ロハス・メディカルvol.135(2016年12月号)

ロハス・メディカル2016年12月号です。リン酸探検隊パン花粉症の舌下免疫療法、睡眠と性差、頭を使って空腹の時はトレーニングを、有酸素運動と血管内皮の機能の関係、カルシウムサプリの心臓への悪影響、予防接種って何なの3、オプジーボの光と影7など


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思います。 呼吸器内科では医師15名が4チームに分かれ診療を行っています。各チームが、ベテラン、中堅、若手で構成されており、私はそのうちの1つのチームに所属、指導していただいています。直接指導していただいているのは3年目(呼吸器内科医とし月に仙台厚生病院臨床研修医になった藤井梨絵です。消化器内科で3カ月、循環器内科で2カ月、呼吸器内科で2カ月と、研修してきました。今回は呼吸器内科での研修についてお話したいとては1年目)の女性です。 一日は、曜日によって異なるカンファレンスで始まります。その後は先輩医師と一緒に担当患者さんの回診を行い、血ガス採血、胸腔穿刺、胸腔ドレナージ、中心静脈路確保など多くの手技を含めた病棟業務、気管支鏡検査の介助を終え、再度夕方に病棟回診をした後チームでカンファレンスを行い業務終了です。 担当患者さんの人数は、約5∼15人。その中でも、気管支喘息や肺炎、気胸など、将来どの科に進むにしても診療できなければいけない患者さんに関しては、主治医となり勉強させていただいています。 ありがたいことに、病棟業務においては医師だけでなく周りの看護師さんが非常に丁寧にサポートしてくださっています。患者さんに変化のあった際には私にその旨を伝え、分からないことに関しては「上級医の先生はこういう風にしていますよ」などと助言してくださいます。 先輩医師は、チームの先生から「3年目とは思えない戦力」と言われています。私が独り立ちすべき所では、適度身近に目標出来て毎日が楽しく充実仙台厚生病院物語4な距離感を保ってサポートしてくださいます。落ち込むような時には「藤井ちゃん頑張れ、次はいける、やってみるんだ∼!」と、笑顔で背中を押してくださいます。同じ失敗のないよう原因を教えてくださり、再度チャンスを与えてくださることで、私も少しずつ自信がついてきました。 11月からは外科研修です。これまで学んできたことを活かし、周囲の方々への感謝を忘れず勉強していきたいと思います。【広告】提供:仙台厚生病院藤井梨絵/岡山県出身、横浜市立大学出身気管支鏡の練習中第8回


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