ロハス・メディカルvol.118(2015年7月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年7月号です。


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身体活動と効果の関係(概念図)身体活動の量や強度やった量効果健康リスクが下がる効果健康リスクが下がる健康リスク上限値上限値以下ならやった人誰にも恩恵がある多少低高やリ過ぎやった量 上限値を超えて「やり過ぎ」の領域に入らない限り、誰もがプラス10分の恩恵にあずかれるというわけです。 この概念図は、運動の強度についても当てはまります。宮地部長は「張り切り過ぎないで、つらくない程度の強度に留めることが大切です」と強調します。強過ぎる活動は長続きしませんし、下手すると「やり過ぎ」の領域に入って逆効果となりかねません(コラム参照)。 もし既にフレイル※の悪循環に入っている、もしくはサルコペニアが疑われるというイドを貫く考え方は下図のように示されます。つらくない程度の好きなことで充分ガ


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