2006年07月10日のアーカイブ

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2006年07月10日

ベリー

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2006年07月10日 17:47

自営業者でもないと知らないことだと思うが
毎月10日は前月の所得税の納付期限である。
ということで、お昼前に金融機関へ行き、納付を済ませたら
お腹がグーっと鳴った。

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医療は水に浮かぶ船か?

投稿者: 中村利仁 | 投稿日時: 2006年07月10日 15:21

 こんにちは。
 外科医出身の研究者の中村です。医療政策、医療経済、医業経営を専攻しています。

 最近、医療というのは社会という水に浮かぶ船のようなものかと考えています。

 いくらよい医療体制を作ろうと思っても、水に船を浮かべる余力がなければうまく行きません。あまりに海が荒れてしまえば、船は木の葉の如く沈んでいきます。また、医療という船がいくら良いものでも、神ならぬ身の人間が作り出す以上、どこか欠けたものとなることは避けられません。沈まぬ船は望むべくもありませんから、これをどう上手に漕いでいくかが国民や政策立案者に問われています。

 船に乗り込んだ医者、看護師をはじめとした医療者、事務員や経営者、あるいは政治家や官僚にとっては、効率のためにはできるだけ多くの患者さんを運びたいところですが、あまりに積みすぎれば船は容易にひっくり返ることとなります。天候や海の荒れ具合を見ながら、適切な喫水を塩梅して船出する必要があります。

 自分の仕事は、船の周りをぐるぐると回りながら、船が沈みかけていないか、あるいはあまりにも積み荷が少なくないかを観察するようなものかも知れません。

 よろしくお願いします。

腰の痛みで悩んでいませんか?

投稿者: | 投稿日時: 2006年07月10日 14:39

今回は、番組取材から。

お尻から足にかけての痛み、いわゆる「坐骨神経痛」で悩んでいませんか?
そして、「この痛みはどうせ治らない・・・」「もう高齢だからしかたない・・・」と
あきらめていませんか?


国際医療福祉大学附属三田病院の福井康之先生にうかがいました。


坐骨神経痛を起こす原因の二大疾患は、
「椎間板ヘルニア」と「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」。

50歳以上の坐骨神経痛の多くは、「腰部脊柱管狭窄症」が原因だそうです。
ことしのお正月にタレントのみのもんたさんが手術したことでも話題になりました。

この病気は、一定時間歩いたり、立ったりするとお尻から足にかけてジーンと重い痛みが走り、
休むと痛みがひくという「間欠性破行(かんけつせいはこう)」が特徴的な症状。


そして「腰部脊柱管狭窄症」だと診断がついたら、
まず薬物治療や理学療法、ブロック治療などの保存的治療をおこない、
3ヶ月を目安に効果がみられない場合に、手術を検討します。

手術は一般的には1~2時間。
翌日からリハビリテーションを開始し、2週間くらいで退院でき、
デスクワークであれば退院直後から可能とは、意外なスピード感!


何よりも、もっともたいせつなことは「なぜ痛みが起こっているのか」という原因を
専門医に、正しく、診断してもらうことだそうです。

腰痛で悩んでいるかた、あきらめる前に一度専門医に相談してみてはいかがでしょうか。