ロハス・メディカルvol.137(2017年2月号)

ロハス・メディカル2017年2月号です。睡眠と免疫の関係、水晶体とオートファジー、体幹トレーニング、血管の傷みが分かる検査、亀田総合病院事件、小松秀樹、がん対策基本法の狙い、オプジーボの光と影9など


>> P.21

LOHASMEDICALVIEW助率が10分の5だったという理由で減額すると通告されていた)2015年度予算について、最初の説明は金がなくなったということでしたが、この日は、予算がゼロだという。執行が留保されていたと。この3カ月前に活動について報告し、前年の合意を再確認しているんです。国から来た金で単年度予算ではないんです。3年間の総額が決められている。合理的理由なしに予算をゼロにする権限はありません。自分たちが出したくなかっただけだと思います。梅村へぇー、先生が追及しなかったら、その金どうするつもりだったんですかね。小松流用するつもりだったんでしょう。亀田が請求しなかったから他に使ったんだよということにしたかったんでしょう。梅村でっち上げですね。小松それで、翌年度の金については、県議会で決まる必要があるから2月にならないと分からないと言うんです。そもそも、2014年3月10日には、最初の担当者から、3年間の予算の割り振りを伝えられていました。県議会がどうのこうのとは言われていませんでした。そもそも金は国からきているし、単年度予算ではありません。県議会が絡むにしてもクリティカルではないと理解していました。それが、最終年度の2月まで決まらないという。まだ流用をあきらめてないと思ったんです。そんなんだったら事業をできないから、流用をあきらめさせるために、事の経緯を実名入りで書いて、MRICに載せました。そうしたら亀田さんたちから、私の厚労省に対する批判と千葉県に対する批判をやめさせろ、そうしないと補助金を配分しないぞと脅されたと、だからやめてくれと頼まれたんです。梅村その脅しっていうのは、千葉県の医系技官から亀田先生の所へ行ったんですか。小松いや、厚労省って言ってました。厚労省が皆怒ってるぞ、と。で、それが誰かというのを、亀田の別の幹部が話すのを聞いたという人から私が教えてもらったのはイノウエハジメ課長が圧力をかけてきた、と。厚労省の幹部名簿を確認すると、結核感染症課長が井上肇氏で、私が亀田に行った時、千葉県に部長で出向してきていた医系技官で県を言論で批判したら経営者に向かった補助金での脅しした。この弁護士と相談して千葉県に情報開示請求もしました。金が東千葉メディカルセンター(後述)に流用されているかもしれないと思ったからです。私が文章を書いて千葉県を批判する。それだけして、補助金返上を受け入れないで放っておいたら向こうが折れてくるに違いないと。梅村それ、どこに書いたんですか。小松MRICです。梅村ああ、読みました。MRICって影響力ありますでしょ。5万人くらい読んでるという話ですよね。で、どうなりましたか。小松予想通り折れてきました。その時の向こうの話は、録音してます。梅村ああ、そうなんですか。やっぱり威圧する感じなんですか。小松その時は、「補助率は10分の10でした、お金はそっくり残ってます」と。(2014年度予算については、補


<< | < | > | >>