ロハス・メディカルvol.126(2016年3月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2016年3月号です。


>> P.7

出典:平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業 美容的ヘルスケアサービス提供による介護費用削減効果の検証プロジェクト 調査報告書 経産省の平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業として行われました。 2014年7〜9月もしくは10〜12月の3カ月間、介護福祉施設の入所高齢者、回復期リハビリテーション病院に入院している高齢患者、急性期病院に外来通院している高齢者、地域在住の高齢者を対象に、それぞれ月2回、美容教室を開催してスキンケア(肌の手入れ)のための乳液を配布、対象者は原則毎日、自宅でスキンケアに取り組みました。 その結果、冒頭の効果が見られ、外出の頻度も比較対照群に比べて高く維持されました。※日常動作の自立に加えて、①掃除や食事の準備など道具を操作しての家事、金銭の管理を行う手段的自立、②新聞や書籍を読み、会話を楽しみ、楽しませるといった知的能動性、③他人を思いやる、相談に乗る、若い世代との積極的な交流などの社会的役割、の3つがどの程度できるかで判定される。実験の詳細LOHASMEDICALVIEWうわけです。身だしなみに気を遣えば人に褒められ、認められたことが嬉しくてますます気を遣うという好循環が生まれるようです。 「男女が一緒になって披露し合った方が、どうやら盛り上がるようです。女性は元気良くお喋りですし、男性も女性から色々指導を受けながら『女性は大変だねえ』『こんなことやったことないよ』などと言いながら、まんざらでもない様子でした」 不自由を「不幸」と取ってしまうのか、それとも「不便だけど何とかなる」と思うのか。気の持ちようで現実に体の動きも調子も違ってくるのなら、一歩踏み出すきっかけとして、身だしなみを整えて街に出てみるというのは、手軽で楽しい素敵な手法と言えそうです。とても健康だまあ健康な方だあまり健康ではない主観的な健康感健康ではない0.05.00.5%10.015.020.025.035.030.040.0(%)要介護発生率2.7%14.7%35.3%7主観的な健康観と要介護の発生状況


<< | < | > | >>