ロハス・メディカルvol.112(2015年1月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年1月号です。


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ンなど、条件さえ揃えばアクリルアミドは生じてしまいます。 というわけで、アクリルアミドを恐れて単純にジャガイモを避けるというのは、お勧めできません。ジャガイモは安価で、ビタミンCなどのビタミン類、カリウム、マグネシウム、鉄などのミネラル、皮に多く含まれる食物繊維、このコーナーでも以前にご紹介したフィトケミカルなどの栄養に富む素晴らしい食材です。上手に付き合っていきましょう。 料理の種類で言うと、肉じゃが、マッシュポテト、じゃがバター、皮付き粉ふきいもなど、揚げたり焼いたりしないものが、お薦めということになります。 そこで今回は高橋典子さんに、異なる3種類のじゃがいもを蒸して使う「カラフルポテトサラダ」を作っていただきました。彩で食卓が明るくなりますね。じゃがいも数種合わせて4個程度…今回はインカのめざめ、男爵、べにあかりの3種鶏むね肉50Gブロッコリー1/4束玉ねぎ小1/2個マヨネーズ大さじ3塩小さじ1/2こしょう適宜砂糖小さじ1/2じゃがいもは、芽や黒い部分などを取り除き、皮ごとよく洗い、大きなものは4分の1、インカのめざめなどの小さいものはそのままで、すべてを同じくらいの大きさに切り分ける。じゃがいも、ラップにくるんだ鶏肉を蒸し器にいれ、じゃがいもが柔らかくなるまで8分程度蒸す。さらにブロッコリーも加えて、2分ほど蒸す。蒸し器から出したら、ブロッコリーだけ冷水につけて冷まし、鮮やかな緑色を保つように色止めをする。鶏むね肉は、軽く酒(分量外)をふって、ラップでくるむ。ブロッコリーは、塊のままよく洗う。玉ねぎは繊維を断ち切るように横にうす切りにして、水にさらして絞って辛味を抜く。蒸し上がったじゃがいもは皮ごと一口大に切り、ボウルに入れて、軽くつぶす。そこに、細切りにした鶏肉、小分けにしたブロッコリー(茎の部分も、固い皮を剥いて、刻んで入れる)、玉ねぎを加え、マヨネーズ、塩、こしょう、砂糖を加えて、よく和える。材料(2人分)作り方13245カラフルポテトサラダ作成:料理研究家 高橋典子HTTP://WWW.NONNONCOOKING.COM/LOHASMEDICALVIEWじゃがいもは、いくつかの種類を混ぜて使うと、見た目もきれいで、味もよくなります。よく洗い、皮ごと蒸して、栄養のある皮ごと使いましょう。皮の食感も気にならず、おいしくいただけます。LOHASMEDICAL


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