ロハス・メディカルvol.115(2015年4月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年4月号です。


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お蔭様で好評・好調公益財団法人がん研究会 監修株式会社ロハスメディア 編集発行ISBN:978-4990600860本体価格:800円『がん研が作ったがんが分かる本第2版』LOHASMEDICAL第46回ナビタスクリニック理事長久住英二くすみ・えいじ●1999年、新潟大学医学部卒業。虎の門病院に勤務した後、東大医科研先端医療社会コミュニケーションシステム部門に所属、2008年6月、立川駅の駅ビル「エキュート立川」で開業。内閣府の規制・制度改革仕分け人でもあった。世話になっている方から依頼を受け、その方のお嬢さんが通っている小学校で、人権教育の一環として『いのちの授業』をしてきました。全校生徒が800人を超える最近では珍しいマンモス校で、3学年ずつに分けて1時限ずつでした。 『いのちの授業』は中学生を対象に、肉腫患者で2月に10年生存を達成された吉野ゆりえさんと、2人で一緒に4年間続けてきたものです。初めて小学生を対象にすることから、講師2人だと頭が混乱するかもしれないので、吉野さんと相談のうえ私が1人で担当しました。 授業では、インフルエンザという身近な感染症を通じて、自分や、友達、家族の命を守るためのルールについて話しました。ほとんどの児童にインフルエンザ罹患経験があり、またワクチン接種率も高いということが分かりました。 この他、咳エチケットについて紹介し、また、医療者の役割はあくまでも患者さんのサポーターで、どんな治療を望むのか、よく話し合って決めていかなければならないというようなことも話しました。 児童は私語なく、前のめりの姿勢で聴いてくれ、質問も積極的にしてくれました。 行くまでは、飽きられてしまったらどうしようと少し心配していたので、熱心に興味を持ってくれて、正直なところ、びっくりしました。 医師は、検診だけでなく、義務教育課程の保健教育に積極的に関わることで、健康に対する意識付けを変えることができるのではないか、と感じました。おLOHASMEDICALVOICEHTTP://LOHASMEDICAL.JP©ロハスメディア2015(無断転載禁止)〒107-0062東京都港区南青山2-2-15 ウイン青山616 株式会社ロハスメディア内 ☎03-5771-0073「ロハス・メディカル」編集部:ARTDIRECTION&DESIGN:HOSOYAMADADESIGNOFFICEPRINTEDINJAPAN 株式会社テンプリント読みやすい大きな活字。購読・登録でTポイントたまります。HTTP://MAINICHI.JP/お問い合わせは0120-460-012毎日新聞はロハス・メディカルを応援します!32頁版本誌を、毎月1冊1年間2500円(税・送料込み)、毎月5冊1年間5000円(税・送料込み)で定期購読できます。郵便振替 00150-7-668818 (株)ロハスメディア振替用紙の記入欄に、住所・氏名・電話番号を忘れず書いて、ご入金ください。WEBサイトからもご注文を承っています。定期購読できます。バックナンバーを電子書籍で公開中!!HTTP://LOHASMEDICAL.JPロハス(LOHAS)は、LIFESTYLESOFHEALTHANDSUSTAINABILITYの頭文字からできた言葉です。直訳すると「健康的で持続可能な生活様式」となります。


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