ロハス・メディカルvol.113(2015年2月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年2月号です。


>> P.12

タンパク質の働きます)で、フレイル※の中核を占めるサルコペニアの概念を紹介しました。定義に入っていたのが筋肉量の減少でしたね。 さて問題です。なぜ筋肉の量が減ると良くないのでしょうか? 動きづらくなるんだから当たり前だろう、と怒らないでください。号(『ロハス・メディカル』のサイトで読め前高齢になったら粗食が良いという説、聞いたことありますよね。でも、寝たきりを遠ざけたかったら、タンパク質をたくさん摂らないとダメです。4努めて摂るべしタンパク質寝たきりを遠ざける運動と栄養※フレイル:高齢になって筋力や活力が衰えた段階。高齢者の多くは、フレイルの段階を経て、要介護状態になるので、早期発見をして対処することが大切と言われています。英語ではFRAILTY(フレイルティ)ですが、日本老年医学会では「フレイル」と呼ぶことを提唱しています。体の材料筋肉、内臓、骨、皮膚・髪・爪、血液 すべて主成分はタンパク質です酸素や栄養の乗り物いわゆる輸送タンパク質です体の働きを制御ホルモンや酵素は主にタンパク質です免疫の武器抗体もタンパク質ですLOHASMEDICAL


<< | < | > | >>