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ニュース〜医療の今がわかる

村重直子の眼11 薗部友良・VPDを知って子供を守ろうの会代表(上)


薗部
「ありがたいことに、だんだん評価が高まってきて、最近では月に7万人ぐらいの方がホームページにアクセスしてくださっていて、平均すれば1日に2000人とか2500人です。これはお母さん方の口コミもあるでしょうけれど、先生方もお薦めくださっているのではないかと思います。如何に国民にこのような情報が出ていないことの表れと思っております。我々にとってはありがたいことで、責任をより一層に感じるようにもなっています」

村重
「素晴らしいですよね。現場は本当にお忙しいのに、子供たちを何とか守りたいという思いだけで本当にボランティアでここまでできるというのは」

薗部
「ホームページの内容も、医者の言葉はエスペラント語みたいなものですから、事務局の方に日本語に翻訳してもらっています。ですが、事務局の方もセミプロみたいな方ですから、素人の方にも読んでいただいて、これで理解できるかとステップを踏んで、多くはそのように評価をしてもらいながら行っています。難しいのは、情報量で、これが多すぎても、少なすぎてもダメのようですね。今のものが一番良いのかは難しいですけれど、少しずつ修正していこうということでやっています」

村重
「本当にご尽力くださっているのですね」

薗部
「定期接種ワクチンの情報は、十分とは言えませんが、自治体や保健所などから少しだけ出ています。ところが任意接種ワクチンの情報になると、いわゆる勧奨接種ではないという理由で、ほとんど出ていません。保健所の方は、説明してはいけないという法律があるわけではないですが、実際問題として説明がないようです。任意接種は、お金がかかる上に情報がなければ接種率が上がりません。会の設立前に取ったアンケートでは7割以上のお母さんが、任意接種は受けても、受けなくてもどちらでも良いものと解釈されています。保健師さんたちは地域の住民を守るためにおられるのであって、定期接種だけのためにおられる訳ではありません。お金と情報の両方の問題を解決するために、すべての任意接種のワクチンを定期接種にするというのが、VPDの会の現時点の目標です」

村重
「アンケートまで取って、読みやすさも考えて、受け手側に"伝わるか"をちゃんと考えてくださっているのが、役所との大きな違いですね」

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