ロハス・メディカルvol.139(2017年4月号)

ロハス・メディカル2017年4月号です。「口から人生を豊かに」特集スタート。初回は清潔6つのお得です。片切寛氏voice。口内炎も2週間続いたら要注意。血管を守る特集は最終回、中性脂肪で血管が傷む。抗生物質って何?。リハビリが続かない、どうしたら?リン酸探検隊も最終回。梅村聡氏と井上清成氏の対談ほか。


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たところで、その値を低く抑えるため心掛けるべきことを、これまでにご紹介したことも含めてまとめてみましょう。糖質を控えめに ご飯やパン、麺類などの主食類、砂糖たっぷりの甘い菓子など糖質の摂取過多は、中性脂肪値上昇につながります。「糖が脂肪に変わる」と理解している人も多いようですが、正しくは、エネルギー源として糖が使われやすくなる分、脂肪酸は余り、それが肝臓で中性脂肪へと合成されます。中の中性脂肪が多いと良くないことが分かっ中性脂肪値下げる方法アルコールも アルコール摂取は、脂肪組織からの脂肪酸の放出を促進させます。アルコールの代謝と脂肪酸分解は、共に肝臓で行われるため、アルコール量が多過ぎると、脂肪酸を分解し切れなくなります。結果、肝臓内で中性脂肪が大量に合成されることになります。この一部は肝細胞内に蓄積されて脂肪肝の原因となり、残りは肝臓外へ分泌されて血中の中性脂肪値を上昇させます。オメガ3 前回ご説明した通り、魚の油に多く含まれるオメガ3不血


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