ロハス・メディカルvol.115(2015年4月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年4月号です。


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右上/マギーズセンターに倣った木のぬくもり溢れる空間右下/生活上の困りごとから病気の悩みまで親身に相談に乗る上/地域の人々の憩いの場にもなっている暮らしの保健室訪問看護師と患者出会って急加速マギーズ東京プロジェクトが発足したのは、昨年5月のことです。がん専門病院が多く集まる湾岸地域で、今年初夏の着工をめざしています。 建築関連費用だけでも3500万円の寄付金を集めなければならず、いきなり造るのは無理でないかとの見方もあったのですが、手始めに施設内装費分の700万円をめざしてクラウドファンディング※を行ったところ、2カ月で1100人の賛同者から2200万円以上集まりました。その他の寄付も合わせ、実現に近づいています。 この大きな流れは、共同代表である秋山正子氏と鈴木美穂氏、それぞれの思いと経験が出会ったところから生まれました。 看護師である秋山氏は25年以上も前に末期がんの姉の自宅療養を実現させた経験から、訪問看護の必要性を実感し、以来、ライフワークとして携わっています。 「20余年の間に、入院期間は短縮されて、外来治療が増えました。待ち時間と治療時間は長いのに、じっくり医療者と話せる時間はむしろ減っています」。自分の人生を自ら決めて進むためのサポートを得られず、医師に促されるままに治療を開始し、続けている患者も少なくありません。 「それに、手先が痺れてボタンがはめられないとか、味のマギーズセンターを日本にも造ろうというこLOHASMEDICAL


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