ロハス・メディカルvol.111(2014年12月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2014年12月号です。


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地域で人気の抹茶カフェ“いっく”住職の法話に聴き入る鹿野久美さん(社会福祉法人鶴寿会・介護支援専門員)「認知症にやさしい社会」を合言葉に活動するNPO法人ハート・リング運動。お問い合わせは、INFO@HEARTRING.OR.JP か、03-3582-8100 まで。LOHASMEDICALVOICE第13回「私の次の夢はですね⋮⋮」と常に現状に満足はしていないご様子。「もっと喜んで利用してもらえる事業所になるためには」と、与えられた条件の中で自分たちには何ができるだろう⋮⋮と、いつもアイデアを練っていることが伝わってきました。 驚いたことに、毎月25日には近くの道場からご住職が法話にやって来ます。事業所利用者だけでなく地域のどなたでも聴きに来ることができ、みんなでお経をよんだり、今月の良い話に聴き入ったりします。邪魔します」と、恐るおそる民家風の玄関ドアを開けた瞬間に、「お待ちしていました∼」と明るく出迎えてくださる職員の方の声と、アットホームで明るい雰囲気に引き込まれました。 石川県の有名な観光地、山代温泉の一角にある小規模多機能ホーム「ききょうが丘」を訪ねました。 昨年あるシンポジウムで紹介されていたことから、いつか見学に行きたいと考えていました。事業所管理者の鹿野久美さんとお話しできたのはわずか30分ほどでしたが、ハート・リング運動 事務局長早田雅美 毎月10日には、お抹茶とお菓子のお抹茶カフェです。やはりご近所の方も参加されるそうです。 加賀の国という地域性もあるのでしょうが、こうした自由な発想や鹿野さんとスタッフの皆さんの前向きな気持ちが、自然に明るさや温かさを作り出すのだろうと感じずにいられませんでした。 厚生労働省のWEBサイトには、最近の小規模多機能型居宅介護に求められる考え方として、施設への「通い」を中心として短期間の「宿泊」や利用者の自宅への「訪問」を組み合わせてサービス提供し、家庭的な環境と地域住民との交流の下で日常生活上の支援と暮らしの継続ができるように支援すること、とあります。それを翻訳して実践する人のアイデアや「夢」によって居心地も大きく変わるのかもしれません。地域に溶け込む小規模多機能ホーム「お29LOHASMEDICAL


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