ロハス・メディカルvol.125(2016年2月号)

患者と医療従事者の自律をサポートする月刊情報誌『ロハス・メディカル』の2016年2月号です。


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質からのカロリー摂取が10〜19%、▽高タンパク質群群タンパク質からのカロリー摂取が20%以上、に分けて18年間追跡した調査で、50〜65歳の高タンパク質群の総死亡リスクが低タンパク質群より74%も高くなりました。がんによる死亡リスクも4倍増加していました。ちなみに、中タンパク質群のがんによる死亡リスクは、低タンパク質群の3倍でした。これが66歳以上になると、逆に高タンパク質群で、総死亡リスクとがんによる死亡リスクが減少しました。タンパク質の由来ごとに細かく見ると、肉や乳製品など動物性のものは、総死亡リスクとがんによる死亡リスクを高めましたが、植物性タンパク質は影響しませんでした。 というわけで、適量に関する結論を出せるはずもない現状は、お分かりいただけたと思います。現段階では、全身の機能維持と心の健康のため、タンパク質にだけ注目するのではなく、あらゆる栄養素をバランス良く含む食事にすることをお勧めします。今回は高橋典子さんに、鶏肉と卵の良質なタンパク質を摂取できる「チキン南蛮丼」を作っていただきました。ご飯 4人分鶏胸肉 400G……大きめのそぎ切りで、 1人5、6枚になるように。◎マヨネーズ 大さじ3◎酒 大さじ4◎こしょう 適宜薄力粉 適宜……鶏肉にまぶす溶き卵 適宜……鶏肉をくぐらせるざく切りレタス、ミニトマト 適宜南蛮たれ鷹の爪の輪切り 小さじ1しょうゆ 大さじ4砂糖 大さじ2と1/2酢 大さじ2タルタルソースさらし玉ねぎみじん切り 30Gゆで卵 2個……粗みじん切りマヨネーズ 大さじ6砂糖 小さじ2塩 小さじ1/2〜1パセリみじん切り 小さじ2〜3チキン南蛮丼作成:料理研究家 高橋典子HTTP://WWW.NONNONCOOKING.COM/LOHASMEDICALVIEW鶏胸肉を叩いて薄くして、表裏の両面をフォークでたくさん刺してから、1切れ20G程度のそぎ切りにする。器に◎をすべて入れて混ぜ、肉をその中で1時間程度漬け込む。南蛮たれ、タルタルソース、それぞれの材料を混ぜておく。漬け込んだ肉に薄力粉をまぶし、よく溶いた卵にくぐらせ、そのまま170℃で3分程度揚げる。油から上げてからそのまま3分程度置いて、余熱で火を入れてから、南蛮たれに全体をまんべんなく漬ける。丼にご飯をよそい、その上にざく切りレタスを奥の方にこんもり乗せ、丼の中央に肉を高さを付けて盛り、南蛮たれをさらに上から小さじ1杯程度かける。肉の上からタルタルソースをかける。材料(普通盛り4人分程度)作り方123415


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