ロハス・メディカルvol.114(2015年3月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年3月号です。


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本人(介護者)看護ステーション緩和ケア施設病院その他在宅医福祉保健行政市民団体在宅医ネットワーク主治医患者家族会NPOピュア●在宅ケアを支援し、必要な情報を 広く収集し、提供する●医療間の連携・協力体制づくりへ の働きかけを行う●医療・福祉・保健などの 連絡調整を行う ●在宅ケアの調査・研究を行い、 行政や関係機関へ提言する ●在宅ケアの普及啓発に努める●地域ネットワーク構築を推進する ●本人と介護者の「自律」を支援するがん医療を拓く最期の場所選べる社会に患者や家族が大変な努力をしなくても自宅で最期を迎えられる社会に向け、地道な活動を14年間続けているNPO法人が千葉県にあります。す。厚生労働省の「人口動態調査」によれば、2012年に65歳以上の高齢者が亡くなった場所は、病院・診療所が約8割と大半を占め、自宅は11・8%に留まりました。 しかし、多くの人が、本心では自宅での最期を望んでいます。 2012年に行われた内閣府の「高齢者の健康に関する意識調査」によれば、「治る見込みがない病気になった場合、最期はどこで迎えたいですか」という質問に対し、最も多かった回答が「自宅」で54・6%を占めました。2位「病院などの医療施設」27・7%の2倍です。夫や妻として「最期をどこで迎えさせてあげたいですか」に「自宅」を挙げた人も57・7%と、「病院などの医療施設」28・0%の、やはり2倍でした。日、日本では多くの人が病院で最期を迎えま今22LOHASMEDICALNPOピュアのめざす体制


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