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東京でのマギーズセンター開設に向け、多職種勉強会や情報交換が進むがん医療を拓く患者が自分に戻れる支援の場を作りたいがん患者が日常生活の中の困り事や悩みについて相談したり、自由に立ち寄って思い思いに過ごしたりできる場所「マギーズセンター」を東京に作ろうというプロジェクトが進んでいます。友人がいつでも気楽に立ち寄れる、英国発祥の相談支援施設です。現在は英国内に22カ所(7カ所は建設中)の他、世界中に広がり始めており、アジアでも香港にあります。 ほとんどが大規模公立がん専門病院のすぐ近くや敷地内に作られ、患者はもちろん家族や友人も、予約なしにいつでも立ち寄ることができます。 小規模でデザイン性の高い建物は、一歩中に入ると木のぬくもりに包まれ、受付もなく、スタッフやボランティアが制服を身に着けているわけでもありません。病院とは全く違った、まさに「家」の雰囲気です。 「家」にはキッチンとテーブルが中心的存在として用意されています。キッチンやダイニングには自然と人が集まるもの。お茶を飲んだりお菓子を食べたりしながら、患者同士やスタッフ、ボランティアとお喋りし、時間と空間を共有できます。 15人程が集まれる部屋では、運動療法士や栄養士による様々なプログラムが日々行われ、小部屋ではプライバシーを守りながら、がん専門看護師や心理療法士などの専門スタッフと、もしくは患者同士での個別相談ができます。 図書室で一人本を読むもよし、一日中オープンスペースでくつろいでも構いません。 発案者の「景観と建築、内装が一体となり、患者の不安を軽減する」という考えを反映した施設なのです。 その発案者は、造園家だったマギー・ケズウィック・ジェンクス氏。1993年、がんの再発・転移により、余命3∼4カ月と医師から告げらギーズセンター」は、がん患者とその家族や「マ231人の遺志からLOHASMEDICAL