ロハス・メディカルvol.135(2016年12月号)

ロハス・メディカル2016年12月号です。リン酸探検隊パン花粉症の舌下免疫療法、睡眠と性差、頭を使って空腹の時はトレーニングを、有酸素運動と血管内皮の機能の関係、カルシウムサプリの心臓への悪影響、予防接種って何なの3、オプジーボの光と影7など


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の生活習慣病を進展させ、そうした生活習慣病が血管を傷めるという形で間接的に動脈硬化を進展させると知られています。 実際、欧州白人(4310人、女性53%)と南アジア人(1164人、女性48%)を対象とした研究で、肥満度(BMI)やウエスト径、耐糖能動不足は、高血圧や糖尿病、脂質異常症など運血管には、動脈硬化を防ぐ仕組みも備わっています。適度な運動は、その仕組みを助けます。8有酸素運動で高まる防御力血管を守る異常(糖尿病予備群)、脂質代謝異常といった動脈硬化のリスク因子が、身体運動量によって変化する(人種差・男女差あり)と報告されています。 加えて、運動は、血管の機能そのものにも影響を与えることが分かってきました。 これまで何度か見ていただ8血管内皮の機能


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