ロハス・メディカルvol.112(2015年1月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年1月号です。


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鎮痛補助薬※非オピオイド鎮痛剤非オピオイド鎮痛剤※弱オピオイド非オピオイド鎮痛剤※第1段階第2段階第3段階※必要に応じて使用します痛みが残っているまたは、新たな痛みの出現軽度から中程度の強さの痛みに用いるオピオイド強オピオイド中程度から高度の強さの痛みに用いるオピオイド痛みが残っているまたは、新たな痛みの出現がん医療を拓く痛みは医療用麻薬で楽になろうがんでは多くの患者が痛みを経験します。大切なのは、痛みの性質と強さに合った適切な薬を使うこと。特に近年は医療用麻薬の開発が進み、便秘など副作用への対応も進んでいます。生じる可能性があります。末期には75%以上の人が(激しい)痛みを経験するとも言われ、新たに診断された人でも25∼30%が痛みを自覚しています。 典型的な痛みの原因は、浸潤、転移、圧迫など「がん自体による痛み」で、主として固形がんや、血液がんでも骨転移などの場合に生じます。近年では化学療法の発展に伴い、「治療に伴う痛み」の対策も増えてきています(次項コラム)。  がん本体の治療に専念し、充実した毎日を送るためにも、痛みを我慢する必要はありまんによる痛み(がん疼痛)は、どの病期でもが20強い麻薬も怖くないWHOによる「3段階除痛ラダー」LOHASMEDICAL


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