ロハス・メディカルvol.126(2016年3月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2016年3月号です。


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質が良くなると分かってきました。 例えば、不眠を訴える高齢者に週に4日、軽い自転車運動やウォーキング(1回30〜40分)を16日間続けてもらったところ、寝つきが良くなり、睡眠時間も長くなりました。日本人高齢者約1万人を対象とした研究でも、週5日以上のウォーキング(1日あたり切なタイミングで適度に運動すると、睡眠の適心地良い眠りには運動も重要です。ただし、何かを気負って始めないでも、毎日の家事を頑張るだけで充分みたいです。3昼に体を動かしてすんなりぐっすり歳をとっても快眠30分以上)や運動習慣がある人では、寝つきの悪さや中途覚醒を訴える率が低いことが示されています。また、運動習慣がないと、睡眠時無呼吸症候群の重症度が高くなることも報告されています。 運動が快眠をもたらす要素の一つは、前回も紹介した午後の体温上昇です。 前回は、寝る2〜3時間前2入浴と同じ効果


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