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50010001500200025003000350005001000150020002345620032004200520062007200820092010201120122013(人)(年)20032004200520062007200820092010201120122013(年)20032004200520062007200820092010201120122013(年)(人)(%)男性65歳以上男性65歳以上女性65歳未満女性65歳未満男性女性男性女性LOHASMEDICALVIEW伴わない病死および外因死」が7440件、そして独居者の自宅での「診療を伴わない病死および外因死」、つまり孤独死が4515件となっています。つまり、自宅死亡のうち34%が孤独死ということになります。 先ほどのデータと東京都の現実を考え合わせると、在宅死が都市部で多い理由の一つが孤独死の増加にあるのではないかという疑念が浮びます。 過去10年間の東京都区部での孤独死数の推移を東京都監察医務院のデータから見てみましょう(図1)。過去10年間で、男性の孤独死は1985名から3090名に、女性の孤独死は876名から1425名に増加しています。特に、65歳以上の高齢者での増加は顕著で、男性で799名から1740名と倍以上、女性で642名から1129名とこれも倍近くにまで増加しています(図2)。この間、全死亡数はここまで増加していないので、65歳以上の全死亡に対して孤独死が占める割合も、男性で、3・2%から5・3%へ、女性で2・7%から3・6%に増加しているのです(図3)。 孤独死について詳細なデータが公表されているのは東京都区部のみで、他の地域の状況は分からないのですが、全国的に都市部では似たような状況にあると考えています。 それでは、孤独死の増加それ自体が問題なのでしょうか発見されないのが問題27LOHASMEDICAL図1東京都区部孤独死数の推移図2東京都区部年齢区分別孤独死数推移図365歳以上全死亡に対する孤独死の割合