ロハス・メディカルvol.115(2015年4月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年4月号です。


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本誌責任者が書きました『幸運のカーボン醜いアヒルの子が金の卵を産むまで』川口恭著ISBN:978-4990600877本体価格:1500円ご予約・ご注文はAMAZON、もしくはお近くの書店で(鍬谷書店取次とお伝えください)『幸運のカーボン醜いアヒルの子が金の卵を産むまで対がん10カ年総合戦略から30年』『がん研が作ったがんが分かる本第2版』近日発売!!大部分を書き、また誌面全体の最終チェックをしていたのが、私、編集・発行人の川口恭です。皆様に正体を明かしてご挨拶するのは初めてのことになります。 これまでに何冊か、他の記者などが書いた書籍を編集者として世に送り出して来ましたが、この度、初めて自分で書いた書籍を出版することにしました。 昨年6月に、治療開始から20年を迎えた放射線医学総合研究所(放医研、千葉県)の重粒子線によるがん治療装置HIMACを題材にとりました。昨年の5月号から32頁版本誌で連載を続けていたものをまとめ、大幅に加筆し再構成したものです。 HIMACで行われてきた炭素イオン線によるがん治療は●日本が世界を圧倒的にリードしている。●効果が高く、多くのがんで手術と同等以上の成績を残している●極めて安全●陽子線とは全く別の物で、多くのがん患者さんに福音をもたらすはずのものです。ただし、当初は予算泥棒扱いされていた「醜いアヒルの子」で、人・時の幸運が連鎖した結果「金の卵を産む白鳥」となったのです。 しかし、医師ですらその現状を知らず、未だに怪しい治療法扱いしていることが少なくありません。そればかりか、この大事な「金の卵を産む白鳥」は、医療界や厚労省の内輪の論理で、雄飛の機会を奪われ「カゴの鳥」になりかけています。 ぜひ、HIMACを産み出した先人たちの偉大さと、その素晴らしい遺産が、多くの国民の気づかないうちに食い潰されてしまいかねない現状を知っていただきたいと思います。ハス・メディカル』創刊以来、署名のない記事の『ロLOHASMEDICALNOWPRINTING


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