ロハス・メディカルvol.138(2017年3月号)

ロハス・メディカル2017年3月号です。リン酸探検隊は本丸の練り物に、体幹トレーニング、長生きを喜ぶ日本へ戻ろう、女性に増える糖尿病、摂るべし新鮮な魚油、主治医との話し方、抗生物質って何?、梅村聡と小松秀樹、都会の公園にも森林浴効果、点眼は間隔と順番が大事など。


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過去の特集はWEBで!!HTTP://LOHASMEDICAL.JPLOHASMEDICALVIEW者さんの行動変容によって医療機関の生死も決まってくるので、そこを生かせるような仕組みにすることが、結果として良い医療機関が残っていくことだと思うんですよ。小松厚労省は、医療の良し悪しどころではない。後期高齢者医療にとてつもなく金がかかって、医療制度というか、日本の財政がもたなくなっているんです。医療費を削減するんだったら、混合診療にするとか、保険診療でカバーしない部分を作るとか、地域によって診療報酬を変えるとか、やり方はいくらでもあります。年間3000万円もする抗がん剤まで保険診療でみていると破綻するのは当たり前だし、鼻風邪を保険診療でみる必要はありません。厚労省というか医系技官は、あらゆるものを保険診療に組み入れて統制したがります。計画経済なんですよ。計画経済だと中央が権力を持つようになります。マグロが儲かるとなれば裏で金を出す所が出てくる。真面目なところが痩せていく。計画経済って、専制になり腐敗するんですよ、最終的にシステム全体が腐ってサービスの質と量が下がる。梅村そうですよね。先生が主張されている意味がよく分かりました。注目していますので、これからもお体にお気をつけてご活躍ください。イカ食べた後にマグロを食べに行けるように連携しようとか(笑)。考えたら結構難しい作業ですよ。小松地域として他よりたくさんトロを食べるのは許されません。地域のマグロ、アナゴの売れ行きを全国統一基準で推計して、地域の供給量を決めます。リハビリ病院なんかだとアナゴ屋さんみたいな専門店ですが、普通の病院だと、あなたの所は、マグロこれだけ、アナゴこれだけと、1日の配分量と決めると。しかも全体として配分量を下げる。戦時中の食糧配給ですよ。いやウチはマグロに力を入れたいから、もっとマグロをちょうだいよと言っても、みんなで会議して一堂に何個何個というのを押し付けているという感じじゃないですか。梅村で、それだけのマグロしか渡さないというね。そうじゃなくて、おいしい店には皆集まるし、マズイ店は潰れるわけですよね。だから、患©ロハスメディア2017(無断転載禁止)〒107-0062東京都港区南青山2-2-15 ウイン青山616 株式会社ロハスメディア内 ☎03-5771-0073「ロハス・メディカル」編集部:ARTDIRECTION&DESIGN:HOSOYAMADADESIGNOFFICEPRINTEDINJAPAN 株式会社テンプリント読みやすい大きな活字。購読・登録でTポイントたまります。HTTP://MAINICHI.JP/お問い合わせは0120-460-012毎日新聞はロハス・メディカルを応援します!バックナンバーは、すべて電子書籍として無料公開しています。ご活用ください。ロハス 医療検索


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