ロハス・メディカルvol.136(2017年1月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2017年1月号です。


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免疫を全く持っていない人にウイルスが届くと、命に関わる可能性もあります。 特に免疫が弱まっているかもしれないのが、44歳以上で生後間もなく感染・治癒したという方と、現在26歳から43歳までの方です。 前者の年代の方は通常、自然感染によって強い免疫を持っているものなのですが、乳児期には母親から受け継いだ免疫が代わりに闘ってくれるので、その分、自分自身の免疫としては獲得できていない可能性があります。 後者は、現在2回接種になっている公的な予防接種を、1回しか受けていない人たちで疫を持っていても、感染を完全には防げないのです。そういう人たちは、典型的症状が見られず風邪と勘違いされがちな修飾麻疹を発症、それでも周囲の人への感染源にはなり得るので、自覚なく拡散することになります。 このような弱い感染も予防できる強固な免疫は、ほとんどの年代で8∼9割の保有率に留まっています(グラフ緑色)。以前かかったことがある人でも、強固に保っているとは限らず、「二度がかりなし」という過去の常識は通用しない時代になったのです。よって、海外からウイルスが持ち込まれた場合には、修飾麻疹の人を介して感染拡大してしまう可能性が高いのです。す。子育て適齢期のため、妊娠中の感染による流産・早産の可能性があります。しかも今から慌てても、妊婦は麻疹のワクチン接種を受けられません。0歳児も自費での接種は可能ですが公費接種は対象外です。 と、このように我が国は、海外からのウイルス持ち込みに対して弱いのです。全く免疫を持っていない方にとって過去の特集はWEBで!!HTTP://LOHASMEDICAL.JPは、大変に危険な状態と言うことすらできます。排除国だから、とお子さんの予防接種をパスするようなことは絶対にやめてください。 自分や家族が今どうなのか心配な方は、免疫の状態を調べてみる(抗体検査)か、予防接種してしまいましょう。かかりつけ医や自治体、保健所などに相談してみてください。LOHASMEDICALVIEW©ロハスメディア2017(無断転載禁止)〒107-0062東京都港区南青山2-2-15 ウイン青山616 株式会社ロハスメディア内 ☎03-5771-0073「ロハス・メディカル」編集部:ARTDIRECTION&DESIGN:HOSOYAMADADESIGNOFFICEPRINTEDINJAPAN 株式会社テンプリント読みやすい大きな活字。購読・登録でTポイントたまります。HTTP://MAINICHI.JP/お問い合わせは0120-460-012毎日新聞はロハス・メディカルを応援します!バックナンバーは、すべて電子書籍として無料公開しています。ご活用ください。ロハス 医療検索


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