのコメントこちら

 1  |  2  |  3  | 4
  • MRICメールマガジンby医療ガバナンス学会
loading ...
月別インデックス