ロハス・メディカルvol.137(2017年2月号)

ロハス・メディカル2017年2月号です。睡眠と免疫の関係、水晶体とオートファジー、体幹トレーニング、血管の傷みが分かる検査、亀田総合病院事件、小松秀樹、がん対策基本法の狙い、オプジーボの光と影9など


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実際の年齢調整後の死亡率目標とする年齢調整死亡率年齢調整死亡率※(人)(人)人口10万人あたりの罹患者数人口10万人あたりの罹患者数心疾患19万6000人がん37万人肺炎12万1000人血管疾患11万2000人2001975H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27198019851990199520002005201019851990199520002005201030040050060070095.090.085.080.075.070.020030040050060070092.478.073.9罹患率が米国では下がっているのに、日本は上がり続けている男性女性女性全体全体男性アメリカ日本新たにがんと診断される人年90万人国民の死因の3.5分の1が、がんがんで亡くなる人年37万人死亡率が目標通りに下がっていない日本のがん死亡率目標と現実目標20%減実際15.6%減国民の25人に1人が、がん経験者90万人60251歳未満70代以上6018%60歳未満8%57%70代以上73%25%代6019%代年129万人年間死亡数その他37万人年国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」『年次推移』の『地域がん登録全国推計によるがん罹患データ』に基づき作成第59回がん対策推進協議会議事録より、がんサバイバーの数を約500万人と仮定。出典:国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」『年次推移』 がん年齢調整罹患率(山形・福井・長崎県のデータに基づく)出典:AMERICANCANSERSOCIETY:CANCERSTATISTICSCENTER:PER100,000,AGEADJUSTEDTOTHE2000USSTANDARDPOPULATION 国民の責務として、「がんの原因となるおそれのある感染症」の知識を持つよう努めることも増えました。 また、基本的な施策として、「がんの予防の推進」が、「国及び地方公共団体は、喫煙、食生活、運動その他の生活習慣及び生活環境が健康に及ぼす影響、がんの原因となるおそれのある感染症並びに性別、年齢等を考慮したがんの予防に関する啓発及び知識の普及その他のがんの予防の推進のために必要な施策を講ずるものとする。」となりました(太字が加えられた部分)。 米国で近年「がん罹患率」(年齢調整後)が下がる傾向を見せているのに対して、日本はまだまだ下がりそうもありません。ただ、米国の方が元々圧倒的に高いので、その点は割り引いて考える必要がありそうです。がん罹患を減らすためLOHASMEDICALVIEW26


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