ロハス・メディカルvol.138(2017年3月号)

ロハス・メディカル2017年3月号です。リン酸探検隊は本丸の練り物に、体幹トレーニング、長生きを喜ぶ日本へ戻ろう、女性に増える糖尿病、摂るべし新鮮な魚油、主治医との話し方、抗生物質って何?、梅村聡と小松秀樹、都会の公園にも森林浴効果、点眼は間隔と順番が大事など。


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山口 研修医のすべきことが4月に比べたら見えるようになって、自分の足りない所も改めて分かるようになってきました。学生の時には地味に思えて注目してこなかった部分、例えば病棟で看護師さんからよく訊かれること、基本的なものはできる前提で後期研修が院の3人の臨床研修医は間もなく2年目に入ります。山口健太医師と藤井梨絵医師に1年目を振り返ってもらいました。津守孝彦医師は、外部連携病院で研修中のため残念ながら不参加です。スタートするので、むしろその様々な基本的なことを勉強したくなっています。藤井 何を勉強したいのか具体的に見えてきて、その量の多さに気づいたところです。間もなく後輩が入ってきますが、何か訊かれた時に答えられるようにしないと、と思っています。自分自身が、2年目の先輩は内科全般について基本的なことは知っているものと思っていたので、それを後輩から求められるだろうな、と身が引き締まります。山口 研修そのものには、かなり満足しています。当院の先生方は、できていないということだけでなく、できない所を的確に見抜き指摘してくださるので、回数を重ねればより正確に手技ができるようになるという安心感が大きいです。ただ、振り返ってみると、もっとうまくできたら良かったなという科もあります。藤井 失敗したなという経験は3人全員にあって、こういう場面ではこうするべきだったというのを情報共有しています。後輩にも伝えていきたいと思っています。山口 大学や研修医の多い病失敗もあったけどすべきこと明確に仙台厚生病院物語当院と違い、研修医指導に先生方が全員慣れていらっしゃるわけではないので、関係性をしっかり築いた上で勉強させてほしいという姿勢を見せないと、うまくいかないこともしばしばです。藤井 そう、やる気をしっかり見せないと。山口 でも、勉強したい気持ちが先行し過ぎると、他のスタッフも忙しくしているので業務全体の流れが滞ります。案配がとても難しいです。藤井 空気感を読んで。今何を必要とされているか見極めて行動するようにしています。山口 コミュニケ︱ション能力が大事って、こういうことなんだなと思います。 3人の研修医は、入職時から大きな進化を遂げ、立派に業務へ取り組んでいます。先輩となる2年目のさらなる活躍が期待されます。【広告】提供:仙台厚生病院山口医師(左)と藤井医師2第11回


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