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ニュース〜医療の今がわかる

後発品の不使用、「医者のわがまま以外に理由がある」

■ 「医者のわがまま以外に理由がある」 ─ 山口委員
 

[山口俊晴委員(癌研究会有明病院副院長)]
 一言、ご挨拶を申し上げます。えっと......。

 この会議に出て、大変勉強になりました。私はあまり詳しくなかったので、いつも下を向いてですね、資料を見ていて......。(委員ら、笑い)

 たまに顔を上げると西岡先生がこちらをご覧になるんですね。外科医の特性として目上の先生からこう......、ちょっとやるとそっちを持ったりですね、......しなくちゃいけないと思ったりして、つい発言して......。

 後で議事録を見ると、何を話しているのかよく分からないのがあって、大変恥ずかしい思いをしました。

 1つ非常に印象深かったのは、ヒアリングがありましたね、病院の......。そのときに、ある病院がジェネリックをあまり使っていないということで......。

 そのときの皆さんの論調はですね、「国策に反して......、なんだ......」ということでもう一斉攻撃で......。私は、「非常にこれは危ういな」と思ってですね......。

 ジェネリックを使えば病院としてはプラスになるはずで、当然、利益を考えたらやるはずなのにそれをやっていないというところに、何か......。

 医者のわがまま以外に何か理由があるということをやはり少しですね......、そういう優しい視点を持って議論していただければと思います。

 次、癌研もいつここに引っ張り出されるのか分からないんで、それをぜひお願いして......。(委員ら、笑い) 

 どうもありがとうございました。(委員、傍聴席から拍手)

[西岡清分科会長(横浜市立みなと赤十字病院長)]
 それでは、平成22年度第11回診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会を終了させていただきます。本日はお忙しい中、ありがとうございました。(散会)
 
 
 
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【目次】
 P2 → 「すごい課題が残っています」 ─ 西岡会長
 P3 → 「医者のわがまま以外に何か理由がある」 ─ 山口委員

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