文字の大きさ

ニュース〜医療の今がわかる

青森県下北圏域における地域医療に関する取り組み

■ 下北地域における医療機能再編
 

【むつ総合病院・小川克弘院長】
 下北地域においてはそういうことで昭和40年代くらいからすでにもう深刻な医師不足があったということで、立ちいかなくなったということもあり、平成16年ぐらいから県全体としての医療機能再編が組まれました。

小川先生資料-10.jpg

 下北においては大畑病院という60床の病院があったのですが、これを診療所に転換しようということで、3名の常勤医がいたのですが、現在は1人の常勤医に。

 川内病院も3名の常勤医がいたのですが、皆さんお辞めになり、その後町自体が医師を確保して2人体制でずっとやっていました。この4月から2人加わりまして現在4人の体制で少し持ち直した状況です。

 大間病院は6人体制だったのですが、医師の退職等があり、これではいかんということで、青森県が自治医大卒の先生を投入する一方、この周辺にあった診療所を廃止してこちらに集約することで、この4月からはまた6人体制に戻ったということです。むつ病院はここにあります。
 

【目次】
 P2 → むつ総合病院の地理的・社会的背景
 P3 → 下北地域における医療環境
 P4 → 出生数の推移、高齢者の割合
 P5 → 分娩機関、産科医の年齢構成
 P6 → 下北地域における小児科医の分布
 P7 → 下北圏域における医療体制の特徴
 P8 → 下北地域における医療機能再編
 P9 → 県と下北地域のコラボレーション
 P10 → むつ総合病院の概要、取組
 P11 → むつ総合病院の基本理念
 P12 → 医師確保のための将来ビジョン

  • MRICメールマガジンby医療ガバナンス学会
loading ...
月別インデックス