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情報はすべてロハス・メディカル本誌発行時点のものを掲載しております。特に監修者の肩書などは、変わっている可能性があります。

風邪とインフルエンザを追い払う10のヒント

「とにかく薬が欲しい」だけなら、薬局へ。

 御託は分かった。でも、とにかく今日は用事があるから症状を何とかしたいのだ、というあなた。それだけの気力があるなら重症ではないでしょうから、医療機関へ行かずに薬局で済ませる手もありますよ。
 不快な症状は、免疫が頑張っている裏返しでもあります。症状をすべて消すという薬より、軽くしたい症状だけに特化した薬を選んだ方が、効果的です。
 簡単なのは、「鼻」とか「せき」とか、特定の効能が書いてあるものを選ぶこと。もう少し時間に余裕があったら、薬剤師に相談して最適の薬を選んでもらいましょう。


主な薬効成分とその働き

熱、痛み
●アセトアミノフェン
解熱に特化。小児には必ずこちら
●イブプロフェン
解熱に加え鎮痛作用も。インフルエンザや小児には使わない

鼻水、鼻づまり
●マレイン酸クロロフェニラミン
抗ヒスタミン剤。眠くなる人もいる
●塩酸プソイドエフェドリン
●ヨウ化イソプロパミド


●リン酸ジヒドロコデイン
効き目がシャープ。ボヤーっとするので自動車の運転などは気をつける
●ノスカピン
●塩酸メチルエフェドリン
●臭化水素酸デキストロメトルファン

のどの痛み
●塩化リゾチーム
抗炎症剤。卵アレルギーの人は禁忌
●トラネキサム酸

元気づけ
●無水カフェイン
一時的に楽になる
●ビタミン類

*漢方薬については、漢方特集をご覧ください。

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