ロハス・メディカルvol.117(2015年6月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年6月号です。


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じめまして! 北海道大学医学部医学科4年の箱はこやま山昂こうた汰、あらため「ぱこ」と申します。皆が右を向いている時、左を向きたくなってしまうような、天の邪鬼な性分です。この春から大学を2年分休学して、世界一周の旅を始めました。 高校までの18年間は、ずっと名古屋。旅が好きで、相棒の自転車と東海地方を縦横無尽に巡っていました。 仲の良い友達と遊ぶ場所は、とりあえず河原! 凧揚げをしたり、火薬ロケットを作って飛ばしたりしてました。そんなこんなで、将来はロケットのエンジニアになりたいと思っていて、「宇宙旅行のベンチャー企業を創る!」と意気込んでいました。 しかし。高校3年の夏休みになって、以前から気になっていた国際医療をしたいと思うように。宇宙と人類のどちらか迷い、結局決められなかったので、3つ下の弟にあみだくじを作ってもらいました。 「人生を決めるあみだくじだでな!」と念を押して、結果を見てみると⋮⋮、ロケットのエンジニアが出ました。 うーん。なんかもやもや。即座に「やっぱり今のなし!」と言いました。弟は「とんだ茶番だな!」とあきれ顔。 くじの結果を見て、なるだけ人の中に入っていく仕事がいいなと。進路を決めた時に思い出したのは、自転車の旅で出会ったおじさんの顔でした。宇宙の広大さより、人の広大さに浪漫を感じたのです。 私の将来の夢は、国際医療に従事してアフリカやアジアのどこかの国まるまる一つをHAPPYで満たすような仕事をすること! しかし、医学生の身分でどれだけ鼻息荒く意気込んでも、夢に近づくことは難しく、そもそも何がどれだけ必要なのか分かりません。そこで、「思い立ったが吉日」をモットーに色々なことに挑戦しています。何が将来の肥やしになるか分かりません。今回の世界一周も、「とりあえず、広い世界を見母子保健分野に興味を持つ!第1回妊婦体験しながら世界放浪してみせる!LOHASMEDICALVOICEは4LOHASMEDICAL


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