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壊れて分かるありがたさ 慢性腎臓病、腎不全

20-1-1.JPG人体の約60%が水でできているという話を聞いたことがあると思います。
それだけ体内の水は重要な意味を持っているのですが、今回は、その水を正常・清浄に保っている腎臓のお話をしたいと思います。

監修/伊藤貞嘉 東北大学大学院教授
    小原まみ子 亀田総合病院腎臓内科部長

 体にこれほど多くの水(=体液)が含まれているのは、生命が元々海で生まれ、体内に海水を保持する形で陸に上がってきた、その名残であると少々ロマンチックに説明することができます。
 もちろん「海水浴」目的で体内に抱え込んでいるはずもなく、体液は生命現象に欠かせない様々な働きを持っています。そして、その働きを果たすには、体外の環境がどうであろうとも体液の成分・性質や分量がほぼ一定でなければなりません。
 このように体内環境が一定の状態に保たれることは、生命の基本的な性質であり、逆に言うと体液の成分・性質や分量が一定でなければ、生命にかかわります。
 では、私たちはどうやって体液の成分・性質、分量を一定に保っているのでしょうか。
 さあ、いよいよ腎臓の話に入ります。

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