ロハス・メディカルvol.122(2015年11月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2015年11月号です。


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目的地まで最短距離で行ける良て日々の活動量は変わるということが、ここ10年くらいの研究で明らかになってきました」と、東京医科大学公衆衛生学分野の井上茂教授は話します。 日常の活動量の大きな部分を占めるのは歩行で、つまり、そこで生活を営んでいるだけで自然に歩けてしまうため活動量が維持される街と、自然々人の努力とは別に、住んでいる場所によっ「個寝たきりを遠ざけるため、よく動きましょうとお知らせしてきました。重々承知だけれど、気づくと運動不足という方、それはひょっとして住んでいる場所のせいではありませんか13312住む街によって運動量は変わる寝たきりを遠ざける運動と栄養とは歩けないので意識して運動を加えないと病的不活発になってしまう街があるということです。 井上教授によれば、自然に歩けてしまうかどうかは、以下3つの要素が最も大きく影響すると分かっているそうです。①人口密度が高い②混合土地利用度が高い③道の連絡が良い ①は解説不要でしょう。②8道の連絡が良いと歩くようになる人口密度が高いと歩くようになる住居と商業施設、公共施設などが混在していると歩くようになる


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